『ザ・バットマン2』公開日決定
2022年3月に公開され高い評価を得たマット・リーヴス監督、ロバート・パティンソン主演の映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の続編が2026年10月2日に全米で公開される。元は2025年10月公開を予定していたが、2024年3月に新たなスケジュールが発表された。英題は『The Batman Part II』となっている。
『ザ・バットマン2』では、マット・リーヴス監督と主演のロバート・パティンソンが続投する。前作『ザ・バットマン』は、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響で公開が約一年遅れていたが、今回も全米俳優組合および脚本家組合の大規模ストライキの影響もあり、前作公開から4年後というタイミングでの公開になりそうだ。
『ザ・バットマン2』の公開日とタイトルが正式発表された2023年1月には、マット・リーヴス監督は自身のTwitterアカウントで「EPIC. CRIME. SAGA.(大作、犯罪、伝説)」とコメント。ゴッサムの街を舞台にした「ザ・バットマン」シリーズがさらに巨大なものになることを予感させ、前作『ザ・バットマン』と同様、続編もクライムサスペンス(犯罪サスペンス)となることを示唆している。
🦇🦇🦇EPIC. CRIME. SAGA.😀 https://t.co/YhVP3ZegXO
— Matt Reeves (@mattreevesLA) January 31, 2023
なお、マット・リーヴス監督の「ザ・バットマン」シリーズは三部作で製作されることが発表されており、現在はコリン・ファレル演じるペンギンのスピンオフドラマ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』が放送および配信されている。ドラマも含めて世界観が構築されている真っ只中だ。
DCスタジオの共同CEOに就任したジェームズ・ガンは、新たにスタートするDCU(DCユニバース)の10作品の製作を発表済み。この中には、バットマンことブルース・ウェインとその息子のロビンことダミアン・ウェインを描く『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド(原題:The Brave and the Bold)』も含まれている。
DCUはこれまでのDCEU作品を一新し、新たな「バットマン」シリーズに取り掛かることになるが、ジェームズ・ガンは「ザ・バットマン」シリーズはマット・リーヴス監督独自のユニバースになることを改めて表明している。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が公開されたトッド・フィリップス監督、ホアキン・フェニックス主演の「ジョーカー」シリーズも同様に独自の世界観を保ったまま進行している。
米Colliderによると、ジェームズ・ガン共同CEOは「マットは彼が“バットマン・クライム・サーガ”と考えるシリーズに取り組んでいますが、それにはドラマも含まれており、それはそのシリーズとして成立しています。先日、彼が素晴らしい本当にクールなものをピッチしてくれました。ですから、私たちの計画は続いていくことになります」とコメントしている。
『ザ・バットマン2(原題:The Batman Part II)』は2026年10月2日に全米公開。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は4K ULTRA HD&ブルーレイセットが発売中。
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