『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』メイジー役イザベラ・サーモンが語る今後「反抗的な女性演じ続けたい」 | VG+ (バゴプラ)

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』メイジー役イザベラ・サーモンが語る今後「反抗的な女性演じ続けたい」

© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公開

「ジュラシック・パーク」シリーズ最新作で「ジュラシック・ワールド」三部作の最終章となる映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が2022年7月29日(金)に公開。衝撃のラストを迎えた前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018) の公開から4年、コロナ禍での公開延期を経て、ついに今年大注目の大作映画が日本に上陸する。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の監督を務めたのはコリン・トレヴォロウ。三部作の第一作目『ジュラシック・ワールド』(2015) 以来の登板になり、前作で見事な物語を描き出したJ・A・パヨナ監督からバトンを引き継ぐ。

出演陣はかつてない豪華さに。オーウェン役のクリス・プラットとクレア役のブライス・ダラス・ハワードの続投はもちろん、「ジュラシック・パーク」三部作からアラン役のサム・ニールやエリー役のローラ・ダーン、前作にも登場したイアン役のジェフ・ゴールドブラムも出演する。

そして、今回注目したいのは、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で鮮烈なデビューを果たしたメイジー役イザベラ・サーモンだ。イギリス出身のイザベラ・サーモンは前作でオーディションを勝ち抜いて出演を果たすと、本作『新たなる支配者』まで別の作品には出演せず、俳優としてのキャリアを「ジュラシック・ワールド」に捧げてきた。

『炎の王国』では、12歳にしてシリーズの常識を覆す人間のクローンという役を見事に演じた。2006年生まれのイザベラ・サーモンは、『新たなる支配者』の米公開直後に16歳になり、学業の傍らモデルとしての活動もスタート。俳優としての活動にも注目が集まるが、本人はどのように考えているのだろうか。

「反抗的な若い女性を演じ続けたい」

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』への出演に合わせ、イザベラ・サーモンは英Viewties Magazineのインタビューで今後の活動について聞かれている。「将来どんな役を演じたいですか」という質問に、こう話している。

反抗的な若い女性を演じ続けたいです。また、思春期の人の脳は大人とは違う風に動いていると思うので、ヤングアダルトの作品を追うのも好きです。感じ方も経験も全て違うので、それを映画で観るのは非常に面白いと思うんです。アクション映画も大好きで、スタントにとてもワクワクします。

「ジュラシック・ワールド」シリーズを完走したばかりのイザベラ・サーモンだが、まだまだ「反抗的な若い女性」を演じたいと話している。『炎の王国』では、反省しない人類に対し、“当事者”としてカオスに突き落とす重要な役割を演じた。一方で、ヤングアダルト作品やアクションにも積極的な姿勢を見せている。この先も俳優としての活躍を見ることができそうだ。

共演したい監督は?

イザベラ・サーモンは、米Mediumでのインタビューでは共演したい人物について聞かれ、こう答えている。

グレタ・ガーウィグの作品が大好きです。特に『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のような作品ですね。女性が書いた若い女性の物語を見るのが大好きなんです。私にとっては、それが若い女性が成長していく様子を最も正確に表現していると思うからです。ですから、いつか彼女と一緒に仕事をしてみたいですね。

イザベラ・サーモンが一緒に仕事をしたいと話すグレタ・ガーウィグはマンブルコア(低予算の自主製作映画)のムーブメントから生まれたスター。『ベン・スティラー 人生は最悪だ!』(2010) での演技は高く評価され、2014年にはベルリン国際映画祭で審査員を務めた。

グレタ・ガーウィグは2017年に公開された『レディ・バード』でアカデミー賞監督賞と脚本賞にもノミネート。2019年に監督・脚本を務めた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』では全米映画批評家協会賞監督賞、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞している。

¥2,037 (2024/04/25 15:28:19時点 Amazon調べ-詳細)

「反抗的な若い女性を演じ続けたい」と話し、「女性が書いた若い女性の物語を見るのが大好き」としてグレタ・ガーウィグ監督との共演を希望するイザベラ・サーモン。MCU「スパイダーマン」シリーズのMJ役で広く知られるようになったゼンデイヤはフェミニストであり、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021) など大作映画に次々と出演している。新世代を牽引するスター俳優が「ジュラシック・ワールド」から生まれることになりそうだ。

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は2022年7月29日(金)劇場公開。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公式サイト

インロック(Inrock)
¥1,210 (2024/04/25 09:14:26時点 Amazon調べ-詳細)

Source
Viewties Magazine / Medium

【ネタバレ注意!】『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のラストについての解説はこちらから。

【ネタバレ注意!】約30年ぶりに復活したルイス・ドジスンの歴史と伏線回収の解説はこちらから。

【ネタバレ注意!】唯一の人間側の恐竜であるブルーのこれまでの道のりについての考察はこちらから。

『ジュラシック・ワールド4』の可能性についてプロデューサーが語った内容はこちらから。

日本で目撃された恐竜の情報はこちらから。

 

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. ネタバレ考察 征服者カーンはどうなった?『アントマン&ワスプ:クアントマニア』から『シークレット・ウォー』に繋がるか

  2. ネタバレ! 犬のコスモの魅力とは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』で演じた俳優&ガン監督が語る

  3. スネークが帰ってくる! 『ニューヨーク1997』のリメイク製作が進行中。脚本家は「慎重につくる」 ファンの思い入れに配慮

  4. 追加映像ネタバレ解説『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション』ポストクレジットシーンは?