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『ワンダヴィジョン』第6話を徹底解説
2021年1月15日(金)の配信開始以降、一躍Disney+が誇る人気ドラマとなった『ワンダヴィジョン』。MCU最新作、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) の後を描く作品とあって注目度も高い。
『#ワンダヴィジョン』
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『ワンダヴィジョン』は全9話で構成されており、後半戦に突入した第5話では衝撃の結末が待っていた。様々な憶測・考察が行き交う中、第6話「ハロウィーンの不気味な夜に」では第5話のビッグサプライズに答えを提示してくれるのだろうか。今回は、『ワンダヴィジョン』第6話のあらすじと共にネタバレありで解説していく。
『ワンダヴィジョン』第6話のあらすじ&ネタバレ解説
第6話はハロウィーン回
第6話「ハロウィーンの不気味な夜に」の前回までの回想シーンには、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) でワンダの双子の兄・ピエトロ=クイックシルバーが殺されるシーンが挿入される。そして、20世紀フォックス版「X-MEN」シリーズでクイックシルバーを演じたエヴァン・ピーターズが登場した第5話のラストシーンが映し出される。果たしてこの謎は、今回明らかになるのだろうか。
『ワンダヴィジョン』第6話のオープニング映像は2000年代シットコム風。ドラマ『マルコム in the Middle』(2000-2006) のオープニングのパロディと思われる。すっかりアグネスがレギュラーメンバーになっている上、“新しいピエトロ”も紹介される。オープニングの時点でその高速移動能力を使っており、能力もクイックシルバーのものを引き継いでいることがわかる。
第6話が始まるや、ビリーとトミーはカメラに向かってハロウィーンというシチュエーションについて説明し始める。すっかりシットコムの世界の住人になっている。
この時、ビリーはマーベルの“ウィッカン”というキャラクターのコスチュームに身を包んでいる。原作コミックでは、ワンダとヴィジョンの間に生まれたウィリアム (ビリーはウィリアムを略した呼び方) は、このウィッカンというスーパーヒーローになる。なお、原作コミックではウィリアムはゲイのスーパーヒーローとしても知られている。MCUでは「ソー」シリーズに登場したヴァルキリーがバイセクシャルという設定だが、ビリーはどのような設定になるのだろうか。
このシーンで二人が遊んでいるのは、懐かしの『Dance Dance Revolution (ダンスダンスレボリューション)』。1998年に登場し、一斉を風靡した音楽ゲームだ。『Dance Dance Revolution』が北米に入ったのはそれよりも後になるため、今回は2000年代を舞台にしているということが分かる。双子はリビングで昼寝していたピエトロと戯れる。ピエトロはすっかり良い叔父さんになっている。
影響力を持つピエトロ
ここで、原作コミックのスカーレット・ウィッチのコスチュームを着たワンダが登場。このコスプレにトミーは一瞬「最高 (rad)」と反応するが、ピエトロの「ダサい (lame)」という反応に追随する。ピエトロが双子の二人に相当な影響を与えているようだ。
一方、ピエトロとワンダの間で、過去のハロウィーンの記憶が異なっていることが明らかになる。ピエトロはワンダに「トラウマの記憶を消したんだろ」と核心に迫る一言を放つが、ワンダはこれには触れず、シーンは進んでいく。
そして、ついに黄色いマントに黄色いパンツというコミック版のコスチュームを着たヴィジョンが登場。ワンダはスペイン語で「メ・グスタ・ムーチョ (Me gusta mucho=愛してる)」と言い、ヴィジョンは「チリコンカルネ」と返してイチャつく。「チリコンカルネ」とは挽肉やトマト、豆を煮込んだメキシコ料理の名前で、会話としては成立していない。
一方、ビリーとトミーはピエトロと共にプレステで遊んでいる。子ども受けの良いピエトロは、子どもたちに“ショットガン”と呼ばれる飲み方を教えている。これは『ジョジョの奇妙な冒険』(1986-) でも空条承太郎がやっていた飲み方で、アメリカではビールの一気飲みの方法として知られている (缶の下部に穴を開けるため、一回で飲みきらなければ液体が流れ出てきてしまう)。
トミーはあのヒーローに?
