アカデミー新会員の招待者に細田守、新海誠、菅野よう子。#MeToo、#OscarSoWhiteの影響も

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アカデミーが新会員候補者928名を招待

日本時間の26日未明、映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)は、2018年の新会員として招待される928人を発表した。招待者数は史上最多で、招待者の大半が招待を受諾すれば、アカデミーの会員数は9,000名を超えることになる。

#MeToo、#OscarSoWhiteの批判払拭へ

映画業界では、セクハラ・性犯罪を告発する#MeTooムーブメントが広がりを見せている他、アカデミー賞演技部門の候補者が全員白人となった都市が続き、#OscarSoWhite (白すぎるオスカー)という批判も広がった。こうした問題の影響もあってか、今回招待された新会員は49%が女性。『プレデター』(1987)、『プレデター2』(1990)に出演したメキシコ人女優のエルピディア・カリロ、『X-MEN: アポカリプス』(2016)でサイロックを演じたオリヴィア・マン、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)でサラ・コナー、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)でキーラを演じたイギリス人女優のエミリア・クラーク、『ブラックパンサー』(2018)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でオコエを演じたダナイ・グリラなど、新旧のSFスター女優の名前が並んだ。俳優以外では、『ワンダーウーマン』(2017)でキャスティング・ディレクターを務め、先日、ワーナー・ブラザースのキャスティング部門のトップに昇進したことが発表されたクリスティ・カールソンの名前も見られる。現在のアカデミー会員の女性比率が28%であることを考えると、大きな前進と言える。

新海誠監督、細田守監督、菅野よう子も招待

さらに、アカデミーの非白人会員の比率は全体のわずか13%に止まっていたが、今回の招待者は38%が非白人。アジア人俳優では台湾出身の金城武や、『ドクター・ストレンジ』(2016)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のウォン役でお馴染みのベネディクト・ウォン、『アントマン&ワスプ』(2018)への出演が決定している韓国系アメリカ人のランドール・パークも選出されている。俳優以外では、フライトシューティングゲームの「エースコンバット」シリーズでも脚本を務めた片渕須直監督、『君の名は。』(2016)の新海誠監督や、『劇場版デジモンアドベンチャー』(1999)、『時をかける少女』(2006)の細田守監督、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2003)、『創聖のアクエリオン』(2005)をはじめ、数多くのSFアニメで音楽を担当している菅野よう子も招待を受けている。

アカデミーの会員には、毎年実施されるアカデミー賞を選定する投票権が付与される。これまで一定の人種、セクシャリティが大半を占め、その会員によって選出されていたアカデミー賞。変革へ向けた岐路に立つアカデミーの招待に、「新会員」はどう応えるのだろうか。

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via: ©︎2015 Academy of Motion Picture Arts and Sciences All rights reserved.
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