2025年7月11日(金)全米公開予定
2023年9月27日に全米脚本家組合ストライキが終了し、2023年11月8日に4か月に渡って行われていた全米俳優組合ストライキが終ったハリウッド。これによりあらゆる映画、ドラマ、アニメといったコンテンツが再始動している。しかし、ストライキの影響は大きく、数多くの作品が公開延期や税金問題によるお蔵入りなどを余儀なくされた。そのような中、現DCスタジオの共同CEOであるジェームズ・ガン共同CEOが自身が監督・脚本を務める『スーパーマン:レガシー(原題:Superman Legacy)』の公開日の変更は無いと公式SNSで発表した。
Thanks to the efforts of our talented crew, who never lost faith during the longest strikes in Hollywood history, and who never let their foot off the pedal, continuing to barrel forward, creating the most amazing character and set designs I’ve seen in my entire career,… pic.twitter.com/ntnEbA2fC0
— James Gunn (@JamesGunn) November 11, 2023
『スーパーマン:レガシー』はDCEU(DCエクステンデッドユニバース)からDCU(DCユニバース)へと再構築されるDCU10年計画「神々と怪物」の一つであり、スーパーマンの誕生とスーパーマン/クラーク・ケントとロイス・レインを取り巻く世界を描く作品となる予定だ。撮影は世界中で行なわれ、スーパーマンたちヒーローがDCUの世界でどのように活躍しているのかが描かれる旨の発言をジェームズ・ガン共同CEOが公式SNSで発言している。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
キャストも大部分が決まっており、スーパーマン/クラーク・ケント/カル=エル役にデヴィッド・コレンスウェット、ロイス・レイン役にレイチェル・ブロズナハンがキャスティングされている。それ以外のヒーローとして、翼を持ち、希少な金属Nthメタルのメイスを武器にするヒーローのホークガール役にはイザベラ・メルセードがキャスティングされている。ホークガールはDCEUでパートナーであるオルディス・ホッジ演じるホークマン/カーター・ホールが『ブラックアダム』(2022)で登場している。
他にもジェームズ・ガン共同CEOの作品では常連である俳優のネイサン・フィリオン演じる4代目グリーンランタン/ガイ・ガードナー、DCの映画やドラマに常連の俳優のアンソニー・キャリガン演じる自分の体の元素を自由に作り変えるメタモルフォ/レックス・メイソン、エディ・ガテギ演じる浮遊するコンピューター搭載の鉄球Tスフィアを操る知性とオリンピック金メダリストの身体能力で戦うクライムファイターのミスター・テリフィックの登場が発表されている
特にネイサン・フィリオン演じる4代目グリーンランタン/ガイ・ガードナーに関してはDCU10年計画「神々と怪物」の中で、人気の高い2代目グリーンランタンのハル・ジョーダンとDC初期の最も著名な黒人ヒーローと呼ばれる3代目グリーンランタンのジョン・スチュワートが中心となるドラマ『ランタンズ(原題:lanterns)』の計画も進行しているため、『ランタンズ(原題:lanterns)』と4代目グリーンランタン/ガイ・ガードナーの関係性にも注目していきたい。
ストライキ明けの情報解禁となった『スーパーマン:レガシー』。ストライキの影響で多くの作品の公開が延期になる中で、『スーパーマン:レガシー』はどのような位置づけの作品になるのだろうか。今後のさらなる情報解禁に期待したい。
『スーパーマン:レガシー』は2025年7月11日(金)全米公開予定。
『スーパーマン:レガシー』に出演する他のヒーローに関する記事はこちらから。
デヴィッド・コレンスウェット版スーパーマンとヘンリー・カヴィル版スーパーマンの年齢差に関する記事はこちらから。
『ザ・フラッシュ』のヴィランとスーパーガールについての解説&考察はこちらの記事で。
DCU最初の映画となる『ブルービートル』予告の解説&考察はこちらから。
『ザ・フラッシュ』公開までの経緯のまとめはこちらから。
DCU10年計画『神々と怪物』の全作品の紹介はこちらから。
ヘンリー・カヴィルのスーパーマン降板に関する経緯はこちらから。