さて、コスプレをしたヴィジョンだがハロウィーンを楽しむつもりはないようで、子どもたちのパトロールに出かけるという。だが、これはワンダの筋書きとは異なるらしい。揉め始める二人にピエトロが仲裁に入る。字幕と吹き替えでは「俺だって大人の男だ」となっているが、英語では「I got the old XY chromosome. (歳を重ねたXY染色を持ってる)」 と独特の言い回しで「大人の男」を表現している。その他にも「deal」をスラングで「dealio」と言っていたり、MCUのピエトロとは異なるキャラクターに仕立てることを徹底している。
子どもたちをピエトロに任せてパトロールに出かけるヴィジョンに不安そうな表情を浮かべるワンダ。この世界がおかしいと気づき始めたヴィジョンに単独行動をさせたくないのだろうか。
子ども達のハロウィーンに同行することになったピエトロは、一瞬でコスチュームを身にまとう。原作コミックのクイックシルバーのコスチュームと髪型だ。
この時、トミーも一緒にクイックシルバーのコスチュームをきているが、ここで思い出されるキャラクターがトミー・シェパードだ。原作コミックにおいて、トミー・シェパードはワンダとヴィジョンの子どもであり、クイックシルバーの超スピードの能力を受け継いだ“スピード”というヒーローになる。クイックシルバーはスピードの師にあたる。今回、トミーの方だけがクイックシルバーのコスプレをしたということは、トミーはやはり成長してスピードとして今後のMCUに登場することになるのかもしれない。
ヘックスの外では…
その頃、ヘックスの外では調査チームが分裂していた。無断でワンダにミサイル攻撃を仕掛け、ワンダが死ねばこの状況が終わると考えるヘイワード長官に対し、モニカ・ランボーは、ワンダが死ねばこの場所も消滅するという可能性を指摘し、「力では勝てない」と主張する。「ワンダの問題は彼女にしか解決できない」——このセリフが『ワンダヴィジョン』というシリーズのテーマを端的に表しているのだろう。
これに対し、ヘイワード長官はモニカを「能力者の味方」と蔑み、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースとの交友関係を指摘するのだった。人類とミュータントの戦いと共存を描いた「X-MEN」シリーズを思わせる、人々を分断するような言説だ。
さらに、デシメーションで5年間消えていた人々を「楽観的」と揶揄する。モニカ、ウー、ルイスの三人は基地から追放されるが、モニカはヘイワード長官が何かを企んでいることを見抜いていた。ウー捜査官とモニカは隊員を排除し、ルイスと共に単独行動に出るのだった。
それぞれの役割を演じる人々
一方、ヘックスではハロウィーンの夜が始まっていた。第5話のラストでヴィジョンに指摘されたからか、第6話には双子以外の子ども達が多数出演している。
ピエトロに対して子どもの頃の記憶を確認するワンダだったが、ピエトロは「俺を試してるな」と言いつつ、見た目が全く変わったことを自らいじるのだった。率直に「どうしてそんなに変わったの?」と聞くワンダに対し、ピエトロは「それはお前が過去を思い出したくないからだろ」とハロウィーンの嫌な思い出について話した冒頭に続き、同じ指摘を行う。“別のピエトロ”の登場は、ピエトロが死んだという事実と向き合いたくないワンダの意思によるものなのだろうか。
ここでトミーが戻り、ピエトロと会話を交わす。すっかりピエトロの弟分だここではピエトロは自分のことを「Pおじさん (Uncle P)」と呼んでいる。「お菓子集めを効率化するか?」という呼びかけに、トミーは「モチだぜ」と答えているが、英語では「Yeah, Kick-ass!」と答えている。ワンダは「Kick-ass」という言葉が引っかかったようで「Kick-ass.」と呟いているが、これも小ネタの一つ。映画『キック・アス』(2010) は、MCU版クイックシルバーのアーロン・ジョンソンと、「X-MEN」版クイックシルバーのエヴァン・ピーターズが共に出演しているヒーロー映画なのだ。
なお、ここでトミーとピエトロが交わす「I feel the need…」「For speed.」というセリフは、1986年公開の映画『トップガン』からの引用だ。
予想通り暴れ回るピエトロと双子だったが、ご近所さんのハーブはヴィジョンは見回りをしていないと話す。戸惑うワンダに対し、ハーブは「何かを変えてほしい?」と尋ね、あくまで役者としての立場を貫徹している。
その頃、ヴィジョンは町の外れに来ていた。ヴィジョンの目に留まったのは、同じ動きを繰り返し、涙を流す人々だ。ワンダは「全てをコントロールしているわけではない」と話していたが、これはワンダの力が行き届かない人々の姿なのだろうか。
CMは「ヨーマジック」
ここで、少し早めのCMに入る。しかも何とも恐ろしいCMだ。今回は実写ではなく、初のクレイ・アニメーション (粘土などを材料にストップモーションを使ってアニメを作る手法) を使用したCMになっている。
