ロケット総解説『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』までを振り返る | VG+ (バゴプラ)

ロケット総解説『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』までを振り返る

©2023 MARVEL

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に備えよう

2023年5月3日(水・祝) より、待望のMCU最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が公開。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの集大成の作品となり、現行メンバーでの物語は本作が最後となることがジェームズ・ガン監督によって明言されている。

一方で、ジェームズ・ガン監督はロケットが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの隠れた主人公だったとも発言している。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』ではロケットの過去が描かれることが明かされており、ポスターもロケットを中心としたものが多くなっている。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でついに三部作のラストを迎えることになるが、これまでMCUではロケットはどのように描かれてきたのだろうか。今回は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とMCUの他作品でのロケットの活躍を振り返ってみよう。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』までのMCU作品の内容に関するネタバレを含みます。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で初登場

賞金稼ぎの“89P13”

ロケットがMCU初登場を果たしたのは、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014) でのこと。賞金稼ぎとして惑星ザンダーでグルートと共に活動していたところ、ヨンドゥが4万クレジットの懸賞金をかけたクイルが居合わせたため捕獲に乗り出す。

この時のロケットは保護者に手を取られて階段を降りる子どもに「一人で降りろクソガキ」と言い放つなど、子どもにも容赦ない。カメオ出演したスタン・リーにも悪態をついているが、両方ともスコープを通して対象を観察した上で悪口を言っており、人間観察好きの一面も窺える。

その後、クイルと、パワーストーンの入ったオーブを狙うガモーラとの三つ巴の戦いに発展するが、最終的にはロケットとグルートがクイルを捕らえる一枚上手の姿を見せた。結局4人はノバ軍に逮捕されてしまうのだが、この時ノバ軍の兵士に「89P13、武器を捨てろ」と呼び掛けられ、本名が89P13であることが示されている。

逮捕時に明かされた事実

捕まった後は、「自称ロケット」「違法な遺伝子操作で下等な生命体に変身」と説明され、「ロケット」が自分で付けた名前であることが明かされる。ロケットという名前のオリジンについては、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でも触れられるポイントになる。

逮捕時のデータには、「13の盗み、22の脱獄、7の傭兵活動、15の放火、噛み癖」と記されている他、「仲間(Associates)」の項には「グルート」と「ライラ」の名前がある。ライラはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に登場するロケットの旧友のカワウソだ。

囚人服に着替える際には、クイルがロケットの背中に何かが埋め込まれていたことを視認している。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のポスターでは、ロケットは幼い頃に身体中に器具が取り付けられていたことが明かされている。

その後、ロケットは荒くれ者が集まる刑務所でグルートのパワーを見せつけ、自分がスピーチを行うことで主導権を得る。グルートが腕力を、ロケットが口を使って優位な状況を作るサバイバル術だ。ロケットとグルートの二人は長らくこうして共に行動してきたことが窺える。

脱獄シーンでは、ロケットは囚人の義足が必要と嘘をついてクイルに手に入れさせたり、後にはラヴェジャーズメンバーの義眼を狙っていたこともあり、何かと人を困らせては楽しむ姿も印象的だ。一方でテック系に長けており、看守塔以外の人工重力をオフにして警備ドローンをハッキングすると、看守塔の部屋を“ロケット”に変えてしまう天才的な技術も発揮している。

ロケットの優しい一面

そんなロケットにもソフトな一面がある。ノーウェアで酔ってドラックスと喧嘩した時には「害獣」と呼ばれたことに怒っている。こんな姿に、「化け物」に改造してくれって頼んでない、と不本意に改造されたことを嘆いていた。また、ドラックスが「害獣」と、ガモーラが「ネズミ」と呼んだことを気にしていることから、意外と繊細なロケットの心の内が明らかになっている。

そして、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』におけるロケット最大のハイライトが、ロナンへの復讐に駆られて暴走したドラックスに言い放った、「甘ったれるな。みんな大切な人を失ってる。他人を巻き込む言い訳にするな」というセリフだ。

