『スカイウォーカーの夜明け』に出演したキャスト&吹き替え声優まとめ【スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け】 | VG+ (バゴプラ)

『スカイウォーカーの夜明け』に出演したキャスト&吹き替え声優まとめ【スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け】

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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』キャスト&声優に注目

2019年12月に劇場公開され、「スカイウォーカー・サーガ」を完結させた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。「スター・ウォーズ」シリーズの『エピソード9』にあたる本作は、過去の作品からの登場人物も含めて特にキャラクターへの注目が集まった作品だった。今回は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演した俳優陣と日本語版の吹き替えキャストをチェックしてみよう。意外な人物も登場しているので、ネタバレ注意。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の内容に関するネタバレを含みます。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演したキャスト&吹き替え声優

レイ役 デイジー・リドリー/永宝千晶

エピソード7からエピソード9にかけての「続三部作 (シークエル・トリロジー)」の主役であるレイを演じたのはデイジー・リドリー。1992年4月にイギリスのロンドンで生まれ、2013年から俳優活動を開始した。銀行員の母と写真家の父の下で育ち、母方の祖父は地主階級の出身。父方の祖父は大英帝国勲章を授与されている名門の一族で、デイジー・リドリー自身も高級住宅街で育ち、全寮制の名門校で演技を学んだ。『スカイウォーカーの夜明け』公開時には、労働者階級出身のジョン・ボイエガ (フィン役) と自身の境遇を「似ている」と発言し、強い批判を浴びたことも。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015) でレイ役に抜擢されるまでは二つのパブでバーテンダーとして2年間働いていたが、デビューからわずか2年で「スター・ウォーズ」シリーズの主役を掴み取る。デイジー・リドリーがオーディションの演技で涙を流す姿は話題を呼んだ。それまでは全くの無名で、同じく無名の状態から『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977) にルーク・スカイウォーカー役に抜擢されたマーク・ハミルと重ね合わせる論調もあった。

なお、デイジー・リドリーは2016年に初めて北米公開されたジブリ映画『おもひでぽろぽろ』で主人公のタエ子の英語吹き替えを担当した。実はマーク・ハミルもまた、『天空の城ラピュタ』でムスカの英語吹き替えを担当している。

『エピソード9』で「スター・ウォーズ」が一度幕を閉じた後、デイジー・リドリーは2021年3月5日米公開 (日本では4月16日を予定) を予定しているSF映画『カオス・ウォーキング』にトム・ホランドとのダブル主演で出演している。

レイの日本語吹き替えを担当したのは、元々舞台俳優として活動していた永宝千晶。「スター・ウォーズ」続三部作では、作品名を聞かされないままオーディションを受け、レイ役の吹き替えを担当することが決まった。以降、声優の仕事が増え、『オリエント急行殺人事件』(2017) でもデイジー・リドリーが演じるメアリ・デブナムの声を担当している。Netflixドラマ『The OA』(2016-2019) では主人公プレーリー・ジョンソンの声を、『クイーン・オブ・ザ・サウス 〜女王への階段〜』(2016-) でも主人公テレサ・メンドーサの声を担当している。

引き続き舞台俳優としても活躍しており、2019年には劇団文学座の『ガラスの動物園』でローラ役を演じ主演を務めた。

カイロ・レン役 アダム・ドライバー/津田健次郎

カイロ・レンことベン・ソロを演じたのはアダム・ドライバー。「スター・ウォーズ」シリーズではすべてのアクションをスタントなしで演じた。コメディドラマ『GIRLS/ガールズ』(2012-2017) で主演を務めると、2014年の映画『ハングリー・ハーツ』での主演で高い評価を受け、ヴァネツィア国際映画祭男優賞を受賞。「スター・ウォーズ」続三部作の演技も高い評価を受けている。