孤島に取り残された少年は、突如現れたサメから「ヨーマジック (Yo-Magic)」というヨーグルトを渡される。食べ物を渇望している少年はヨーマジックを食べようとするが、手が震えて蓋を開けることができない。そうこうしている内に月日が経ち、少年はあっという間に骸骨だけになってしまう。怖すぎる。
そして、先ほどのサメが商品のパッケージをバックに「ヨーマジックで生き延びな」と言い放つのだった。英語では「Yo-Magic! The snack for survivors! (ヨーマジック! 生き残った人々の食べ物)」と言っている。そして、第6話まで類を見ないヒントの少なさでCMは終わってしまう。
唯一MCUと関連づけられる記号があるとすれば、少年が白骨化したときの頭蓋骨の形だ。頭蓋骨にタコの脚が生えたヒドラのマークに酷似している。survivor、つまり生き残ったワンダは生き残ったが故に、愛に飢え、苦しんでいたところにサメ=ヒドラが現れ、ヨーマジックを与えられたのだろうか。
ヨーマジックとは、「Yo-Magic=Your Magic=あなたの魔法」という意味だと考えられ、サメ=ヒドラはワンダ自身が本来持っている魔法の力を利用しているだけということを示唆しているのかもしれない。だが、サメに唆されてヨーマジックにすがっても、実際には満たされることはなく、救われないまま骸骨になる=ヒドラの手に堕ちる……。今回はクレイ・アニメーションという手法を使い、極力無駄な情報を排し、今のワンダの状況を提示したのかもしれない。
能力を開花させたのは…
CM明け、映し出される映画館では『The Incrediles』=『Mr.インクレディブル』(2004) と『The Parent Trap』=『 ファミリー・ゲーム/双子の天使』(1998) が上映されている。公開された時代は異なるが、前者はディズニー傘下になったピクサーの作品で、後者はディズニーの作品である。また、劇場の名前は「Coronet」になっており、これは、ハリウッドで2008年まで営業していた映画館の名前と一致する。アメリカ国内の“内輪ノリ”ではあるが、徹底して「2000年代」を演出しているのだ。
ワンダは双子に悪い教育を与えるピエトロを叱るが、ピエトロは「突然やって来て子供と問題を起こすウザい兄弟」を演じているだけだと開き直る。これはワンダが望んだことだとも。一方で、ワンダの記憶の曖昧さも指摘する。ピエトロには射殺された時の記憶があり、ワンダの声を聞いて復活したのだという。記憶自体はMCUのピエトロのものを引き継いでいるが、ワンダの記憶が曖昧であるために、見た目や話し方や異なっているというのだ。
ここで、子ども達が戻ってくるが、トミーは超スピードのスーパーパワーを手に入れている。ワンダとピエトロはこれを喜び、ワンダは二人にエリス街を越えないようにと確認するのだった。エリス街とは、英語で「Ellis Avenue」のことだが、米国では「Avenue」は道路の名前に付けられる名詞だ。おそらくこれを越えると、ヘックスを出てしまうのだろう。
なお、ビリーとトミーの原作コミックでの描かれ方は、こちらの記事に詳しい。
アグネスが告げた真実
外の基地ではモニカ・ランボー、ダーシー・ルイス、ジミー・ウーの三人が施設に入り込み、ネットワークに侵入していた。ヘイワード長官は秘密裏にヴィジョンのことを追っていた。そして三人はこのデータを利用して、街の人々がほとんど動いていないという事実を突き止める。
その頃ヴィジョンは、人々が止まったままのエリアを歩いていた。住民に話しかけても反応がなく、ヴィジョンは元の姿に戻って上空から街を見下ろす。すると、そこには車で街を出ようとするアグネスの姿が。ハロウィーンについて二人は会話を交わすが、どうもアグネスは様子がおかしい。生まれ育った街で迷子になったというのだ。
ここでヴィジョンはその力を使い、アグネスの洗脳状態を解く。ヴィジョンの姿に気づいたアグネスは、アベンジャーズのヴィジョンが自分を助けに来たと喜ぶが、ヴィジョンには“アベンジャーズ”の記憶がない。アグネスは死んだはずのヴィジョンと話していることから、自分も死んだのではないかと訝しがる。そして、ヴィジョンに彼は死んだという事実を告げるのだった。
街の外の人と連絡を取りたいというヴィジョンに対し、アグネスは「誰も外に出られない」「ワンダが許さない」と、ヘックスの真実を告げる。笑いが止まらなくなったアグネスを元に戻し、ヴィジョンは「私が必ず町を元に戻す」と約束する。アグネスはいつもの調子に戻り、車をUターンさせて町に戻っていく。アグネスが停まっていたその道路こそ、ワンダが子ども達に「越えてはいけない」と告げた“エリス街”の道路だった。そして、ヴィジョンは遂にヘックスの外へ踏み出していく。
モニカにもスーパーパワーが?
