MCU『ファンタスティック・フォー』は1960年代が舞台と明言 ケヴィン・ファイギの発言から考察 | VG+ (バゴプラ)

MCU『ファンタスティック・フォー』は1960年代が舞台と明言 ケヴィン・ファイギの発言から考察

©2024 Marvel

映画『ファンタスティック・フォー』は1960年代が舞台

ケヴィン・ファイギがSpotifyで回答

2025年7月25日(金)に全米公開が予定されている映画『ファンタスティック・フォー』だが、その映画の制作が発表され、そのコンセプトアートが公開されてからファンの間で議題になっていることがある。それは『ファンタスティック・フォー』は1960年代が舞台なのではないかということだ。

その考察がはじまった原因はコンセプトアートでザ・シングが読んでいる雑誌だ。全身が岩で覆われたザ・シングは、表紙がジョンソン大統領の『LIFE』誌の1963年12月号を読んでいる。そのことから、原作の『ファンタスティック・フォー』のコミックが発売された1961年にも近い1963年が舞台になるのではないかと考察されてきた。

今回、ケヴィン・ファイギがSpotifyで映画『ファンタスティック・フォー』の舞台が1960年代であることを認めた。また、映画『ファンタスティック・フォー』がMCUのメインのユニバースであるアース616(もしくはアース199999)とは違うユニバースに属する作品になるのではないかという考察に関して以下のように語った。

コンセプトアートの街並みが、私たちが知っているニューヨーク、あるいは私たちの世界の1960年代に存在したニューヨークとはまったく違っていることに気づいた賢い人たちがたくさんいました。それは賢明な考察だと言えるでしょう。

MCUの1963年はイベントがいっぱい

映画『ファンタスティック・フォー』が1960年代を舞台にしたときに、別のユニバースの出来事になるのも無理はない。MCUのメインユニバースであるアース616では、1963年は重要な出来事が詰まっており、これ以上イベントを詰め込む余地がない可能性が高いからだ。

ザ・シングが読んでいた表紙がジョンソン大統領の『LIFE』誌が刊行された1963年は、アイアンマン/トニー・スタークの父親のハワード・スタークがソ連から亡命してきたアントン・ヴァンコと共にアークリアクターを開発し始めていた年だ。

更に重要なのが1963年には初代アントマン/ハンク・ピム博士が、物体を縮小できるピム粒子を発見しているということだ。1960年代には初代アントマン/ハンク・ピム博士は妻の初代ワスプ/ジャネット・ヴァン・ダインと共にピム粒子を使ってヒーロー活動を行なっていた可能性があり、S.H.I.E.L.D.の前身も既に活動を開始していた。

インカージョンを描くシークレットウォーズの物語に?

ハワード・スタークやハンク・ピム博士たちの全盛期に4人のスーパーヒーローが活動していればS.H.I.E.L.D.によって管理されているはずだと容易に考察できる。S.H.I.E.L.D.周辺の描写でファンタスティック・フォーとの活動を管理している演出がこれまでの作品で見られないことから、映画『ファンタスティック・フォー』は別のユニバースの物語だと考察できる。

これは2027年5月7日(金)に公開が予定されている『アベンジャーズ シークレットウォーズ』の布石になると考察されている。『アベンジャーズ シークレットウォーズ』は複数のユニバースが衝突するインカージョンを描く物語だと考えられており、映画『ファンタスティック・フォー』のアースとアース616が衝突し、ヒーロー同士が対立する様子が描かれる可能性が高いとも考えられている。

量子世界への冒険を描く物語に?

しかし、まだ完全に映画『ファンタスティック・フォー』の舞台がアース616でなくなったわけではない。それはファンタスティック・フォーが宇宙ではなく量子世界に旅立ったことでスーパーヒーローになった可能性があるからだ。1987年には初代ワスプ/ジャネット・ヴァン・ダインがソ連のミサイルICBMを止めるために原子の大きさまで縮小してしまい、量子世界に落ちていってしまった。その後、量子世界の全貌は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)で明らかになっている。

初代アントマン/ハンク・ピム博士は妻の初代ワスプ/ジャネット・ヴァン・ダインの消失により原子サイズへの縮小の危険性を2代目アントマン/スコット・ラングに警告しているが、これにはピム粒子の実験段階で量子世界に旅立ったファンタスティック・フォーの存在があるとも考察できるのだ。そのため、ファンタスティック・フォーの宇宙服のような装備は宇宙探索ではなく、量子世界探索のため装備の可能性もある。

1960年代に量子世界への冒険という研究が進んでいた場合、ファンタスティック・フォーがパワーを手に入れた理由もコミックでの宇宙線由来とは異なる。このことから、ケヴィン・ファイギのニューヨークがまったく違っているという発言は、アークリアクターの研究やピム粒子の発見によって現実よりも科学の進んだアース616の1960年代のニューヨークを意味しているとも考察できる。

別のユニバースの可能性や、1960年代が舞台ということから量子世界の探索の可能性も浮かび上がってきた映画『ファンタスティック・フォー』。その米公開日は2025年7月25日(金)になるということから、まだまだ未公開の情報は多いだろう。映画『ファンタスティック・フォー』の今後の情報解禁にも注目していきたい。

映画『ファンタスティック・フォー(原題:The Fantastic Four)』は2025年7月25日(金) 米公開。

Source
The Marvel Official Podcast(Spotify)

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鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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