ドラマ『ロキ』シーズン2、10月6日配信開始 予告編にはロキを助けるキー・ホイ・クァンの姿も | VG+ (バゴプラ)

ドラマ『ロキ』シーズン2、10月6日配信開始 予告編にはロキを助けるキー・ホイ・クァンの姿も

©2023 MARVEL

ドラマ『ロキ』より特報公開

2021年にディズニープラスで配信を開始したドラマ『ロキ』のシーズン2が2年の時を経て、2023年10月6日(金)よりいよいよ配信される。米マーベル公式は、配信を2ヶ月後に控えた米時間7月31日(月)、『ロキ』シーズン2より特報映像を公開した。

今回の特報予告では、キー・ホイ・クァン演じる新キャラも登場している。異変が起きたロキをメビウスが連れて行った先には、「O.B.」という名で呼ばれる人物が。物だらけの部屋で天井から登場したこの人物は、正式には“ウロボロス”という名前だと報じられている。

メビウスが頼るくらいなので、優秀な人物であることは間違いなさそうだ。問題はロキの方である。O.B.によると、ロキは「タイムスリップ」しているのだという。その字の通り「スリップ (slip)」しているロキは、自分の意思とは関係なく様々な時代に飛んでしまう。今回の『ロキ』も厄介な問題を抱えての新シーズン突入ということになりそうだ。

地道に「足」で情報を手に入れることにしたロキは、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023) のポストクレジットシーンで描かれた時代も訪れている。ここでヴィクター・タイムリーを名乗る征服者カーンの変異体と出会うのだが、今回の特報に挿入された内容は、同作のポストクレジットシーンとほぼ同じ内容になっている。

また、ロキは「世界の破滅」が迫っていることにも触れている。これは映画『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』(2022) で描かれた、ユニバース同士が干渉しあってユニバースの消滅を招いてしまう“インカージョン”のことかもしれない。元はと言えば『ロキ』から始まったMCUのマルチバース展開。ロキはこの危機をどのように食い止めるのだろうか。

『ロキ』シーズン2は金曜日から配信開始

今回の『ロキ』シーズン2は、ディズニープラスのMCUドラマが配信されるいつもの水曜日ではなく、金曜日の配信になる。実は、ディズニープラスのドラマ作品はサービス開始当初は金曜日に配信されていた。ドラマ『ワンダヴィジョン』(2021) や『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021) が毎週金曜日に配信されていた時代を覚えているだろうか。その後、「スター・ウォーズ」を含むディズニープラスのアニメやドラマは水曜日配信に移行することになるのだが、その先陣を切ったのは他でもないドラマ『ロキ』だった。

ディズニープラスの配信が水曜日に変更された理由は、コロナ禍で停滞していた映画作品の劇場公開が戻ってきたからだ。『ロキ』シーズン1配信開始の翌月にあたる2021年7月には2年ぶりのMCU映画『ブラック・ウィドウ』が劇場公開されている。ディズニープラスの配信作品と劇場映画がかち合わないように、配信は水曜日、劇場は金曜日という風に棲み分けが行われたのだ。

その配信曜日変更の発表を行なったのが、ロキを演じるトム・ヒドルストンだった。「Wednesdays are the new Fridays.(水曜日は新しい金曜日)」という標語を動画で発表し、その後のディズニープラスでは、MCUドラマも「スター・ウォーズ」ドラマも水曜日に最新話が配信された。

『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(2022) が木曜配信になる例外はあったが、映画の好調もあり、金曜配信は基本的に避けられてきた。そして、『ロキ』シーズン2は再び金曜日に配信されるという。『ロキ』から始まった型を自ら破る“裏切り”には唸らされる。

ドラマ作品の試行錯誤

一方で、ドラマ作品の配信形態については、マーベル・スタジオの試行錯誤も垣間見られる。今回配信日が同時に発表されたドラマ『エコー(原題)』は、MCUドラマでは初めて全6話が一斉配信されることになる。MCUのドラマシリーズは『シー・ハルク』を最後に6月配信予定の『シークレット・インベージョン』まで1年近く配信がない状態が続いていた。

その間もスペシャルプレゼンテーション2作が配信され、映画3作が公開されているだけに、ドラマと他のコンテンツのバランスも難しいところ。コロナ禍のMCUを支えたのは確かにドラマシリーズなのだが、ここにきて取り扱いに苦労している感じもある。

なお、『ロキ』シーズン2は全6話で毎週1話ずつを金曜日に配信していくことになっている。日本では、最終話の第6話は11月10日(金)配信となり、これは映画『マーベルズ』の公開日と重なることになる。

ジョナサン・メジャースを巡る問題も

加えて、ドラマ『ロキ』シーズン2を巡っては、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023) 内でも触れられた征服者カーンの扱いについても注目が集まっている。『ロキ』シーズン1で在り続ける者として初登場を果たした征服者カーン役のジョナサン・メジャースは、過去の女性への暴行疑惑をきっかけに所属事務所から契約を解除されている。

今回の特報ではジョナサン・メジャース演じるタイルミーの姿が改めて映し出されたため、続投は間違いなさそうだ。ジョナサン・メジャースの裁判の動向と共に、今後の展開を注視しよう。

ドラマ『ロキ』シーズン2は2023年10月6日(金) よりディズニープラスで独占配信開始。シーズン1は配信中。

『ロキ』 (Disney+)

【追記】『ロキ』シーズン2第1話は日本時間の午前10時配信に配信されることが発表された。詳しくはこちらの記事で。

Source
Marvel.com

ドラマ『エコー』についてはこちらの記事で。

『ロキ』シーズン1でのロキの変化についてはこちらの記事で。

『ロキ』シーズン1最終話のネタバレ解説はこちらから。

 

ドラマ『シークレット・インベージョン』最終回の解説&考察はこちらの記事で。

11月10日(金)公開の映画『マーベルズ』予告の解説はこちらから。

【!ネタバレ注意!】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のラストからポストクレジットシーンまでの解説&考察はこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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