MCUドラマ『エコー』は2023年配信! 初画像が公開 ネイティブ・アメリカン中心のキャストも発表 | VG+ (バゴプラ)

MCUドラマ『エコー』は2023年配信! 初画像が公開 ネイティブ・アメリカン中心のキャストも発表

© 2022 Marvel

ドラマ『エコー』は2023年配信

MCUドラマ『エコー(原題:Echo)』が2023年にDisney+で配信されることが分かった。米マーベル公式は米時間の2022年5月17(火)に『エコー』の初画像を公開。現在製作が進められているとのことで、2023年のDisney+配信が明記されている。

ドラマ『エコー』は、2021年11月に配信を開始したドラマ『ホークアイ』からのスピンオフドラマで、同作でMCU初登場を果たしたマヤ・ロペスが主人公の作品。“エコー”というのは原作コミックにおけるマヤの別名だ。『エコー』はMCUで初めて耳が聞こえないろう者の登場人物を主人公に据えた作品でもある。

『ホークアイ』ではほとんど初めての演技だったというアラクア・コックスは、『エコー』でもマヤ役で続投する。今回公開されたファーストルック画像は工場か倉庫のようなところに座り込むマヤの姿が写し出されている。

マーベル公式は、『エコー』でマヤが置かれる状況を「ニューヨークでの彼女の非情な振る舞いが故郷で彼女を追い詰める」と説明し、こう続けている。

もし彼女が前に進むことを望むなら、彼女は自分の過去と向き合い、ネイティブ・アメリカンのルーツと再び繋がり、家族やコミュニティが持つ意味を受け入れなければならない。

『ホークアイ』では、ネイティブ・アメリカンの父との描写が登場したが、そのルーツが深掘りされることはなかった。『エコー』では、ニューヨークを離れたマヤがそのルーツと向き合う物語が描かれるようだ。

なお、マヤを演じるアラクア・コックス自身もネイティブ・アメリカンである。アラクア・コックスのこれまでの道のりはこちらの記事に詳しい。

『エコー』でのアラクア・コックス以外の出演者はチャスク・スペンサー、タントゥー・カーディナル、デヴァリー・ジェイコブス、コーディー・ライトニング、グレアム・グリーン、ザーン・マクラーノンと発表されている。

ザーン・マクラーノンは『ホークアイ』でもマヤの父を演じた。デヴァリー・ジェイコブスは、アラクア・コックスのSNSでの投稿から出演が噂されていた。この二人を含め、多くがネイティブ・アメリカンのルーツを持つ俳優たちだ。

監督はシドニー・フリーランドカトリオナ・マッケンジーが務める。

ドラマ『エコー』の主人公のエコーことマヤは原作コミックではフェニックスの力を宿すなど、エコーの単独コミックシリーズも人気を集めている。

¥275 (2024/03/29 17:39:58時点 Amazon調べ-詳細)

一体どんな物語になるのか、2023年の配信開始を楽しみに待とう。

追記:『エコー』は2023年11月に全話一斉配信の形で配信されることになった。詳しくはこちらから。

マヤ・ロペスが初めて登場したドラマ『ホークアイ』はDisney+で配信中。

ドラマ『ホークアイ』(Disney+) 

Source
Marvel.com

同日には『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の公式予告も公開された。解説はこちらから。

『エコー』にはデアデビルとキングピン登場の噂もある。詳しくはこちらの記事で。

脚本には『デアデビル』『パニッシャー』の脚本家が就任している

『ホークアイ』最終話で残された13の謎はこちらから。

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. 第1話ネタバレ解説『シー・ハルク:ザ・アトーニー』ジェニファーの現実とブルースの思い出 考察&あらすじ

  2. “アメリカの黒人”が何を意味するか 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』メイキングで語られたテーマとは

  3. 『LOST』脚本家が語るショーランナーの10の心得 作家も共感「小説家にも言えること」

  4. ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』ダース・ベイダー復活の難しさ…「ファンも制作陣も意見がある」スタジオトップが語る