モニカは何者かからの連絡を受け、ヘックスに戻ろうとしていた。だが、ダーシーは二度ヘックスに入ったモニカの血液検査の結果を見せ、それを思いとどまらせようとする。ヘックス内のエネルギーが分子レベルで細胞を書き換えているというのだ。それでも「ワンダの気持ちが分かる」と、大事な存在を失った自分と重ね合わせ、「彼女を救いたい」とヘックスに戻ることを決意するのだった。
モニカの身体に変化が起きていることは、今後のMCUにとって大きなポイントとなるだろう。原作コミックのモニカ・ランボーは、2代目キャプテン・マーベルとなった後、“スペクトラム”というヒーローに転身する。ワンダのパワーの影響を受け、新たなヒーローとして目覚める可能性は十分にあるだろう。
ピエトロの語り手としての役割
ワンダとピエトロは、ウエストビューの街を誇りに思い、父と母のことを想う。しかし良い雰囲気はここで一変。ピエトロが街の子どもの存在について聞き始めたのだ。「レギュラー出演は脳に負担がかかる」と話しているが、英語では「休みの日の特別なエピソードにちょっとだけカメオ出演させる以上のことをさせて、トラウマを与える必要はないもんな?」と話している。「道義的に考えられた脚本だ」と、全てを見透かしているピエトロ。
『ワンダヴィジョン』という作品の演出という点で考えれば、ワンダの双子であるピエトロを登場させ、「同じ感覚を持っていてワンダのことをお見通し」という背景を利用して、今ワンダが行っていることを解説させるというのは、非常に巧みな展開だ。
そして、ピエトロは遂にワンダに「いったいどうやってる」と、この状況を作り出している方法を尋ねるが、ワンダは「自分でも分からない」と話す。覚えているのは深い孤独だけ。「心が空っぽになった」と話すが、その隙をヒドラに狙われたのだろうか……。
涙を拭いたワンダが振り返ると、ピエトロは『エイジ・オブ・ウルトロン』で射殺された時の姿に。『ワンダヴィジョン』第4話で、ヴィジョンがサノスに殺された時の姿になっていた時と同じ現象だ。次の瞬間には、ピエトロの姿は元に戻っているのだった。
“白目作戦”の意味は…?
ソードのデータベースに侵入したダーシー・ルイスは、“白目作戦”というタイトルのデータを発見する。パソコン上には「CATARACT」と表示されており、これは「白内障」を意味する言葉だ。さらに「Classfied Weapons Intel (秘密兵器情報)」という言葉も確認できる。ヘイワード長官だけがアクセスできるファイルになっており、ダーシーはこれをジミー・ウーに送信する。
ヴィジョンは遂にヘックスの境界線に辿り着き、これを越える。ヴィジョンの帰還だ。だが、ヴィジョンは第5話でワンダが張ったより強固な結界に苦しめられる。これを感知したのは、まだ能力を開花させていなかったビリーだ。ビリーはヴィジョンの声を感知し、ワンダに助けを求める。原作コミックのウィッカンの能力は、ワンダと同じ現実改変能力。MCU版でもワンダに似た能力を持っているようだ。
ボロボロになっていくヴィジョンは、それでも「自分を助けてくれ」とは言わず、ヘックスの人々を助けなければと言葉を漏らす。高潔な性格は失われていない。ワンダはビリーからヴィジョンの居場所を聞き出し、ワンダは境界線を拡大し始める。拘束されていたダーシー・ルイスはヴィジョンと共にヘックスに飲み込まれる。ソードのキャンプは移動サーカスに、職員はピエロに変わってしまう。ヘイワード長官を残し、キャンプが消滅したところで『ワンダヴィジョン』第6話は幕を閉じる。
第6話最後のシーンは、目にエネルギーを宿したワンダの姿。ヘイワードが企む「白目作戦」とは、能力を使うときに目を赤く光らせるワンダの力を無力化させる (=白目にさせる) ことなのだろうか。しかし、ソードはその基地を丸ごと失ってしまった。希望は策を持っていたモニカ・ランボーとジミー・ウーの二人だけ。そして、ヴィジョンの命は助かるのか。様々な難題を残したまま、『ワンダヴィジョン』はいよいよラスト3話に突入する。
ドラマ『ワンダヴィジョン』は、Disney+で2021年1月15日(金)より配信中。
『ワンダヴィジョン』第1話のネタバレ解説・あらすじ&考察はこちらの記事から。
『ワンダヴィジョン』第2話のネタバレ解説・あらすじ&考察はこちらの記事から。
『ワンダヴィジョン』第3話のネタバレ解説・あらすじ&考察はこちらの記事から。
『ワンダヴィジョン』第4話のネタバレ解説・あらすじ&考察はこちらの記事から。
『ワンダヴィジョン』第5話のネタバレ解説・あらすじ&考察はこちらの記事から。
『ワンダヴィジョン』第6話のネタバレ解説・あらすじ&考察はこちらの記事から。
『ワンダヴィジョン』で重要な役割を果たすダーシー・ルイスについては、こちらの記事から。