映画『ブラック・ウィドウ』アクション映像公開
2021年7月8日(木)より劇場公開され、7月9日(金)よりDisney+ プレミアアクセスでの配信が始まる映画『ブラック・ウィドウ』より、アクションシーンの裏側を映し出した映像が公開された。
MCU映画第二24作品目にして、2019年に公開された『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』以来、約2年ぶりにMCUがスクリーンに帰ってくる。そんなMCUの“復活”に相応しいど迫力のアクションシーンにフォーカスした今回の映像では、『ブラック・ウィドウ』の新たな一面を映し出している。
2分弱の今回の動画は、『ブラック・ウィドウ』のロケ地となったブダペストでのカーチェイスシーンから幕を開ける。ヴィランのタスクマスターが乗る装甲車が一般車両を薙ぎ倒し、車が爆発して横転するシーンなど、全て実際にブダペストの路上で撮影されたと語るのは、主演のスカーレット・ヨハンソン。映画『ブラック・ウィドウ』は「MCUが経験したことのないもの」になっていると話す。映像には猛スピードで町のど真ん中を駆け抜ける装甲車の姿が捉えられている。
出演者も見どころを紹介
また、ブダペストという街はナターシャ・ロマノフにとって重要な場所であることが紹介され、家族との再会シーンが映し出される。ナターシャの妹であるエレーナ・ベロワを演じたフローレンス・ピューは、スカーレット・ヨハンソンとのアクションシーンについて、「スカーレットと知り合った二日後には彼女をドアに叩きつけていました 笑」と回想。『ブラック・ウィドウ』で描かれる格闘シーンは、いずれも感情のこもったものだと語っている。
更にスカーレット・ヨハンソンは「MCU史上最も激しい戦闘シーンがある」と紹介。レッド・ガーディアンことアレクセイ・ショスターコフを演じたデヴィッド・ハーバーは、「巨大な収容所での大規模な戦闘シーンがあるんです。エキストラが400人もいました」と話す。
そして、動画の後半には『ブラック・ウィドウ』の監督を務めたケイト・ショートランドが登場。「本能的で楽しいものを作りたかったんです。でも、同時に一人の人間としてのナターシャを描きたかった。観客の皆さんが今まで見たことがない彼女の一面を見せたかったんです」と、今回の映画の方向性を紹介している。最後に、スカーレット・ヨハンソンが「このキャラクターと共に10年の歳月を過ごしました。そして、彼女はようやく彼女自身の物語を描くことができます」と述べて、動画は幕を閉じる。
圧倒的なアクションシーンと共に、ナターシャ・ロマノフの内面を描き出す映画『ブラック・ウィドウ』。一瞬たりとも目が離せない作品になりそうだ。
映画『ブラック・ウィドウ』は、2021年7月8日(木)より劇場公開、7月9日(金)よりDisney+ プレミアアクセスにて配信を開始する。
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