宮澤伊織インタビューの先行配信スタート! 今、宮澤伊織が書いているもの、考えていることとは | VG+ (バゴプラ)

宮澤伊織インタビューの先行配信スタート! 今、宮澤伊織が書いているもの、考えていることとは

宮澤伊織インタビューを公開!

バゴプラが主催するオンラインSF誌 Kaguya Planetより、2月の先行公開記事として、作家の宮澤伊織さんのインタビューを先行公開しました!

第一作目が創元SF短編賞を受賞した「神々の歩法」シリーズ(東京創元社)や、漫画化・アニメ化もされた「裏世界ピクニック」シリーズ(早川書房)で知られる宮澤伊織さん。アニメ『裏世界ピクニック』(2021) では第3話と第10話で自ら脚本を手がけるなど、制作にも携わりました。

2021年12月には『裏世界ピクニック 7 月の葬送』が早川書房より発売され、2022年には「神々の歩法」シリーズをまとめた連作集『神々の歩法』が東京創元社から刊行される他、第14回創元SF短編賞の審査員も務める予定になっています。

自作のアニメ化を経て、今、宮澤伊織さんは何を書き、どんな景色を見ているのでしょうか。『裏ピク』アニメ化を振り返りつつ、近作や今考えていること、ハマっているものなどについて語っていただきました。

「宮澤伊織インタビュー:アニメ化を経て、今書いているもの/見ている世界」を読む

※本記事はKaguya Planetの会員向けの先行公開記事です。月500円/年5,000円でご登録いただくと毎月定期配信されるインタビュー記事やSF短編小説を先行公開で読むことができます。詳しくはこちらから。

宮澤伊織の最新刊『裏世界ピクニック 7 月の葬送』は早川書房より発売中。

¥772 (2024/03/29 03:51:24時点 Amazon調べ-詳細)

水野英多作画のコミック版『裏世界ピクニック』は第8巻が3月11日 (金) 発売。

¥660 (2024/03/29 03:51:25時点 Amazon調べ-詳細)

宮澤伊織『神々の歩法』はKindle版が発売中。

宮澤伊織が選考委員を務める第14回創元SF短編賞は2023年1月10日(火)必着で作品を募集中。応募規定はこちらから。

第14回創元SF短編賞

今回共同で取材を行ったSFGが2022年に発行する『SFG Vol.04』は「異世界」特集。『SFG Vol.04』には、宮澤伊織の代表作である「裏世界ピクニック」シリーズについて深掘りしたインタビューが掲載されます。こちらもお楽しみに!

SF同人誌「SFG」は『Vol.03』まで頒布中。『SFG Vol.03』は「アジア」特集号で、バゴプラとの共同取材を実施した立原透耶、小川哲、陳楸帆のインタビューを掲載。

『SFG Vol.03』BOOTHリンク

『SFG Vol.04』との共同インタビューは、名倉編宮内悠介のインタビューを公開中。

2月のKaguya Planetは翻訳を含むSF小説3編を配信!

2月のKaguya PlanetはSF短編小説3編を配信します。

現在先行配信が始まっているのは枯木枕さんによるSF短編小説「となりあう呼吸」。本作は、Kaguya PlanetとSF同人誌「SFG」のコラボによる、シェアード・ワールド作品です。「となりあう呼吸」と共通の世界を舞台にしたSF短編小説「演奏(仮)」を5月に発行される「SFGvol.4」に掲載します。両編は、世代を経るごとに人の体が脆くなる世界を舞台にしたSF短編小説です。

そして、この世界を共通の舞台にしたSF短編小説を公募します!公募に参加される方は、「となりあう呼吸」を読み解きながら作品を構想してください。企画の詳細はこちら

そして、2月26日(土) には宇露倫さん、L.D.ルイスさんによるSF短編小説の先行公開を開始します。L.D.ルイスさんの作品は勝山海百合さんによる翻訳です。詳細はこちらからどうぞ。

また、「ケア」「魔女」「おばあちゃん」にスポットをあてた、ジェンダーSF特集の小説も先行公開中です。現在先行配信しているのは、なかむらあゆみさんによる老姉妹SF「玉田ニュータウンの奇跡」、ジェーン・エスペンソンさんによるケアSF「ペイン・ガン ある男のノーベル賞受賞式に向けたメモ」(岸谷薄荷訳)、虫太さんによるケアSF「上と下」。月500円または年間5,000円で支援していただくと、先行公開作品を読むことができます。

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また、高山羽根子による魔女SF「種の船は遅れてたどり着く」、正井によるケアSF「優しい女」、近藤銀河による論考「SFの中で踊る魔女─未来をフェミニストとして生き延びるために─」一般公開中です。

Kaguya Planetに応援を!

Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、SF短編小説をオンラインで配信するプロジェクトです。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。現在作品を配信しているD・A・シャオリン・スパイアーズさんとユキミ・オガワさん、アヴラ・マルガリティさんとジョイス・チングさんは邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてで、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

引き続きこれらの活動を続けていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方には、毎月約一ヶ月早くKaguya Planetのコンテンツを先行公開しています。

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また、1円から寄付も受け付けております。サポートして頂いたお金は全てKaguya Planetの原稿料や編集料に当てられます。十分な資金が集まり次第、Kaguya Planetの作品掲載数やインタビュー記事の数を増やしていく予定です。プロジェクトの詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

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※Kaguya Planet 登録に際しての注意事項

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Kaguya Books始動!

2020年、2021年に開催した“かぐやSFコンテスト”と、Kaguya Planetを起点にしたSF書籍レーベルのKaguya Booksが2022年より始動します。第一弾の刊行ラインナップは、かぐやSFコンテスト最終候補者らを集めた「かぐやSFアンソロジー(仮)」、第二回ブンゲイファイトクラブ王者の蜂本みさ による単著、「大阪SFアンソロジー」「京都SFアンソロジー」を予定しています。

3月にはクラウドファンディングも実施する予定なので、TwitterInstragramなどで最新情報をチェックしてください!

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