映画『ブラック・クランズマン』(2018) では、後に『TENET テネット』(2020) で主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンの相棒を演じ、アカデミー賞助演男優賞ノミネートを果たした。Netflix映画『マリッジ・ストーリー』(2019) ではスカーレット・ヨハンソンと共演し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。2021年公開映画では、米公開を予定しているリドリー・スコット監督最新作の『ザ・ラスト・デュエル (原題)』に出演している。

カイロ・レンの声を演じたのは津田健次郎。『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(2000-2004)の海馬瀬人、『ブラックパンサー』(2018)のエリック・キルモンガー役など、数々の名悪役を演じてきた声優だ。2021年に放送中のアニメ『呪術廻戦』(2020-) では七海建人を演じている。

ゲーム『デス・ストランディング』(2019) では、ノーマン・リーダス演じる主人公サム・“ポーター”・ブリッジズの日本語の声を演じた。同作を手掛けた小島秀夫監督は、津田健次郎の起用の理由として、カイロ・レンを演じた時のハードボイルドさを例に挙げている。

フィン役 ジョン・ボイエガ/杉村憲司

フィン役を演じたのはジョン・ボイエガ。サウスロンドンの出身で、障がい者介護の現場で働く母と宣教師の父の下、ナイジェリア系移民の子どもとして生まれた。貧窮状態にある人々を支援する基金から援助を受けながら、地元のペッカム劇場で演技の経験を積んでいった。前述の通り、上流階級出身のデイジー・リドリーがジョン・ボイエガの境遇を「自分と変わらない」と発言し強い批判を浴びた一方で、ジョン・ボイエガもまたレイを性的に揶揄する内容をInstagramに投稿し厳しく批判された。その経緯はこちらの記事に詳しい。

俳優としてのジョン・ボイエガは、2011年にコメディ映画『アタック・ザ・ブロック』(2011) での主演で注目を集め、復讐の演技賞を受賞。そして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で初の大役を手にした。その後も2017年公開の映画『デトロイト』や2018年の『パシフィック・リム: アップライジング』などでも主演を務めるなど、活躍を続けている。

フィンの日本語吹き替えを担当したのは杉村憲司。エドウィン・ホッジやマイケル・B・ジョーダンの声を担当している。マイケル・B・ジョーダンについては『ブラックパンサー』ではカイロ・レン役の津田健次郎が声優を務めたが、「クリード」シリーズや『黒い司法 0%からの奇跡』(2019) では杉村憲司が吹き替えを担当した。

ポー・ダメロン役 オスカー・アイザック/小松史法

ポーを演じたのはオスカー・アイザック。グアテマラ生まれ、フロリダ育ちの俳優だ。『ワールド・オブ・ライズ』(2008) の演技で注目を集めると、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013) では全米映画批評家協会賞主演男優賞を受賞するなど高い評価を受けた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演した2015年にはSF映画『エクス・マキナ』にも経営者のネイサン役で出演。翌2016年には『X-MEN: アポカリプス』でヴィランのアポカリプスを演じた。

『永遠の門 ゴッホの見た未来』(2018) では画家のゴーギャンを演じると、同年公開の『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』では脚本家の主人公を演じている。幅広い役柄を演じる演技力に定評がある俳優だ。『スカイウォーカーの夜明け』で続三部作が幕を閉じあとも2021年公開予定のSF大作『DUNE/デューン 砂の惑星』への出演が決定している。『スカイウォーカーの夜明け』に関するインタビューで、同作のことを「興奮で我を忘れてしまいそう」と絶賛している。

ポーの声を演じたのは小松史法。『ジョジョの奇妙な冒険』(2014-2019) のジャン・ピエール・ポルナレフ役、MCUのクイック・シルバーことピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンや「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフの担当などで知られる。「スター・ウォーズ」以降は『アナイアレイション -全滅領域-』をはじめとする別の作品でもオスカー・アイザックの声をあてている。

