『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』恐竜は日本にも現れていた神奈川・広島・沖縄で目撃

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『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』恐竜は日本にも現れていた神奈川・広島・沖縄で目撃

ライター VG+編集部
更新日2022.08.5

『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』恐竜は日本にも現れていた神奈川・広島・沖縄で目撃

『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』公開！

映画『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』が2022年7月29日(金)より日本で公開された。本作は「ジュラシック・パーク」シリーズの第6作目にあたり、『ジュラシック・ワールド』(2015)から始まった三部作のラストを飾る作品。これまでにない恐竜たちも多数登場する。

『新たなる支配者』は、前作『ジュラシック・ワールド／炎の王国』(2018)で恐竜たちが世界に解放された後の物語。これまでのどの作品とも違い、恐竜たちが野に放たれた状態で物語はスタートする。

『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』の公開に合わせ、米配給のユニバーサル・ピクチャーズは「ディノトラッカー」という名のウェブサイトを公開。劇中では触れられていないものも含め、世界各地で目撃情報が確認された恐竜たちの分布と詳細情報を見ることができる。

恐竜の目撃情報収集サイト
「ディノトラッカー」オープン🦖

世界中の恐竜の目撃情報が確認可能❗

ここ日本でも
宮島付近を飛行する #ディモルフォドンの群れ、芦ノ湖の上空での #プテラノドンなどの姿が確認⚠️

恐竜を目撃した場合は
「#恐竜出没注意」で投稿👀

詳細は👇https://t.co/UhrerJPrfN pic.twitter.com/colKhYg8eT

— ジュラシック・ワールド (@jurassicworldjp) July 15, 2022

例えばステゴサウルスは米国のフロリダ、メイン、ワシントン、カナダのブリティッシュ・コロンビアに出現。「車のクラクションなどで追い払う」など、出会った時の対策も記されている。

恐竜は日本にも？

このディノトラッカーでは、場所を指定して目撃された恐竜を検索することもできる。気になるのは日本での目撃情報だが、日本では三種類の恐竜の目撃情報が記録されている。

芦ノ湖にプテラノドン

一種類目はプテラノドン。神奈川県の足柄下郡箱根町に位置する芦ノ湖で目撃されている。芦ノ湖は富士山が望める景勝地で、ディノトラッカーに掲載されている写真も箱根神社の水中鳥居の上に陣取り、富士山をバックに羽ばたくプテラノドンの姿が収められている。ディノトラッカーは「プテラノドンの群れが芦ノ湖周辺で休んでいる様子」としている。

ディノトラッカーでは、プテラノドンのオスとメスの見分け方などの特徴が紹介されている他、糞や引っ掻き傷などからプテラノドンが生息していることを確認する方法が掲載されている。出会した際には屋内に止まり、大きな物と大きな音で追い払うことが有効なのだとか。なお、プテラノドンはお隣韓国で目撃されている唯一の恐竜となっている。

宮島にディモルフォドン

二種類目はディモルフォドン。広島県廿日市市に位置する宮島の上空を飛ぶディモルフォドンの姿が動画で捉えられている。ディモルフォドンは翼竜だが大きな顔と上顎が特徴で、他の恐竜と比べて攻撃性のレベルが高い。

ディノトラッカーでは、ディモルフォドンは「賢く社交的な生き物であるため、違法なペットとして人気」と、闇市場でも人気の恐竜であることが解説されている。「海に面した岸壁」に巣を作るそうで、海に囲まれた宮島に出現したのもそうした理由からだろう。出会した時の対策は「避難する」くらいしかないようだ。

沖縄にモササウルス

三種類目はモササウルス。『ジュラシック・ワールド』で大活躍を見せたあの海の王者だ。沖縄沿岸の海中でモササウルスの後ろ姿を捉えた写真が撮影され、漁船には港に戻るよう指示が出たという。全長21.9mの巨大生物の出現は、人間の経済活動にも影響を及ぼしているようだ。

モササウルスは「季節にあわせて太平洋を回遊」しているとのことで、ハワイのカウアイ島ハナレイ湾でダイバーがモササウルスに遭遇した時の動画もアップされている。対処法は「警告標識を確認する」「目撃情報を確認する」等となっており、出会ってしまえば一巻の終わりという雰囲気が漂っている。なお、モササウルスは実は恐竜ではなく海生爬虫類である。

以上が、『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』の公開と合わせてオープンしたディノトラッカーから読み取れる、日本における恐竜の出現情報である。「ジュラシック・ワールド」三部作はこれで完結になるが、恐竜が現れる日本を舞台にしたスピンオフも見てみたいかも……？

ディノトラッカー

なおプロデューサーは「ジュラシック・ワールド」の世界観を舞台にした続編製作も考えているようだ。詳しくはこちらの記事で。