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吉羽善の新作短編小説、先行公開開始! 蜂本みさ連載更新!
SF企業 VGプラスが主宰するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて吉羽善さんの姉妹編小説「五時の魍魎」と「影あそび」の先行公開を開始しています。カバーデザインを手がけたのはVGプラスデザイン部です。また、連載中の蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』の最新回を会員向けに公開しました。500円で会員登録してお読みください!
※Kaguya Planetについての詳細は、記事の最後にある「Kaguya Planetに応援を!」をお読みください。
11月のKaguya Planetは吉羽善さん
吉羽善さんはカクヨムで小説の発表をはじめました。2020年のゲンロン 大森望 SF創作講座の第5期を受講し、第5回ゲンロンSF新人賞で選考委員特別賞を受賞。
その後、『小説すばる2022年4月号』(集英社)に寄稿した「ます」で商業誌にデビューします。SF同人誌『Sci-Fire2021 アルコール』に寄稿した「或ルチュパカブラ」が、翌年、大森望編『ベストSF2022』(竹書房)に選出されました。『小説すばる2022年11月号』に「妖精飼育日記」を、『NOVA 2023年夏号』(河出書房新社)に「犬魂の箱」を寄稿するなど、幅広く活躍されています。
「普段はへんな生き物の話を好んで書いている」という吉羽さん。今回Kaguya Planetに掲載するのは「紙に印刷されたインク」と「画面に表示された文字」をテーマにした二部作。「紙に印刷されたインク」をテーマにした「影あそび」(初出・企画編集野咲タラ『assemble』)と、「画面に表示された文字」をテーマにした「五時の魍魎」です。また「影あそび」は背景をあしらったバージョンをネットプリントでも公開します。会員ではない方でもプリントできますので、お気軽にプリントしてみてください!
紙で読むことで楽しめる仕掛けの施された「影あそび」と、PCやスマホで読むとついついもう一度見返したくなってしまう「五時の魍魎」。文字にまつわる奇譚をふたつセットでお楽しみください!
吉羽善「五時の魍魎」
「ノートパソコンの誤字にお悩みでいらっしゃるでしょう」。ある日「僕」の家を訪ねてきた訪問販売業者。パソコンやスマートフォンの誤字を減らすサービスを販売しているという。半信半疑ながらも好奇心から業者の話を聞いていた「僕」だったが──。
吉羽善「影あそび」
先日絵を描く友人から聞いたのだが、実は印刷用のインクには影があるらしい。デザインやイラストをやっている人の間ではそれなりに知られているというその話はとても魅力的で──。
※吉羽善「影あそび」はネットプリントで配信中! Kaguya Planetの会員ではない方もコンビニでネットプリントをすると読むことができます。印刷された文字にまつわる物語、ぜひ印刷してお読みください。
ネットプリントの期限は一週間。12月2日(土)までです。プリントしたい方はお忘れなく!
カクヨムで小説の発表をはじめ、2020年のゲンロン 大森望 SF創作講座の第5期を受講。第5回ゲンロンSF新人賞で選考委員特別賞を受賞。その後、『小説すばる2022年4月号』(集英社)に寄稿した「ます」でデビュー。SF同人誌『Sci-Fire2021 アルコール』に寄稿した「或ルチュパカブラ」が、翌年、大森望編『ベストSF2022』(竹書房)に選出された。『小説すばる2022年11月号』に「妖精飼育日記」を、『NOVA 2023年夏号』(河出書房新社)に「犬魂の箱」を寄稿するなど、幅広く活躍中。
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蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』連載中!
蜂本みささんは、惑星と口笛の主催するジャンル不問の文芸作品によるオープントーナメント、ブンゲイファイトクラブで頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たしました。
2020年にオンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、生き生きとした熊の描写や、幾世代もの熊たちの物語が層になっている小説の構造が話題を呼びました。「冬眠世代」はその後、伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録されています。
Kaguya Planetでは、Kaguya Booksから刊行予定の蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』を連載しています。『遊びの国のモシカたち(仮)』は、ごっこ遊びが大好きなミミちゃんと一緒に暮らしているぬいぐるみのカモノハシ、モシカの物語です。掲載一覧はこちらです。
蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮) 09』
四年生になったミミには人間の友だちがたくさんできた。一日中キーホルダーにされて、外ではおしゃべりをしてくれないミミにモシカは少し不満だが──。
※クラウドファンディングでご支援いただいた皆様は、こちらからお読みいいただけます。パスワードは、CAMP FIRE 経由でお送りしていますので、そちらをご確認ください。
2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たし頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2020年に掌編集『いきもんら』を発表。また、オンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、話題を呼んだ。「冬眠世代」はその後伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録された。『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) や『ウィッチンケア第12号』にも短編小説を寄稿している。また、毎週水曜日21時より、谷脇クリタ、北野勇作と共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露している。
なかむらあゆみ「ぼくはラジオリポーター」一般公開中!
Kaguya Planetでは11月23日より、なかむらあゆみさんによる短編小説「ぼくはラジオリポーター」を一般公開しています。
ふたりのラジオリポーターが徳島市内にあるひょうたん島と「風船女」の謎に迫る、『巣 徳島SFアンソロジー』収録作です。
なかむらあゆみさんが編者をつとめ、徳島在住の女性作家たちと徳島にゆかりのある小山田浩子さん、吉村萬壱さんが参加した『巣 徳島SFアンソロジー』は12月2日発売です。ご注目ください!
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Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月から活動を開始し、毎月珠玉のSF短編小説を配信してきました。より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。
そして、Kaguya Planetは2023年12月には大幅なリニューアルを行い、今後は季刊のSFマガジン《Kaguya Planet》を創刊します。また、①社会の声に耳を傾ける、②経済と向き合う、③世界に開かれたSFレーベルへという三つの理念を掲げ、魅力的な特集を企画したり、読書会を開催したりしていきます。
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