『ホワット・イフ…?』最終話ポストクレジットはハッピーエンド? キャプテン・カーターの今後を脚本家が語る | VG+ (バゴプラ)

『ホワット・イフ…?』最終話ポストクレジットはハッピーエンド? キャプテン・カーターの今後を脚本家が語る

© 2021 Marvel

『ホワット・イフ…?』シーズン1が完結

アニメ『ホワット・イフ…?』はシーズン1の全9話が全て配信され、MCUに様々な可能性を示した。『ホワット・イフ…?』シーズン1では、ウォッチャーという全知全能の存在が、MCU世界の様々な分岐イベントを見守った。MCUフェーズ3まで微妙な扱いだったキャラクターにもスポットライトが当てられ、最終話では意外な展開でMCUファンを驚かせた。

中でも、最終話のポストクレジットシーンは様々な憶測を呼ぶものだった。これはハッピーエンドなのか、それとも……。このエンディングについて、『ホワット・イフ…?』の製作陣はどのように考えているのだろうか。

ネタバレ注意
以下の内容は、アニメ『ホワット・イフ…?』シーズン1最終話第9話の内容に関するネタバレを含みます。

ポストクレジットシーンのハッピーエンド?

『ホワット・イフ…?』最終回の第9話で用意されていたポストクレジットシーンは、ペギー・カーターとナターシャ・ロマノフがヒドラ・ストンパーを発見するというものだった。

最終話でウルトロンを倒したキャプテン・カーターは元のユニバースに戻る。映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014) の冒頭の舞台となったS.H.I.E.L.D.の船レムリア・スターで、バトロックの攻撃からペギーを守ったのはナターシャだった。

映画版ではナターシャはニック・フューリーからスティーブとは別の指令を受けてレムリア・スターからS.H.I.E.L.D.のデータを盗むのだが、『ホワット・イフ…?』では何かを見つけたと言ってペギーを呼び出す。そしてある部屋の中に、機械に接続されたヒドラ・ストンパーの姿があり、ナターシャがペギーに、中に人がいると伝えたところで幕が閉じる。

第1話でスティーブが生存していたことを匂わせるラストだったが、どのような意味があるのか、いまいちハッキリしない。ヒドラ・ストンパーの中の人物がスティーブなのか、スティーブが生きていたとしてどのような姿なのか、敵なのか味方なのか……。

レムリア・スターはS.H.I.E.L.D.の船であり、バトロックによって襲撃されていた。しかし、映画版では、この時点でS.H.I.E.L.D.の内部にはヒドラの残党が蔓延している。ヒドラの敵であるヒドラ・ストンパーをレムリア・スターに載せていたことにはどのような意味があるのだろうか。

なお、『ホワット・イフ…?』第1話では、キャプテン・アメリカにとってのウィンター・ソルジャー=バッキー・バーンズのポジションが、キャプテン・カーターにとってはスティーブ・ロジャースになっていた。『ホワット・イフ…?』では列車のシーンで谷底に落ちるのはバッキーではなくスティーブに設定されている。

ということは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の冒頭にあたるレムリア・スターのシーンで再会する旧友はヒドラに洗脳されている可能性が高いが……。

脚本家が語るポストクレジットシーン

なんとも言えないこのポストクレジットシーンについて、『ホワット・イフ…?』脚本家のA.C.ブラッドリーは米ScreenRantのインタビューで以下のように話している。

(シーズン2に)シーズン1のヒーローを再登場させるかということで言うと、私はペギー・カーターが大好きで、あのポストクレジットシーンはいわば約束のようなものでした。願わくば、彼女の物語が様々な形で続いていくことを約束するものになってほしいと思っています。

つまり、あのポストクレジットシーンを入れた意図は、キャプテン・カーターの物語を今後も継続していくための伏線だったというのだ。A.C.ブラッドリーは、『ホワット・イフ…?』シーズン1の配信前からキャプテン・カーターの実写化を希望すると発言している。

更に、米EntertainmentWeeklyでも、A.C.ブラッドリーはポストクレジットシーンについて語っている。「シーズン2ではキャプテン・カーターとヒドラ・ストンパーの操縦者が登場するのでしょうか」という質問に以下のように答えている。

ウォッチャーにはお気に入りがあります。それはラストシーンでも分かったと思います。(ウォッチャーは)ペギー・カーター、特にキャプテン・カーターには好意的です。ですから、シーズン2でも彼女の世界に飛び込んでいくことを期待しています。

更に「最後の人物がスティーブなのか別の人なのか教えてください」という直球の質問にはこう答えている。

最後のシーンを入れた理由は、キャプテン・カーターにはまだ冒険があり、『ホワット・イフ…?』とMCU本編の両方で、更に広げていけることを願っているからです。私たちがマーベルのお偉いさんたちに、このおもちゃで遊び続けさせてとお願いするためのものです。

『ホワット・イフ…?』でも映画版でペギーを演じたヘイリー・アトウェルが声優を務めている。かつてABC製作ドラマ『エージェント・カーター』(2015-2016) でも主演を務めたヘイリー・アトウェルがMCUのニューヒーローとしてカムバックを果たす日は近いのもかもしれない。

 

一方で、『ホワット・イフ…?』シーズン1最終話のポストクレジットシーンがハッピーエンドだったのかどうかは言及されないままだった。既にマルチバースを救い、ナターシャを相棒に持つキャプテン・カーターは、ヒドラ・ストンパーに乗るスティーブ・ロジャースと共闘できるなら怖いものなしだろう。だが、ヒドラ・ストンパーがヒドラの残党の手に渡るとすれば……物語はまだまだ続きそうだ。

まずは『ホワット・イフ…?』シーズン2ではどのような物語が描かれるのか、続報を待とう。

アニメ『ホワット・イフ…?』シーズン1は全9話がDisney+で独占配信中。

『ホワット・イフ…?』(Disney+)

『ホワット・イフ…?』シーズン2ではガモーラとトニー・スタークのエピソードが配信されることが決定している

製作陣が語ったシーズン2の制作状況と内容についてはこちらの記事で。

シーズン1で残された謎はこちらにまとめている。

最終話までのシーズン1の全話のあらすじと分岐イベントのまとめはこちらから。

ウルトロンが『ホワット・イフ…?』シーズン1のメインヴィランに起用された理由はこちらの記事で。

最終話のネタバレ徹底解説はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。 お問い合わせはコチラから
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