このセリフは、それぞれが“欠落”を抱えるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというチームだからこそ響く言葉だ。それぞれが何かを失ってきたからこそ、他者の過去に対して同情するのではなく、仲間と一緒に前を向いて戦うという道を選ぶのだ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの精神性を象徴するロケットだが、クイルの指揮でロナンに立ち向かおうという状況では、ロケットは最後まで立ち上がらない。クイルは「俺たちは負け犬だが、人生はチャンスをくれた」「今日だけは見逃さない」と主張するのだが、ロケットには過去に立ち向かって敗れた経験があったのだろうか。

クラマックスの戦闘では、ロケットはノバ軍を指揮するリーダーシップを披露。一方、グルートが殺されたことに激昂し、グルートの死後も残された枝を植木鉢に植えて大事に抱えている。その甲斐あって、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のラストには二代目のグルートが誕生。劇中でもグルートを「俺やお前のようにはうまく話せない」と庇うなど、グルートへの愛情が感じられたが、ロケットにとってはグルートは特別な存在だったのだ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(Vol. 2)』での問いかけ

自分を見つめ直す回

2017年公開の続編映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(Vol. 2)』では、クイルが中心の物語に。それでも、ロケットについても、生まれ変わったグルートとのコンビと、ヨンドゥと自分を重ね合わせる姿が印象的だった。

ロケットは冒頭からグルートが虫を食べようとしたのを止める保護者らしい姿を見せながらも、バッテリーを盗むズル賢さも引き続き披露。流星群を抜ける時には「操縦用の改造もされている」ことを明かしている。

また、クイルにアライグマと呼ばれて怒るシーンや、クイルの父エゴに「三角頭の猿」と言われて頭の形を気にする場面も。更にエゴの元へ向かうクイルから「宇宙一の憎まれ王の道を歩んでいる」と忠告を受けてもいる。『リミックス』は、ロケットがガーディアンズの仲間との交流を通して自分を見つめ直す回でもある。

一方で、グルートには優しいのがロケットだ。迫り来るラヴェジャーズを待ち伏せする場面では、ロケットは無線をオンにして歌を口ずさんでいるのだが、室内で不安がっているグルートを安心させているようにも見える。最終的には「電池の場所を教えるからグルートに手を出すな」と、グルートの安全を優先した判断を下す姿も見せている。

「お前は俺だから」

ヨンドゥと共にラヴェジャーズに捕えられた後は、ヨンドゥの話し相手になってあげるが、ロケットはヨンドゥを通して自分と向き合うことになる。ロケットは危険を冒してでもクイルを助けに行くことを選ぶが、その理由を聞かれると、「クイルを助ければ一生デカい顔ができる」と強がっている。

これに対してヨンドゥは「必死でイキがってても誰よりも臆病者」、電池を盗むのも仲間を突き放すのも心の穴を隠すためだと、ロケットの心のうちを指摘している。「お前を作った科学者たちも冷たかったか」と聞くヨンドゥもまた、幼い頃に両親に売り飛ばされていた。「分かるんだよ、お前は俺だからだ」というヨンドゥからのロケットへの言葉は、視聴者である私たちにも響く言葉だ。

私たちが悪態をつくロケットに好感を持つ理由は、どこか自分と重なる部分があるからだろう。私たちは常に強く優しくあれるわけではない。だから、好き勝手に言いたいことを言い、仲間を求めているのに強がるロケットに共感するのだ。

人を受け入れ、人に受け入れられること

その後のロケットは優しい。人間のことは「知ーらね」と言っているが、惑星の動物のことを心配する姿も。動物に優しいロケットのオリジンは、『VOLUME 3』で確かめよう。そして、最後にロケットはヨンドゥに一つしか手持ちがなかったエアロ・リグ(ジェットパック)を渡し、ヨンドゥはそれをクイルのために使う。

この時、グルートはヨンドゥに「クソガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにようこそ」という意味の言葉を言い、ロケットがそれを翻訳してヨンドゥをチームに迎え入れている。その後、ガモーラはクイルを助けに行こうとするがロケットはこれを制止して「仲間を失うのは一人で十分」と言う。

