『スペース・フォース』シーズン2は2月18日に配信スタート
Netflixのコメディドラマ『スペース・フォース』のシーズン2が2022年2月18日(金)より配信を開始する。ドラマ『スペース・フォース』は2020年5月にシーズン1の配信を開始した作品で、半年後の同年11月にシーズン2への更新が発表されていた。
『スペース・フォース』は現実でもアメリカに創設された宇宙軍を舞台にした作品。ドラマ『The Office』(2005-2013) を手掛けたグレッグ・ダニエルズと同作で主演を務めたスティーヴ・カレルが再タッグを組んで新たなコメディドラマシリーズに挑んでいる。
シーズン1ではアメリカ宇宙軍の創設という大役を任された主人公マーク・ネアードの奮闘が描かれた。シーズン2では政権交代で誕生した新政権に宇宙軍の存在価値を証明するため、宇宙軍の一同が奮闘する物語になるという。米予告も公開されており、「ネアード将軍、あなたは情緒不安定で、無能で、脆くて、変人で、優柔不断で、そして反逆罪に問われる可能性があると指摘されています」という衝撃の審問から幕を開ける。
「あなたが人を指差す時、三本の指は自分を指しており、親指は天を指しているのです」と反論するマーク・ネアードだったが、5ヶ月以内に存在価値を証明するよう指示を受ける。さもなければ大統領が新たな指揮官を任命するというのだ。「宇宙軍魂」を見せつけようと新大統領を見返そうとするチームの姿が映し出されている。
シーズン2からの変化も
『スペース・フォース』シーズン2は引き続きグレッグ・ダニエルズとスティーヴ・カレルがクリエイティブの面で指揮をとるが、映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』(2009)を大ヒットに導いたケン・クワピスがシーズン2の全話で監督を務める。この起用について、グレッグ・ダニエルズは米Colliderに「キャストがリラックスして撮影に臨めるように現場で(出演者の)エナジーを守ることに熱意を持っている」と語っている。
『スペース・フォース』は、シーズン1では『The Office』のようなドラマ的な作品ではなく、より画を重視した映画的な撮影を試みていたが、スティーヴ・カレルの提案で途中からその手法をやめている。シーンごとに照明の調整などが入ることで撮影のテンポが悪くなり、演者の気持ちが冷めてしまうことが理由だったという。
シーズン1では途中から即興性のある撮影に切り替えたといい、シーズン2では最初からその手法で臨んでいるため、より『The Office』のような即興性の高いコメディドラマに仕上がっているという。なお、シーズン2の第1話ではスティーヴ・カレルが自ら脚本を手掛けている。
また、Amazonドラマ『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ〜』(2020-) のシーズン2もアメリカでは2022年3月11日より配信を開始する。『スペース・フォース』を手がけるグレッグ・ダニエルズが手掛けた作品で、『スペース・フォース』シーズン2の3週間後に配信されることになる。
『アップロード』と『スペース・フォース』は、シーズン1も2020年5月1日と5月29日に配信されている。今回もプラットフォームを超えてグレッグ・ダニエルズの新作コメディを同時期に楽しむことができそうだ。
Netlfixドラマシリーズ『スペース・フォース』シーズン2は2022年2月18日(金)より独占配信。
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