ローズ・ティコ役 ケリー・マリー・トラン/冠野智美

ローズ役を演じたのはケリー・マリー・トラン。ベトナムにルーツを持つ俳優で、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) から出演している。『最後のジェダイ』が初の大作映画への出演だったが、出演後に人種差別と性差別、ルッキズムを含む誹謗中傷を受け、自身のInstagramの投稿を全て削除した。こうした中傷に対し、ライアン・ジョンソン監督も抗議のコメントを発表している。ジョン・ボイエガも「スター・ウォーズ」出演後の人種差別についてたびたび発言し、人種差別を許さないという姿勢を示している。

ケリー・マリー・トランは、「モンスターズ・インク」シリーズ最新作の『Monsters at Work』への声の出演が決まっている他、ディズニー最新作の長編アニメ映画『ラーヤと龍の王国』(3月5日公開) で主人公ラーヤの声を演じる。

ローズの声をあてたのは冠野智美。演劇集団 円に所属する舞台俳優で、声優としてはアメリカ・フェレーラやアリソン・ピルの吹き替えを担当している。アダム・ドライバーが主演を務めたドラマ『GIRLS/ガールズ』では、レナ・ダナム演じるハンナの声を担当した。

マズ・カナタ役 ルピタ・ニョンゴ/杉本ゆう

マズ・カナタ役を演じたのはルピタ・ニョンゴ。『それでも夜は明ける』(2013) でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、『ブラックパンサー』(2018) のナキア役でも注目を集めた実力派俳優だ。2019年には『スカイウォーカーの夜明け』の他に『アス』と『リトル・モンスターズ』で主演。ホラー/SF作品にはなくてはならない存在になった。2019年10月には児童書『Sulwe』を出版し、ベストセラーとなっている。ケニア出身のルピタ・ニョンゴは「スター・ウォーズ」シリーズの凄さを「知らなかった」と語っている

マズ・カナタの日本語吹き替えを担当したのは杉本ゆう。アニメ『銀魂』(2006-2018) のキャサリン役などで知られる。吹き替えでは『アバター』(2009) や『LOST』(2004-2010) に出演したミシェル・ロドリゲスの声を担当している。

ジャナ役 ナオミ・アッキー/平野夏那子

レジスタンスのメンバーであるジャナを演じたのはナオミ・アッキー。1992年生まれのイギリスの俳優で、2015年から俳優としての活動を始めた。2019年に配信されたNetflixドラマ『このサイテーな世界の終わり』シーズン2に主人公の一人であるボニー役で出演したが、『スカイウォーカーの夜明け』で初の大作映画出演となった。

ジャナの声を演じたのは平野夏那子。吹き替えでは「ロー&オーダー」シリーズのコニー・ルビローサ役で知られるアラナ・デ・ラ・ガーザの吹き替えを担当している。実はアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008-2020) ではベティ・ドロイドとオーラ・シングの声をあてている。

レイア・オーガナ役 キャリー・フィッシャー/高島雅羅

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』からレイア役を演じてきたキャリー・フィッシャーは2016年12月27日に逝去。『スカイウォーカーの夜明け』では未使用映像を使用する形で出演。唯一、ルーク・スカイウォーカーと修行をするシーンでは娘のビリー・ラードがレイアを演じ、CGで顔を入れ替えるという処理がなされている。

キャリー・フィッシャーもまた、ほとんど無名の状態でオーディションを勝ち抜き『新たなる希望』に出演。スター街道を駆け抜けていった。オーディションで最後に残ったライバルは、ジョディ・フォスターだった。

レイアの声を担当したのはベテラン声優の高島雅羅。ソフト版では『新たなる希望』からすべての作品でレイア・オーガナの声を演じた。吹き替えではエマ・トンプソンやシャロン・ストーン、デミ・ムーアらを担当。2020年に放送されたアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』では、獣人の市長であるバルバレイ・ロゼを演じた