この「一人」というのは、ロケットがヨンドゥに脱出するためのアイテムを一人分だけ渡していることから、クイルではなくヨンドゥのことを指しているものと思われる。似たもの同士であるヨンドゥがどんな行動を取るのかをロケットは分かっていたのだろう。

ロケットはヨンドゥの死を銀河中に伝え、ヨンドゥの葬儀がラヴェジャーズによって行われた。この展開にも、ロケットの優しさが表れている。更にロケットは「電池を盗んだりして嫌なやつだった」とヨンドゥと自分を重ね合わせた言葉を吐くが、クイルは「そんなことない」と、ロケットとヨンドゥの両方を受け入れるのだった。

『リミックス』の本編ラストは、ロケットの顔を映して幕を閉じる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、ロケットの言葉によってガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの生き方が定義され、『リミックス』ではロケット自身がその生き方と向き合うことになる。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、ロケットの物語と言っても過言ではない。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』&『エンドゲーム』での活躍

『インフィニティ・ウォー』でのソーとの出会い

そうしてロケットの紹介は終わり、ロケットはMCU全体のハイライトである『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) に合流する。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではサノス軍に襲撃されて漂流していたソーと出会うと意気投合。ソー、ロケット、反抗期のグルートのトリオが結成される。

ロケットたちは、サノスに対抗するためにソーのストームブレイカーを作れる惑星ニダベリアへ。その道中ではロケットは「船長の仕事」としてソーの過去について話を聞いてあげている。家族全員と親友を失い、それでも強がるソーが「失うものはない」と言うと、ロケットは「俺は失うものがたくさんあるけどな」とボヤいている。今のロケットには仲間がいる、と言う主張とも受け取れるセリフだ。

そして、ロケットはソーに義眼をあげることに。いつも義足や義眼を取って面白がろうとしていたロケットの意外な行動だ。かつてのように「甘ったれるな。みんな大切な人を失ってる。他人を巻き込む言い訳にするな」と突き放すことはせず、寄り添ってソーの冒険に付き合う姿が印象的だ。

三人はグルートの腕を柄にしたストームブレイカーの製造に成功した後、ワカンダでの戦いに合流。ロケットはウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズと共闘した後、バッキーの義手を欲しがって断られると「くすねてやる」とこぼしている。この伏線は後に回収されることになる。

『インフィニティ・ウォー』のラストではサノスの指パッチンによってグルートが消滅。「No, no, no, no, no… Groot, no.」と言葉を失っていた。ガモーラはサノスの手で殺されており、クイル、ドラックス、マンティスも消滅した結果、ロケットはその後の5年間をネビュラとアベンジャーズメンバーと共に過ごすことになる。

『エンドゲーム』での活躍

『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではロケットは大活躍。まずトニー・スタークと帰還したネビュラに寄り添い、手を握ってあげる優しい一面を見せている。その後は生き延びたメンバーと共に作戦会議に加わっており、帰還したトニー・スタークから「ぬいぐるみかと思ってた」と驚かれている。

会議では生じたエネルギーを分析してサノスの居場所を特定。ブレインとしての立ち位置を見出している。傷心のソーと共にアベンジャーズはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのベネター号でサノス討伐に乗り出すがそれでは問題は解決せず。引きこもりになったソーを連れ戻すべくブルース・バナーと共にニュー・アスガルドへ向かう。

変わり果てた姿のソーにブルースは優しく説得するが、ソーは戻ってくると言わない。そこでロケットは「船にビールがある」と言い、ソーが一緒に来るための理由を作ってあげる。強がって素直になれない状況をよく理解しているロケットだからこそのやり方だ。

ロケットは、タイム泥棒作戦の会議ではパワーストーンのありかについての議論を主導。宇宙経験がないスコット・ラングを子犬扱いする姿も見せている。ロケットはソーと共に2013年のアスガルドにタイムトラベルするが、亡き母の姿を見て情緒が不安定になるソーのお守りに手を焼いている。グルートにせよソーにせよ、ロケットはお世話係になることが多い。

