ジョン・ボイエガ、人種差別に対して「みんなアホか」 『スター・ウォーズ』出演後の差別を語る【スカイウォーカーの夜明け】

© Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が2019年12月20日(金) より公開される。『スカイウォーカーの夜明け』は「スター・ウォーズ」シリーズ本編の第9作目/エピソード9にあたり、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015) から始動した“続三部作”を締めくくる作品となる。

“続三部作”は「スター・ウォーズ」シリーズの製作会社であるルーカス・フィルムがディズニー傘下に入ってから製作されたもの。子ども達へのメッセージと、多様性にあふれた俳優陣の起用がその特徴になっている。

ジョン・ボイエガが人種差別を語る

“続三部作”における準主役級のキャラクターであるフィンを演じたジョン・ボイエガのキャスティングも大いに注目を浴びた。エピソード1からエピソード6には、ランド・カルリジアンを演じたビリー・ディー・ウィリアムズや、メイス・ウィンドウを演じたサミュエル・L・ジャクソンなどが出演していたが、メインキャラクターとして出演し続ける役柄ではなかった。

ジョン・ボイエガの抜てきに対し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開直後は、ネット上でボイエガを人種的に差別する言説が飛び交った。そして、今回『スカイウォーカーの夜明け』が公開されるにあたって、「スター・ウォーズ」シリーズへの出演に際して受けた人種差別について、ジョン・ボイエガがHollywood Remixedで語っている。

「マジで? みんなアホなのか?」

ジョン・ボイエガは、「人々がこんなにも執着するなんて思っていませんでした」と切り出す。レイシスト達は、ボイエガが肌の色でフィン役を勝ち取ったのであり、数ヶ月に渡るオーディションを通過したわけではないという主張を持っている、とした上で、以下のように続けている。

その人達が私の起用は才能の力ではないと思っていたとしても、J.J. (エイブラムス監督) は、私がその才能を証明するために一定のプロセス (オーディション) を通過しなければいけないと決めたのです。これは想像のお話ではありません。現実です。「黒人だから」という理由で「スター・ウォーズ」に呼ばれることはありません。このレベルの無知に対しては、「マジで? みんなアホか」と思いますよ。そういう人たちは恐竜の時代に生きてるんですよ。

「スター・ウォーズ」の配役をめぐっては、ベトナムにルーツを持つ俳優で『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) にローズ・ティコ役で出演したケリー・マリー・トランにも、SNS上で人種的・性的な差別発言が投げかけられていた。ジョン・ボイエガは、差別主義者達を「恐竜の時代に生きている」として、改めて差別に対する強い態度を見せた。子ども達に希望を与える「スター・ウォーズ」作品に、差別は不要だ。

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、2019年12月20日 (金) より全国公開。

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Hollywood Remixed

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