2018年 SF映画興行収入ランキング【6位〜10位】

2018年もSF映画がマーケットを席巻した。上半期には、全世界の興行収入ランキング上位15作品の内9作品がSF映画という結果に。下半期も変わらずの好調さをキープし、様々な作品がネット上でも話題をかっさらった。今回は、2018年のSF映画を振り返り、年間の興行収入ランキングをご紹介する。大ヒットを記録したあの作品は一体何位にランクインしているのだろうか。まずは第10位から第6位までを見ていこう。

2018年 SF映画 興行収入ランキング (数字は2018年12月20日時点)

第10位 『ランペイジ 巨獣大乱闘』

興行収入 4億2,630万ドル(約468億9,300万円)
監督:ブラッド・ペイトン
配給:ワーナー・ブラザース
公開日:2018年4月12日(オーストラリアほか)

上半期で第7位にランクインした『ランペイジ 巨獣大乱闘』が年間でも第10位にランクイン。監督のブラッド・ペイトンと主演兼製作総指揮を務めたドウェイン・ジョンソンのタッグが、新作映画で爪痕を残した。同作は、アーケードゲームの「RAMPAGE」シリーズを原作とした実写化映画作品。約470億円の興収の内、4分の3以上が米国外での収益という結果となった。

第9位 『MEG ザ・モンスター』

興行収入 5億2,780万ドル(約580億5,800万円)
監督:ジョン・タートルトーブ
配給:ワーナー・ブラザース
公開日:2018年8月9日(香港ほか)

ここで下半期に公開された作品がランクイン。1997年に発表されたスティーヴ・オルテンによる原作小説の実写化作品だ。ジョン・タートルトーブ監督の下、主演にジェイソン・ステイサム、ヒロイン役にリー・ビンビンを迎えた同作は、アメリカと中国による合作映画。中国の市場をメインターゲットに据え、原作では日本人であったキャラクターは大幅に中国人に入れ替えられた。残酷描写についても、同国の規制に見合ったものに抑えられている。結果、中国での興行収入は1億5,000万ドルを記録し、サメ映画としての全世界興行収入は歴代最高額をマークした。

第8位 『レディ・プレイヤー1』

興行収入 5億8,220万ドル(約640億4,200万円)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
配給:ワーナー・ブラザース
公開日:2018年3月28日(フランスほか)

こちらは上半期から引き続きランクイン。巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督による最新作が年間トップ10の座を守り抜いた。アーネスト・クラインのSF小説『ゲームウォーズ』(2011)を実写化した同作は、日本のSF作品からも多くのキャラクターが参戦した。米国以外の興行収入額では、日本が2位となる2,340万ドルを記録したが、中国ではその10倍近い2億1,800万ドルを記録している。

第7位 『アントマン&ワスプ』

興行収入 6億2,270万ドル(約684億9,700万円)
監督:ペイトン・リード
配給:ウォルト・ディズニー
公開日:2018年7月4日(韓国ほか)

下半期に公開されたMCU作品が年間第7位にランクイン。前作『アントマン』(2015)に引き続き、指揮をとったのはペイトン・リード監督。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の衝撃的な結末を受けてどのような物語を展開するのか、大きな注目が集まっていた。蓋を開けてみれば、前作のコミカルなテイストはそのままに、“量子ねじれ”というギミックを絶妙に利用したハードSF作品に仕上がっていた。結果、前作の5億1,930万ドルを1億ドル以上も上回る興行収入を記録。やはりアメコミ原作、35%が米国内での興行収入となった点も特徴だと言える。

第6位 『デッドプール2』

興行収入 7億3,560万ドル(約809億1,600万円)
監督:デヴィッド・リーチ
配給:20世紀フォックス
公開日:2018年5月16日(世界同時公開)

なんとなんと、R指定作品の『デッドプール2』が年間第6位にランクイン。日本ではR15、中国では未公開ながらもこの数字を叩き出したというのだから驚異的だ。アメリカ社会に蔓延する“ポリコレ疲れ”を逆手にとったギャグが大ウケ。この大ヒットを受け、アメリカをはじめとする7カ国では、残酷描写を和らげたPG-13版の『ワンス・アポン・ア・デッドプール』が12月に公開されている。上半期のSF作品では第4位に食い込んだ同作、中国以外のマーケットだけでも大ヒットを記録できることを証明した。今後、定番シリーズとなっていくことは間違いなさそうだ。

以上が、2018年のSF映画興行収入ランキング10位から6位までの作品だ。6位と7位にはアメコミ原作の続編映画がランクインしたが、新作映画も健闘を見せている。やはり中国での成績が最終的な興行収入を左右するという流れは揺るぎないものとなった。そんな中でも、『デッドプール2』のように中国未公開の作品が年間トップ10にランクインしたという結果は、SF映画が世界中で愛されているという事実を思い出させてくれる。
果たして、2018年のトップ5には、どんな作品がランクインしたのだろうか。1位〜5位の発表をお楽しみに。

2018年のSF映画興行収入ランキング6位〜10位
第6位 『デッドプール2』
第7位 『アントマン&ワスプ』
第8位 『レディ・プレイヤー1』
第9位 『MEG ザ・モンスター』
第10位 『ランペイジ 巨獣大乱闘』

2018年上半期のSF映画興行収入ランキングはこちらから

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