この場面でロケットはパニックになったソーを平手打ちすると、「大切な人を亡くしたのはお前だけか?」と問いかけて名言を復活させる。ダメになったおじさんに効く一言なのだ。ロケットはここで「クイル、グルート、ドラックス」の名前と「触覚娘(マンティス)」を挙げて「家族を失った」と主張する。死んだ人は生き返らないが、自分たちが生き返らせられる人たちがいることを理解させ、「お前ならできる」と勇気づけるなど、良きメンターとしての姿を見せている。

結局ロケットは一人でリアリティストーンを手に入れると、ハンマーを手に入れたソーと共に帰還。“アッセンブル”時にはウォーマシンの肩に乗って移動し、戦場で復活したグルートと再会している。戦いの後にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと共にトニー・スタークの葬儀に参列。切り株の上に腕を組んで立ち、俯いて神妙な面持ちをしていた。

『エンドゲーム』のラストでは、新たにチームに加わるソーを「置いてくぞ」と迎えに来ている。世界を救ったロケットは、なおもツンデレだが仲間思いであることが示されている。

『ソー:ラブ&サンダー』『アイ・アム・グルート』での姿

『ソー:ラブ&サンダー』(2022) では、『エンドゲーム』後に宇宙の平和を守るガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの姿が少しだけ描かれた。トラブルに巻き込まれたロケットはソーに不満を垂れている。ソーと別れる際にクイルは「愛する人たちの瞳を見ろ。自分が何者かわかる」とソーに告げるのだが、その視線の先にはロケットたちがいる。他者を見て自分を知るというシリーズのテーマが示されたと言える。

ミニシリーズの『アイ・アム・グルート』(2022) では第5話「大傑作」にロケットが登場。アートに目覚めた反抗期前のベイビーグルートが描いた絵を、老眼鏡をかけて見ており、ここでは“親”としての顔を見せている。大きなグルートが仲間たちを包み込むように手を伸ばす絵を見たロケットは「額に入れて飾ろう」と喜んでいる。

『ホリデー・スペシャル』での一言

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』(2022) ではロケットの出番は多くないが、『VOLUME 3』前の最後の登場作品となっている。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはサノスに破壊されたノーウェアを買い取り、復興に取り組んでいる。

ロケットは、かつてノーウェアでコレクターに所有されていた宇宙犬コスモと仲良くなっている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でコレクターの拠点のショーウィンドウに入れられたコスモと初めてすれ違った時は、互いに威嚇し合っていた。

『ホリデー・スペシャル』の本編はマンティスとドラックス、そして本人役で出演したケヴィン・ベーコンの冒険が中心になっている。そのため、ロケットが再登場するのは終盤で、ロケットはネビュラからのクリスマスプレゼントとして、バッキーの左腕をもらっている。

ロケットが『インフィニティ・ウォー』でバッキーの腕を欲しがっていたことと、『エンドゲーム』でロケットとネビュラが唯一残ったガーディアンズメンバーとして5年間を共に過ごしたことの伏線が回収されている。

『ホリデー・スペシャル』のポストクレジットシーンでは、グルートがクリスマスツリーとして装飾され、それを落としたグルートをロケットとコスモが批判する場面が描かれる。ロケットが「また番外編を作らなきゃ」と言って幕を閉じるのだが、ロケットがトリロジーの完結後もシリーズが続くことを期待させる嬉しい展開だった。

数々の旅を経て、ついに最終章を迎える「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』ではどんな物語が待っているのか。是非とも劇場で見届けよう。

ジェームズ・ガン監督が語った『VOLUME 3』に込めたロケットへの思いはこちらから。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は2023年5月3日(水・祝) 日本公開。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』

【ネタバレ注意!】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のネタバレ解説&考察はこちらから。

【ネタバレ注意!】ジェームズ・ガン監督の発言を踏まえた『GotG3』の考察はこちらの記事で。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』最新予告編の解説&考察はこちらから。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』のネタバレ解説はこちらから。

同作で明かされたマンティスの秘密について、演じたポム・クレメンティエフが語った内容はこちらから。

『アイ・アム・グルート』の解説はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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