ジェームズ・ガン共同CEOがThreadsで発表
2025年7月11日に全米公開が予定されているDCU作品『スーパーマン:レガシー』。ファンの間では新人記者のクラーク・ケント/カル=エルがスーパーマンになるまでのオリジンを描くものだと噂されており、それではザック・スナイダー監督のDCEU作品『マン・オブ・スティール』(2013)と同じだと批判されていた。
しかし、その噂は覆された。積極的にSNSを活用しているジェームズ・ガン共同CEOだが、ジェームズ・ガン共同CEO自身が監督・脚本を務める『スーパーマン:レガシー』について、『スーパーマン:レガシー』のクラーク・ケント/カル=エルは30代の中堅記者であることをジェームズ・ガン共同CEOがSNSで明かした。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
そのきっかけはジェームズ・ガン共同CEOが非公式のDCコミックスの映画情報を発信するファンのアカウントに反応したものだった。そのアカウントであるDC Film NewsはThreadsに2023年12月22日に以下のような投稿をした。
ジェームズ・ガン共同CEOによる『スーパーマン:レガシー』のあらすじが明らかになりました。 スーパーマンはメトロポリスの新人記者であり、クリプトン人の遺産とクラーク・ケントとして育った人間の遺産を調和させる旅に出ます。撮影は2024年3月に開始されます(Production Listは3月4日と伝えているが、Colliderは3月中旬と伝えています)。
その投稿に対して、ジェームズ・ガン共同CEOが2023年12月23日に反応を示した。そこではジェームズ・ガン共同CEOの過去のインタビューから撮影が3月開始という話や投稿されたあらすじの中に真実があるとしつつ、間違っているところを否定した。その間違いというのはメトロポリスの新人記者という点だ。
このログラインがどこから来たのかはわからりません。私が書いたわけではないです。真実の要素を持っています(明らかに私が過去に言ったことに基づいています)。しかし、私はこの筋書きをこのようには表現しませんし、クラークを新人記者とは呼びません。彼は30歳の本格的な記者です。
ですが、撮影は2024年3月なんです。ストライキの間、制作チームが必死に頑張ってくれたことに毎日感謝しています。もしそうしていたら、2025年7月までの制作はできなかったでしょう。
『スーパーマン:レガシー』は以前よりDCEUでのクラーク・ケント/カル=エル/スーパーマンのヘンリー・カヴィルの降板理由は年齢だとされており、それに反してDCUのクラーク・ケント/カル=エル/スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェットの年齢が問題視されていた。
『マン・オブ・スティール』時点のヘンリー・カヴィルは29歳だったが、『スーパーマン:レガシー』公開時点のデヴィッド・コレンスウェットの年齢は31歳となる。ジェームズ・ガン共同CEOがクラーク・ケント/カル=エル/スーパーマンの年齢は映画公開時のデヴィッド・コレンスウェットと同じにするとコメントしたため、年齢を理由に降板させられたと言われているヘンリー・カヴィルに対して不義理ではないかということだ。
その年齢問題に関して、ジェームズ・ガン共同CEOが出したコメントが『スーパーマン:レガシー』のクラーク・ケント/カル=エルは新人記者ではなく、30代の中堅記者だという設定というわけだ。
ジェームズ・ガン共同CEOが始めようとしているDC10年計画「神々と怪物」。その中でも中核を担う作品となる『スーパーマン:レガシー』だが、今回の中堅記者の設定など、まだまだ明らかになっていないことが多い。今後のジェームズ・ガン共同のSNSに注目していきたい。
Source
Threads
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