DCU版『スーパーマン』ファーストルックからわかる10のこと 徹底考察&解説 | VG+ (バゴプラ)

DCU版『スーパーマン』ファーストルックからわかる10のこと 徹底考察&解説

James Gunn Instagram Screen Shot

デヴィッド・コレンスウェット版スーパーマンがお披露目

2025年7月11日(金)に公開されるジェームズ・ガン監督・脚本作品『スーパーマン』のファーストルックInstagramでジェームズ・ガン共同CEOが公開した。この『スーパーマン』はDCU(DCユニバース)の実写映画の先駆けとなり、多くのスーパーヒーローが登場することが発表されている。


『スーパーマン』のファーストルックだけでも10個の発見があることを、米Screen Rantが報じた。デヴィッド・コレンスウェットの演じるスーパーマンは、ヘンリー・カヴィルの演じるスーパーマンよりも古典的なデザインとなっていることが考察できる。

本記事ではジェームズ・ガン監督・脚本作品『スーパーマン』のファーストルックからわかる10個の発見について、考察と解説を述べていこう。なお、本記事は既に解禁された情報をもとにしているが、何も情報を入れずに映画作品を楽しみたいという方は注意していただきたい。

ジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』ファーストルックで明らかになった10のこと

新しく、それでいて古典的な赤いブーツ

スーパーマンの新しいブーツは、彼の主に青いスーツとは対照的に古典的な赤である。また、ブーツの上部にはディボットがあるが、アローバースでのタイラー・ホークリン版スーパーマンのようにシャープなものなど、過去のスーパーマンに見られたような尖った形ではない。

全体的に、ブーツはラインによって現代的なスタイルが追加されており、スーツ自体に描かれているラインといくらかマッチしている。とはいえ、実写版スーパーヒーローのスーツにありがちな大げささはない。

暗すぎず明るすぎないマント

スーパーマンはこのDCUの新しい画像で、ブーツを履いて座っている。そのため、マントの全貌を見ることは難しいが、マントは1978年の映画『スーパーマン』やその続編のシリーズでクリストファー・リーブが演じたスーパーマンよりも濃い赤の色合いに見える。

同時に、最近のDCEU(DCエクステンデッドユニバース)におけるヘンリー・カヴィルが演じたスーパーマンのものよりも鮮やかであるようにも見える。ヘンリー・カヴィルの演じたスーパーマンのスーツの色は、リアリズムのため、そしてDCEUでの『マン・オブ・スティール』(2013)ではザック・スナイダー監督の映像美を優先した演出とダークな雰囲気によりマッチさせるため、あまり鮮やかではなかったからだ。

帰ってきたスーパーマンの赤いパンツ

ヘンリー・カヴィルが演じたスーパーマンには2011年に開始された『New52』の大規模リランチ企画に合わせて赤いパンツがなかったが、デヴィッド・コレンスウェットが演じたスーパーマンのコスチュームには、青いスーツの上に伝統的な赤いパンツがある。このパンツの有無は、コミックであれ映画であれ、新しいコスチュームが登場するたびにいつも熱い議論を呼ぶ。

トランクスはスーパーマンというキャラクターを古く感じさせるという意見がある一方で、1938年以来、スーパーマンのコスチュームの象徴的な一部となっているため、パンツなしではコスチュームが不完全に感じられるという意見もある。この最初の画像からパンツについてそれ以上のことを見ることは難しいが、パンツが本当に新しいスーパーマンのスーツの一部であることは確認できる。

カールした前髪

ジェームズ・ガンが新たに公開したスーパーマンの画像は、デヴィッド・コレンスウェット演じるクラーク・ケントがDCUでも特徴的な分け目の髪をカールさせることを裏付けるものだ。ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンは、『ブラック・アダム』(2022)でポストクレジットに登場した際も前髪をカールさせていなかった。コミックも映画でも、前髪をカールさせるのはスーパーマンのヘアスタイルの古典的な演出であることが多い。

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1978年『スーパーマン』のクリストファー・リーブと、その続編を描いた『スーパーマン リターンズ』(2006)のブランドン・ラウスが演じたスーパーマンは前髪にカールをつけていたが、CWで放送されていた『スーパーマン&ロイス』(2021-2024)でタイラー・ホークリンが演じたカル・エルはDCEUのマン・オブ・スティールに倣って前髪のカールをつけていなかった。そのため、デヴィッド・コレンスウェットが古典的なスーパーマンの前髪のカールを持つことは、DCヒーローの長い遺産を継承していることを感じられる。

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古典的な黄金のベルト

新しいスーパーマンの画像は、デヴィッド・コレンスウェットのスーパーマンがゴールドのベルトも着用することを確認するものだ。ベルトは腕と膝の間にあることが確認できる。とはいえ、コミックのスーパーマンのコスチュームのいくつかのバージョンに見られるように、ベルトは1本の連続したバンドではなく、分割されたものかもしれないと考察できる。

しかし、ベルトを追加することで、実写で描かれているように、パンツがより自然なコスチュームの一部としてよりよく見えるようになるだろう。いくつかのバージョンでは、ベルトのバックルとして、惑星クリプトンでは希望の象徴であり、スーパーマンの頭文字である小さな「S」のロゴが付いているものもある。