ルーク・スカイウォーカー役 マーク・ハミル/島田敏

ルークを演じたのは、キャリー・フィッシャーと同じくシリーズ第1作目から出演しているマーク・ハミル。ジョージ・ルーカスがその才能を見抜き、無名のマーク・ハミルにとっての映画デビュー作が『新たなる希望』だった。近年ではドラマ『マンダロリアン』(2019-) に意外な形で参加している (ネタバレ注意)

ルークの声を演じたのは島田敏。『ドクタースランプ』(1998-1999) のニコちゃん大王、『忍たま乱太郎』(2002-) の2代目ヘムヘム、『ちびまる子ちゃん』(1990-) の3代目おじいちゃん (2010年から) などの声で知られる。吹き替えではマーク・ハミルの他にスティーヴ・カレルの声も担当している。

ランド・カルリジアン役 ビリー・ディー・ウィリアムズ/若本規夫

ランド・カルリジアンを36年ぶりに演じたのはビリー・ディー・ウィリアムズ。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980) への出演で広く知られるようになった。1937年生まれで、『スカイウォーカーの夜明け』公開時点で82歳だった。やはり再演にあたっては不安を感じていたという。また、ランド再演にあたって、ビリー・ディー・ウィリアムズは初めて自身のセクシャリティを明らかにしている。詳しくはこちらの記事を。

ランドの声を演じたのも、36年ぶりの再演となった若本規夫。『サザエさん』(1969-) の2代目穴子さん、「ドラゴンボール」シリーズのセル、『カウボーイビバップ』(1998-1999) のビシャスなど、様々な名キャラクターを演じてきた。吹き替えでは、『プリズン・ブレイク』(2005-2017) のセオドア・バッグウェル役で知られるロバート・ネッパーの声優を担当している。

C-3PO役 アンソニー・ダニエルズ/岩崎ひろし

C-3POを演じたのはアンソニー・ダニエルズ。C-3POの専属俳優として世界的に知られるイギリスの俳優で、唯一「スター・ウォーズ」のエピソード1からエピソード9まで全映画作品に出演を果たした俳優だ。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を含むC-3POが登場しない作品ではカメオ出演している。

C-3POの日本語吹き替えを担当した岩崎ひろしは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999) から、前任の野沢那智の跡を継いで同役を演じている。吹き替えの担当俳優にはスタンリー・トゥッチやロビン・ウィリアムズ、ローワン・アトキンソンらがいる。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演した主なキャストと声優陣は以下の通り。

レイ役 デイジー・リドリー/永宝千晶
カイロ・レン役 アダム・ドライバー/津田健次郎
フィン役 ジョン・ボイエガ/杉村憲司
ポー・ダメロン役 オスカー・アイザック/小松史法
ローズ役 ケリー・マリー・トラン/冠野智美
マズ・カナタ役 ルピタ・ニョンゴ/杉本ゆう
ジャナ役 ナオミ・アッキー/平野夏那子
レイア・オーガナ役 キャリー・フィッシャー/高島雅羅
ルーク・スカイウォーカー役 マーク・ハミル/島田敏
ランド・カルリジアン役 ビリー・ディー・ウィリアムズ/若本規夫
ダース・ベイダー役 ジェームズ・アール・ジョーンズ/楠大典
スノーク役 アンディ・サーキス/壤晴彦
C-3PO役 アンソニー・ダニエルズ/岩崎ひろし
ハックス将軍役 ドーナル・グリーソン/川本克彦
プライド将軍役 リチャード・E・グラント/金子由之
チューバッカ役 ヨーナス・スオタモ
ゾーリ・ブリス役 ケリー・ラッセル/甲斐田裕子
コニックス中尉役 ビリー・ラード/押川チカ
パルパティーン役 イアン・マクダーミド/青森伸
ウェッジ・アンティリーズ役 デニス・ローソン/津田英三

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』までの9作品を収録した『スター・ウォーズ スカイウォーカー・サーガ 4K UHD コンプリートBOX』はウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社より発売中。

VG+編集部

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