『スーパーマン:レガシー』にバットマンは登場しないとジェームズ・ガン共同CEOが明言 | VG+ (バゴプラ)

『スーパーマン:レガシー』にバットマンは登場しないとジェームズ・ガン共同CEOが明言

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DCUでのバットマンの活躍は『バットマン ブレイブ・アンド・ボールド』までお預け?

DCEU(DCエクステンデッドユニバース)は『アクアマン/失われた王国』(2024)にて10年近い歴史に幕を閉じた。その跡を継ぐのが、ジェームズ・ガン共同CEOがかじ取りをするDCU(DCユニバース)とDC10年計画「神々と怪物」だ。そのDC10年計画「神々と怪物」の中核を担う2025年7月11日米公開の『スーパーマン:レガシー』はジェームズ・ガン共同CEO自らが監督と脚本を務め、様々なヒーローが登場するお祭り作品的な要素も持っている。

DCUの世界におけるヒーローたちを掘り下げることになる『スーパーマン:レガシー』だが、スーパーマンとワンダーウーマンと共にDCを支えてきた三枚看板の1人であるバットマンが登場しないことがジェームズ・ガン共同CEOによって明言された。ジェームズ・ガン共同CEOはThreadsにて、ファンから「なぜバットマンは『スーパーマン:レガシー』に登場できないのだろうか」と質問された際に、「バットマンは登場しない」と明確に発言した。

このような質問に答えた理由として、ライアン・ゴズリングがバットマン/ブルース・ウェイン役にキャスティングされたという噂が流れていたことが原因だと考察できる。おそらく、ジェームズ・ガン共同CEOとしては、バットマンの仲間たちであるバットファミリーが活躍する『バットマン ブレイブ・アンド・ボールド(原題:Batman Brave and Bold)』までバットマンたちの登場は控えたいのだと考察できる。

また、『スーパーマン:レガシー』が公開される2025年にはマット・リーヴス監督、ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-2(原題:The Batman Part II)』が公開される。『THE BATMAN-ザ・バットマン-2』はDCU作品ではなく、DCエルスワールドという独立した世界観の「バットバース」に位置付けされる作品だ。そのため、2025年に公開される『スーパーマン:レガシー』にバットマンが登場すると観客が混乱するため、バットマンの登場が見送られた可能性も考察できる。

どんなヒーローが『スーパーマン:レガシー』に登場するのか

『スーパーマン:レガシー』はDCUの世界観を決定づける作品になるとも言われているため、バットマンが出演しないのは残念だ。しかし、スーパーマンという空飛ぶ超人が実在する世界において、スーパーヒーローがどのような立ち位置なのかを描くために複数のスーパーヒーローが登場することが決定している。現在明らかになっているスーパーヒーローは以下の通りだ。

ホークガール 演:イザベラ・メルセード
4代目グリーンランタン/ガイ・ガードナー 演:ネイサン・フィリオン
ミスター・テリフィック 演:エディ・ガテギ
メタモルフォ/レックス・メイソン 演:アンソニー・キャリガン
ザ・エンジニア/アンジェラ・スピカ 演:マリア・ガブリエラ・デ・ファリア

このほかにも俳優はまだ決定していないが、DCU版スーパーガールが『スーパーガール ウーマン・オブ・トゥモロー(原題:Supergirl Woman of Tomorrow)』に先駆けて登場するなども噂されている。DCUの方向性を決定づける作品となる『スーパーマン:レガシー』。今後、どのようなスーパーヒーローが登場するのか注目していきたい。

『スーパーマン:レガシー』は2025年7月11日より全米公開予定

Source
James Gunn Threads

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『スーパーマン:レガシー』のスタッフについてはこちらから。

『スーパーマン:レガシー』のクラーク・ケントの設定と撮影開始時期はこちらから。

『スーパーマン:レガシー』に登場するヒーローたちのキャスティングはこちらから。

DCU10年計画『神々と怪物』の全作品の紹介はこちらから。

『ザ・バットマン』でのバリー・コーガンのジョーカーの再演についてはこちらから。

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スピンオフドラマ『ザ・ペンギン』は2024年米配信。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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