ランド役のビリー・ディー・ウィリアムズ、再演に不安を感じていた【スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け】VG+ (バゴプラ) | VG+ (バゴプラ)

ランド役のビリー・ディー・ウィリアムズ、再演に不安を感じていた【スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け】

© Lucasfilm Ltd.

『スカイウォーカーの夜明け』が公開

世界が待望した映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が2019年12月20日(金) に公開された。1977年から始まった「スター・ウォーズ」サーガに一旦の終止符が打たれるとあって、公開日から新旧のファンが盛り上がりを見せている。

ランド・カルリジアンの復活

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開後、中でも注目を集めたのはランド・カルリジアンの再登場だ。マーク・ハミルが演じたルーク・スカイウォーカー、キャリー・フィッシャーが演じたレイア・オーガナ、アンソニー・ダニエルズが演じたC-3POらと同様、オリジナルの俳優であるビリー・ディー・ウィリアムズが『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983) 以来、36年ぶりの再演を果たした。吹き替え版の俳優も若本規夫が復帰している。

生まれ変わったランド

ランド・カルリジアンは、その他のキャラクターと異なり、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018) でその姿が更新されていたことが特徴だ。若き日のランド・カルリジアンをドナルド・グローヴァーが演じ、パンセクシャルという設定も追加された。合わせてビリー・ディー・ウィリアムズも初めて自身のセクシャリティについて語るなど、話題を集めている。詳細は以下の記事に詳しい。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の内容に関するネタバレを含みます。

ランド再演で感じた不安

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、ランド・カルリジアンは劇的な復活を果たし、ルーク、レイア、ハン・ソロら亡きあとのレジスタンスを支えた。最終盤には民間船を従えレジスタンスを救う大活躍を見せたランド。そんなランドを再演したビリー・ディー・ウィリアムズは、実は同役を再び演じるにあたって不安を感じていたのだという。ビリー・ディー・ウィリアムズは、英The List誌に以下のように語っている。

「かつて持っていたのと同じハングリーさと興奮を今も持っているか?」(と考えていた)。年齢を考えれば、非常に難しい時期にありました。一定の年齢になると、自分が望むかどうかにかかわらず、死は免れえないということについて考えるようになるんです。

1937年生まれのビリー・ディー・ウィリアムズは、『スカイウォーカーの夜明け』公開時点で82歳。レイア・オーガナを演じてきたキャリー・フィッシャーは2016年12月に60歳で逝去しており、『スカイウォーカーの夜明け』では『フォースの覚醒』(2015) の未使用シーンが使用する形で出演を果たした。

キャリー・フィッシャーよりも20歳年上のビリー・ディー・ウィリアムズが、フレッシュなイメージのあるランド・カルリジアンを再演するにあたって、年齢を理由に不安を抱えていたことは想像に難くない。

ランド・カルリジアンのイメージ

また、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』において“将軍”として堂々の活躍を見せたランド・カルリジアンのキャラクターについては、以下のように語っている。

私はいつもランドのことを、ラスベガスを駆け抜けるスティーブ・ウィン (訳注:アメリカのカジノ王) のように想像していました。彼はギャンブラーだからです。でも、彼はショーマンであり、起業家でもありました。それが私のランドに対する見方です。私は必ずしも彼のことを、戦場を駆け抜ける将軍としては見ていなかったのです。

『ハン・ソロ』でもスマートな姿を見せたランドに対して、ビリー・ディー・ウィリアムズは、やはり“ギャンブラー”としてのイメージを持ち続けていたようだ。ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルは、続三部作におけるルークについては「私のルーク・スカイウォーカーではない」とキャラクターの変化に拒否感を示していた。36年の間に起きた様々な出来事を経ての再演。様々な思いが去来していたようだ。

結果的に、ビリー・ディー・ウィリアムズはランド・カルリジアンとして再出演を果たし、見事な活躍を見せた。『スカイウォーカーの夜明け』屈指の“強キャラ”として、その人気も再燃している。『ハン・ソロ』公開時に盛り上がったランド・カルリジアンのスピンオフ製作の話も再燃するかも……?

Source
The List

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