マーベル『What If…?』は8/11配信開始!
マーベル初のアニメシリーズ『ホワット・イフ…? (原題:What If…?)』が2021年8月11日(水)よりDisney+で配信を開始することが分かった。米マーベル公式が発表した。
同時に、オフィシャルのポスターと予告映像も公開。トニー・スタークがキルモンガーに助けられたら……という衝撃の「What if(もしも)」から幕を開ける予告編になっている。
アニメ『ホワット・イフ…?』は、フェーズ1からフェーズ3の23作品を対象に、各作品に1話ずつ「もしも」の物語が描かれる。今回公開された予告編では、「時間」「現実」「変わりうる」と告げられるドクター・ストレンジの姿、『アベンジャーズ』(2012) のメンバーがソー、ブラックパンサー、スター・ロード、ガモーラになっている世界、スター・ロードになりヨンドゥと話すティ・チャラ、「全てのユニバースは異なり、それぞれ固有のものだ」と話すウルトロン、イギリス国旗を身にまとい闘うキャプテン・カーターことペギー・カーターなどが映し出されている。
「マルチバースに踏み出せ (ENTER THE MULTIVERSE)」というフレーズの後に、ウォッチャーなる存在も口を開く。「私はウォッチャー。全ての事象を見ている。だが干渉することはしないし、できない。するつもりもない」「未知との出会いの旅に出て、考えを巡らせろ」と話すこの人物は、一体何者なのだろうか。
※7月29日、マーベルはジェフリー・ライトが声優を務めるウォッチャーの姿を公開した。詳細はこちらの記事で。
そして、2020年8月に大腸癌で亡くなったチャドウィック・ボーズマンが演じるティ・チャラの姿でこの予告編は幕を閉じる。チャドウィック・ボーズマンは生前に声優としての収録を終えており、『ホワット・イフ…?』が最後のMCU作品出演になるとされている。
日本では一日早くMCU最新作『ブラック・ウィドウ』が劇場公開されたが、アメリカでは『ブラック・ウィドウ』公開の前日にあたる。ドラマ『ロキ』の最終回を一週間後に控えたタイミングでもあり、ファンの楽しみを絶やさない形で発表が行われることになった。
ドラマ『ロキ』ではMCUのマルチバース化を期待させる展開が続く。『ホワット・イフ…?』も単なる特別企画では終わらない可能性もあるかも知れない。しっかり見届けよう。
MCU初のアニメ作品『ホワット・イフ…?』は、2021年8月11日(水)よりDisney+で配信開始。
第1話のネタバレ解説はこちらから。
新たに公開されたキャプテン・カーターのポスターはこちらから。
MCU映画『エターナルズ』の予告解説はこちらの記事で。
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