『きみ波』が中国で公開へ
湯浅政明監督最新作『きみと、波に乗れたら』の中国上映が決定した。公開日は2019年8月7日(水) に決まり、二種類の中国版ポスターも公開された。公開されたポスターには、「七夕献映」との文字が踊っているが、中国では七夕は旧暦の7月7日にあたる8月7日を指す。
『きみと、波に乗れたら』は、6月にフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で長編コンペティション部門に正式出品されている。同月に開催された上海国際映画祭では金爵賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した他、7月にはカナダのモントリオールで開催されたファンタジア国際映画祭では、長編アニメ部門のグランプリにあたる今敏賞を受賞している。国際的に関心が高い作品だ。
北米公開は2020年
北米では、『未来のミライ』(2018) 『小さな英雄』(2018) などの配給を手がけたGKIDSが、『きみと、波に乗れたら』の配給を手がける。『きみと、波に乗れたら』は、新海誠監督最新作『天気の子』(2019) と共に北米では2020年の公開となる予定。なお、『天気の子』は2019年8月8日から香港で、9月12日から台湾で公開される。中華圏での日本アニメ人気がうかがい知れる上映スケジュールだ。
湯浅政明監督最新作
『きみと、波に乗れたら』は、『夜は短し歩けよ乙女』(2017) で第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、『DEVILMAN crybaby』(2018) で米クランチロール主催のアニメアワード2019 最優秀作品賞を受賞した湯浅政明監督の最新作。海外でも“『DEVILMAN crybaby』の監督最新作” として話題になった。日本では2019年6月21日に公開され、初週の週末興行成績では第9位にランクインしていた。果たして、中国ではどのような結果になるのだろうか。
『きみと、波に乗れたら』は、中国で2019年8月7日(水) に公開。