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2018年上半期 SF映画興行収入ランキング【1位〜5位】

2018年も前半戦が終了。今年もSF映画作品が絶え間なく公開され、SFというジャンルの相変わらずの人気ぶりが証明されている。前回は、上半期のSF映画興行収入ランキングの内、6位から10位をご紹介した。

今回はいよいよ、上半期にヒットしたSF映画作品トップ5をご紹介する。

2018年上半期 SF映画 興行収入ランキング(数字は2018年7月2日時点)

第5位 『インクレディブル・ファミリー』

興行収入 6億5,650万ドル(約722億1,500万円)
監督:ブラッド・バード
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開日:2018年6月14日(世界同時公開)

なんとなんと、公開からたった二週間で上半期のトップ5にランクインしたのは、『Mr.インクレディブル』(2004)の続編、『インクレディブル・ファミリー』。日本では8月公開予定となっているが、既に前作の全世界興行収入を上回ったというのだから驚異的だ。ハードで重いテーマのSF作品が増えている中で、家族連れで鑑賞できるピクサーらしい作風が大ヒットの要因だろう。米国内では既に上半期の第3位にランクインしている。監督は前作から引き続き、『アイアン・ジャイアント』(1999)、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)、『トゥモローランド』(2015)を手がけたブラッド・バード監督。本作では脚本も手がけ、家族で楽しめるSFアニメーション映画を大ヒットに導いた。

 

第4位 『デッドプール2』

興行収入 7億2,030万ドル(約792億3,300万円)
監督:デヴィッド・リーチ
配給:20世紀FOX
公開日:2018年5月16日(世界同時公開)

ようやくアメコミヒーロー映画のお出ましだ。前作のヒットから二年、待望の大人気アンチヒーロー映画の第二弾。米国ではR18、日本ではR15に指定されているにも拘らず、上半期第4位の大ヒットを記録。家族で鑑賞できる作品が多い中で、堂々のランクインだ。前作のティム・ミラー監督に代わって、今作は『アトミック・ブロンド』(2017)のデヴィッド・リーチ監督が指揮を執った。X-MENのスピンオフシリーズとしては、『LOGAN/ローガン』(2017)で、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリンシリーズが終焉を迎えたばかり。今回の大ヒットで、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールもまた、新たな定番シリーズとなるだろうか。

 

第3位 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

興行収入 9億4,350万ドル(約1,037億8,500万円)
監督:J・A・パヨナ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
公開日:2018年6月6日(ドイツ他)

ここで大作シリーズ最新作の登場である。「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作がトップ3に食い込んだ。製作総指揮は、 第一作目の『ジュラシックパーク』(1993)、二作目『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)で監督を務めた、スティーヴン・スピルバーグ監督。第6位には自身が監督を務めた新作映画『レディ・プレイヤー1』がランクインしており、流石はSF界のレジェンドといったところ。監督はスペイン人のJ・A・バヨナ監督が務め、スペインを含む海外での収益が大きく、米国内での公開からはまだ一週間。どこまで数字を伸ばせるかに注目だ。

 

第2位 『ブラックパンサー』

興行収入 13億4,650万ドル(約1,481億1,500万円)
監督:ライアン・クーグラー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開日:2018年2月13日(香港他)

ブームを超えて社会現象を巻き起こしたライアン・クーグラー監督の『ブラックパンサー』が第2位。ここからはまさに桁違いの数字だ。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)内では18作目に当たるが、初の黒人アメコミヒーローを実写化した新シリーズが第2位を獲得。ブラックパンサー誕生から50年以上が経過してからの映画化に、その間の蓄積を発散するかのような爆発的大ヒットを記録した。アメリカ国内に限れば上半期の興行収入第1位を記録しており、単独ヒーロー映画史上最高収益、歴代興行収入記録第9位など、数々の記録を打ち立てた。

そして、ここまでくればもうお分かりだろう。『ブラックパンサー』を越えることができた作品は、もちろんアノ作品である…

 

第1位 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

興行収入 20億3,680万ドル(約2,240億4,800万円)
監督:ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開日:2018年4月25日(世界同時公開)

2018年上半期のSF映画興行収入ランキング、第1位に輝いたのは、やはり『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。歴代興行収入記録でも、『アバター』(2009)、『タイタニック』(1997)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2017) に次ぐ第4位を記録している。大ヒットを記録した『ブラックパンサー』公開から三ヶ月後の公開で、MCU作品が見事ワンツーフィニッシュを決めた。「キャプテン・アメリカ」シリーズを手がけていたルッソ兄弟が指揮を執り、来年公開予定の「アベンジャーズ4(仮題)」に大きな「宿題」を残した今作。2019年もMCU作品がSF映画界のメインプレイヤーになることは間違いなさそうだ。

 

実は、SF映画に限らない全映画の興行収入ランキングでは、上位15作品中9作品がSF映画という結果に。上位6作品に絞ると、SF映画ランキングと同じ並びになってしまう。もちろん、SF映画にも、続編作品やシリーズ物、実写化作品が並びがちで、『パシフィック・リム』(2013)のような完全オリジナルの作品が出てきにくいという問題はある。下半期でもSF作品が映画界を席巻することは間違いなさそうだが、今度はフレッシュな顔ぶれの登場にも期待したいところだ。

2018年上半期のSF映画興行収入ランキング1位〜5位
第1位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
第2位『ブラックパンサー』
第3位『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
第4位『デッドプール2』
第5位『インクレディブル・ファミリー』

第6位から第10位の作品はこちらから

– Source –
© IMDb.com

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