『New52』から受け継がれたコスチュームのデザイン

新しいコスチュームのいくつかの要素は、スーパーマンの古典的なデザインだが、より現代的なデザインもある。これには、新しいブーツや、スーツの青い部分を横切る様々なラインやパイピングが含まれる。これは、2011年に企画されたDCコミックスの大規模リランチ『New52』を想起させる。この新しいスーパーマンのコスチュームのラインは確かに控えめではあるが、同じような現代的な雰囲気を伝えつつ、より古典的な要素ともうまく調和している。

デヴィッド・コレンスウェットのスーパーマン・コスチュームはまた、襟を特徴とするDCUの最初の実写スーツのひとつでもある。これは、スーパーマンの『New52』のコスチュームからの影響のようにも考察でき、過去のコスチュームと比較して、より顕著な襟を特徴としている。そのため、この新しいスーパーマンは、以前のものと比べてより独特なものに見える。

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スーパーマンの胸のSのシンボル

ジェームズ・ガンは2024年3月にDCUスーパーマンのロゴを明らかにしたが、カル=エルのコスチューム全体でスーパーマンのロゴを見るのは非常に興味深い。この新しいデザインは、1996年に発売された伝説的なコミックの『キングダム・カム』のスーパーマンと比較されている。スーパーマンのロゴについての考察と解説はこちらの記事が詳しい。

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多くの人が、クリプトン人の希望の紋章が、人類によってスーパーマンの頭文字であるアルファベットの「S」の文字として解釈される。むしろ本質的にはDCUの世界の人々は最初から大きな「S」であるとして、その外観を賞賛している。また、スーパーマンが世界を救う前にすでに大きな打撃を受けたかのように、このロゴが摩耗して見えることも考察の余地が残されている。

メトロポリスのデザイン

スーパーマンがブーツを履き終えたときに窓から見える、スーパーマンのホームタウンであるメトロポリスと考察できる街の夜景。しかし、クラーク・ケントが記者として務める新聞社デイリー・プラネットや宿敵のレックス・ルーサーの所有するレックス・タワーといった主要なランドマークは、この特別な眺めではどこにも見当たらない。とはいえ、2025年の公開に先駆けて『スーパーマン』の初予告編が公開されれば、スーパーマンのホームタウンの詳細が明らかになり、かなり興味深いものになるはずだ。

メトロポリスを襲う巨大なレーザー

メトロポリスの夜景よりも重要なのは、窓の外に見える、巨大なレーザーを発射する巨大な球体である。スーパーマンの胸がすでに戦闘で損傷しているように見えるのは、この巨大なレーザーによるものなのか、それを操るのは誰なのかを考察するのも興味深い。

結局のところ、ニコラス・ホルトが演じるスーパーマンの宿敵のレックス・ルーサーは2025年のスーパーマンに登場することが確認されているが、この巨大な武器は、よりエイリアン的なものに見える。しかし、紫色はコミックにおける彼の特徴的な色のひとつである。

予告されているこの巨大レーザーは、スーパーマンの古典的な悪役で、多くのファンが長年実写での登場を望んでいたDCU版のブレイニアックのものかもしれない。また、アンジェラ・スピカことザ・エンジニアはほとんど何でも作り出す彼女の能力の持ち主のため、エンジニアが作り出した武器の可能性も考察できる。オーソリティの一員であるエンジニアは、『スーパーマン』でマリア・ガブリエラ・デ・ファリアが演じる。

緑のレーザーはグリーンランタン?

また、この巨大なフライング・レーザーの後方に緑色の光線が発射されているように見えることも重要だ。しかし、その光源は、この新しい画像ではスーパーマンの頭の真上にある窓のすぐ後ろに隠されている。ともあれ、これはDCUに初登場するグリーンランタンの4代目グリーンランタン/ガイ・ガードナーの可能性が考察できる。

ネイサン・フィリオンが2025年の『スーパーマン』で4代目グリーンランタン/ガイ・ガードナーを演じることは、DCスタジオとジェームズ・ガンによってすでに確認されている。その他にも複数のヒーローが出演することが発表されているため、スーパーヒーローはスーパーマンに、この新たな脅威が何であろうと手を差し伸べるかもしれない。出演するスーパーヒーローに関しての考察と解説はこちらの記事が詳しい。

ファーストルックでスーパーマンの「S」の文字とコスチュームがすでに摩耗していることから判断すると、おそらくスーパーヒーローたちはスーパーマンが回復する時間を稼いでいるのだろうと考察できる。メトロポリスを攻撃するものが何であれ、DCUのスーパーマンに匹敵する力の持ち主になる可能性が高いというサインだ。

2025年7月11日(金)に米公開されるジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』。本格的なDCUの映画作品の先駆けとなる『スーパーマン』ではどのような物語が描かれるのだろうか。まだ『スーパーマン』はティザーPVも、予告編も公開されていないため、新たな情報解禁が望まれる。

DCU版『スーパーマン』は2025年7月11日(金)より米公開。

Source
James Gunn Instagram/Screen Rant

DCU版『スーパーマン』のロゴについてはこちらの記事が詳しい。

ロイス・レイン役のレイチェル・ブロスナハンはDCU版『スーパーマン』の制作陣を完璧なオタクと評している。詳しくはこちらの記事で。

DCU版『スーパーマン』のクラーク・ケントの設定と撮影開始時期はこちらから。

デヴィッド・コレンスウェット版スーパーマンとヘンリー・カヴィル版スーパーマンの年齢差についてはこちらから。

DCU版『スーパーマン』に登場するヒーローたちのキャスティングはこちらから。

DCU版『スーパーマン』の公開日についてはこちらから。

DCU10年計画『神々と怪物』の全作品の紹介はこちらから。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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