“Kaguya” のロゴ発表! ロゴとイメージカラーに込めた思い | VG+ (バゴプラ)

“Kaguya” のロゴ発表! ロゴとイメージカラーに込めた思い

3つの“Kaguya”を盛り上げていきます

SFメディア バゴプラを主宰しているSF企業VGプラスは現在、“Kaguya” を冠した三つのSF小説の事業を行なっています。

2020年と2021年に開催した かぐやSFコンテスト と2020年12月に始動したオンラインSF誌 Kaguya Planet、そして2021年12月に始動した新しいSF書籍のレーベルKaguya Books。これからはこの三つの “Kaguya” を相乗的に盛り上げていきたいと思います。

Kaguya Booksの立ち上げに際して行ったクラウドファンディングも、皆様からいただいたご支援によって目標額を上回るゴールを迎えることができました。本当にありがとうございました。最初の書籍になるSFアンソロジー『新月』の刊行に向けて尽力していきます。

“Kaguya” のロゴ発表!

三つの “Kaguya” をバゴプラのSF小説部門のブランドとして展開していくにあたり、“Kaguya” のロゴを制作しました。SNSでのアンケートや Kaguya Planet の会員の皆さんからのご意見も頂いた上で、以下のデザインに決定いたしました。

ロゴのテーマは“架け橋”

“Kaguya” のロゴには、“架け橋” でありたいという思いを込めました。色々なものに対する架け橋になっていきたいと考えておりますが、まずは以下の三つの架け橋であることを大切にします。

① 優れたSF作品を読者の皆様に届ける架け橋
② 世界のSFと日本のSFを繋ぐ架け橋
③ 紙の書籍とウェブのSF小説を繋ぐ架け橋

①優れたSF作品を読者の皆様に届ける架け橋
プロの作家の新作、かぐやSFコンテストで頭角を現した作家の新作、広く紹介されてこなかった新しい作家の新作など、たくさんの楽しいSFをお届けしていきます。その中で、書き手も読み手も安心して参加できるコンテスト作りや、より多くの読者が安心して読める作品作りのために何をすべきなのかということも模索し、小説事業に取り組んでいきます。

②世界のSFと日本のSFを繋ぐ架け橋
かぐやSFコンテストは、「日本のSFを世界につなげる架け橋になることを目指す短編小説のコンテスト」として開催してきました。その結果、翻訳家のToshiya Kameiさんの尽力もあり、かぐやSFコンテストの受賞作や選外佳作の作品が多数、英語圏を中心に海外の媒体に掲載されました。また、第二回かぐやSFコンテストで大賞に輝いた吉美駿一郎「アザラシの子どもは生まれてから三日間へその緒をつけたまま泳ぐ」は、田田さんによる翻訳が中国の老舗SF誌『科幻世界』に掲載されました。

Kaguya Planetでは、活動開始から一年数ヶ月で7編の翻訳SF短編小説を掲載しました。そのうち6編の筆者は、邦訳が出るのが初めての作家です。また、L.D.ルイス「シグナル」(勝山海百合 訳) 掲載の際にはL.D.ルイスさんと、黒人についてのSF専門誌 FIYAH Literary Magazine の活動紹介記事を掲載するなど、海外のSF作品を取り巻く状況についても紹介してきました。

日本から海外へ、そして海外から日本へ、これからも架け橋となっていきたいと思います。

③紙の書籍とウェブのSF小説を繋ぐ架け橋
Kaguya Planetは「ウェブで読めるSF短編小説」と銘打って、オンラインSF誌としての活動を始めました。スピード感や読書の手軽さ、SNS等での拡散されやすさなどはウェブ掲載の小説の強みだと思いますが、同時に、これらは決して紙の書籍の良さを否定するものではありません。

現在、Kaguya Planet では紙媒体のSF同人誌「SFG」とシェアード・ワールドのコラボ企画を開催しています。2021年には坂崎かおるの姉妹編を Kaguya Planet と SFG に掲載するコラボを実施しました。また、第一回かぐやSFコンテストの大賞作品、勝山海百合「あれは真珠というものかしら」は大森望 編『ベストSF2021』(竹書房) に収録されました。

今後も、紙とウェブの小説がそれぞれの強みや良さを活かして互いに盛り上げ合い、より多様な形でSF小説を読者に届けていくための可能性を探っていきたいです。

他にも、SFと他ジャンルの架け橋にはどうやったらなれるのか、世代を超える架け橋になるには……? などなど、今後考えたいことは盛りだくさんです。皆様に必要とされる架け橋になるために、世界に目を凝らし、声に耳を傾ける媒体であり続けるという姿勢を大事にしていきたいと考えています。

“Kaguya” のイメージカラー

また、“Kaguya” では今後、ロゴで使用しているオレンジから紫へのグラデーションをイメージカラーとして使用していきます。

SFメディア バゴプラでは、これまで青のイメージカラーを使用してきました。

そしてKaguya Planet では、「変化」を表すためにバゴプラで使ってきた青を起点として、紫へと変わっていくグラデーションをイメージカラーとして使用してきました。

“Kaguya” では、Kaguya Planet で使用してきた紫を残しつつ、より明るい色にしたいと考え、紫からオレンジへのグラデーションをイメージカラーにします。

なぜ、明るい色にしたいと思ったのか。現在の日本社会は、色々な意味で希望を語ることがとても難しい時代だと思います。でもだからこそ、今・ここではない世界を志向していくジャンルとしてSFの可能性を信じていくという姿勢、明日を今日よりもより良い日にしていくのだというポジティブな姿勢を貫くことが大切だと思っています。

そんな思いを込めたオレンジ色の明るいイメージカラーとともに、これからも楽しいSF作品をお届けしていきます。

合言葉は、「SFを、もっと。」

SFは、もっと多くの人にとって、人生をもっと豊かに、もっと楽しく過ごしていくための力になっていけると信じています。

Kaguya Planetでは一階堂洋さんの新作を先行公開中

オンラインSF誌 Kaguya Planet では現在、一階堂洋さんの新作SF短編小説「腐敗を抑えるために今後もおそらくほぼ何もなされないのはなぜか」を先行公開しています。「腐敗を抑えるために今後もおそらくほぼ何もなされないのはなぜか」は万葉集の引用から始まる、延命治療と記憶をめぐるSF短編小説です。

500円で会員登録をしていただくと、約一ヶ月の先行公開期間にお読みいただけます。

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