『DEVILMAN crybaby』米で2018年最高のアニメに
米アニメアワード2019の授賞式が開催
米時間2月16日(土)、米クランチロールが主催する“アニメアワード 2019 (CRUNCHYROLL ANIME AWARDS presented by Devil May Cry 5)”の授賞式が開催された。クランチロールは、日本のアニメを配信する巨大プラットフォームで、4,500万人の利用者と200万人の有料会員を抱えている。1月に15部門のノミネート作品が発表され、ファンによる投票で受賞作品を決定した。
『メガロボクス』と『DEVILMAN crybaby』に脚光
2019年のアニメアワードでは、SFボクシングアニメ『メガロボクス』が最多の8部門にノミネートされ話題を呼んでいた。『メガロボクス』に次ぐ7部門ノミネートを記録したのが、『DEVILMAN crybaby』。『あしたのジョー』連載開始50周年記念作品として製作された『メガロボクス』、『デビルマン』原作者・永井豪の画業50周年記念作品として制作された『DEVILMAN crybaby』の両作に注目が集まっていた。
最優秀作品賞は……
“アニメアワード 2019”の最優秀作品賞にあたる“Anime of the Year”に選ばれたのは、『DEVILMAN crybaby』。
The award for ANIME OF THE YEAR goes to…! #AnimeAwards pic.twitter.com/6wfv1xkICD
— Crunchyroll @ #AnimeAwards! ✨ (@Crunchyroll) 2019年2月17日
監督を務めた湯浅政明も最優秀監督賞 (Best Director)に選ばれた。各賞を発表したホストの多くが、『DEVILMAN crybaby』と『メガロボクス』の両作の名前を挙げて各賞の受賞作を予想していたが、最優秀受賞作でその名を呼ばれたのは『DEVILMAN crybaby』だった。同作が晴れて“2018年最高の日本アニメ”の称号を手にすることになった。ホスト陣は「デビルマンのうた」を熱唱し、司会者のクリスティーナ・ヴィーは、「トラウマをありがとう!」と授賞式を締め括った。
クランチロール “アニメアワード 2019”の受賞作品は以下の通り。
クランチロール “アニメアワード 2019”受賞作品
最優秀オープニング賞 (Best Opening Sequence)
「KISS OF DEATH」by 中島美嘉×HYDE, Toshifumi Akai with Atsushi Nishigori『ダーリン・イン・ザ・フランキス』
最優秀エンディング賞 (Best Ending Sequence)
「暁の鎮魂歌」by Linked Horizon, Masaki Tachibana『進撃の巨人』(第3期)
最優秀男性キャラ (Best Boy)
緑谷出久『僕のヒーローアカデミア』(シーズン3)
最優秀女性キャラ (Best Girl)
桜島麻衣『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
最優秀声優賞 日本語部門 (Best VA Performance JP)
宮野真守, 巽幸太郎役『ゾンビランドサガ』
最優秀声優賞 英語部門 (Best VA Performance EN)
クリストファー・サバト, オールマイト役『僕のヒーローアカデミア』(シーズン3)
最優秀ファイトシーン賞 (Best Fight Scene)
オール・フォー・ワン vs オールマイト『僕のヒーローアカデミア』(シーズン3)
最優秀主役賞 (Best Protagonist )
リムル=テンペスト『転生したらスライムだった件』
最優秀悪役賞 (Best Antagonist)
オール・フォー・ワン『僕のヒーローアカデミア』(シーズン3)
最優秀アニメーション賞 (Best Animation)
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』by 京都アニメーション
最優秀キャラクターデザイン賞 (Best Character Design)
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』, 岸田隆宏
最優秀継続作賞 (Best Continuing Series)
『ドラゴンボール超』by 東映アニメーション
最優秀監督賞 (Best Director)
湯浅政明『DEVILMAN crybaby』
最優秀映画作品賞 (Best Film)
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』by ボンズ
最優秀作品賞 (Anime of the Year)
『DEVILMAN crybaby』by サイエンスSARU
インダストリー・アイコン賞 (Industry Icon)
南雅彦
Source
Crunchyroll