なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』書影公開! | VG+ (バゴプラ)

なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』書影公開!

なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』書影公開!

SFレーベルKaguya Booksの企画する地域SFアンソロジー第三弾として、あゆみ書房より2023年12月に刊行されるなかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』の書影を公開します。

なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』の装幀を手掛けたのはデザイナーの浮津吉陽さん、装画を手がけたのは画家でイラストレーターの津田周平さんです。

浮津吉陽さんは徳島県在住で、夫婦デザインユニット「アドレナリンデザイン」を営んでいます。エディトリアル・コマーシャルデザインを手掛け、『巣』など、なかむらあゆみさんがこれまでに制作した文芸誌の装幀も担当してきました。

津田周平さんは新聞整理記者などを経て、2019年から本格的に絵の世界へ。HB file Vol.30 藤枝リュウジ特別賞、HB WORK vol.3川名潤特別賞、MAYA装画コンペvol.21ではグランプリを受賞されました。2022年は「群像」9~12月号に「文芸文庫の風景」を連載するなど、今後の幅広い活躍が期待されています。

編者のなかむらさんは津田さんの装画について、「想像力をかきたてられる津田さんの独自の世界観が『巣 徳島SFアンソロジー』と読者とのファーストコンタクトになることがとても嬉しいです。お住まいが兵庫県明石市ということで、京都・大阪SFアンソロジーと徳島SFアンソロジーを繋いでくれる架け橋になってくれると願っています」とのコメントを寄せています。

※表紙デザインは変更の可能性があります。

『巣 徳島SFアンソロジー』は、編者のなかむらさんをはじめ6名の徳島で暮らす女性作家と、徳島にゆかりのある作家、小山田浩子さんと吉村萬壱さんが参加します。全作徳島が舞台のSF、どうぞお楽しみに!

『巣 徳島SFアンソロジー』の収録作品、先行公開!

『巣 徳島SFアンソロジー』の刊行に先駆けて、10月28日(土)に、SFレーベルKaguyaの運営するオンラインSF誌Kaguya Planetにて、『巣 徳島SFアンソロジー』に収録されるなかむらあゆみさんの新作短編小説を先行公開いたします。詳細はこちら

『巣 徳島SFアンソロジー』編者のなかむらあゆみさんは徳島県在住。2017年に第15回とくしま文学賞の随筆部門にて『フツウ?』が最優秀賞を受賞しました。2020年には短編小説「檻」が第3回阿波しらさぎ文学賞にて徳島新聞賞を受賞。そして翌年の2021年には「空気」が第4回阿波しらさぎ文学賞にて大賞を受賞しました。Kaguya Planetでは、ジェンダーSF特集に玉田ニュータウンの奇跡を寄稿しています。出版社「あゆみ書房」を主宰し、「今、徳島で暮らしている女性たち」による文芸誌『』を刊行しています。

地域SF第一弾『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』『京都SFアンソロジー ここに浮かぶ景色』好評発売中!

『巣 徳島SFアンソロジー』は、SFレーベルKaguya Booksの地域SFアンソロジー第三弾として企画されました。地域SF第一弾である、正井編『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』、井上彼方編『京都SFアンソロジー ここに浮かぶ景色』は全国書店およびAmazonほかオンラインにて好評発売中です!

『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されるのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、この場所の未来を想像してみよう。

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『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1200年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。

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