1971年から2023年の時代にジグラ復活『Making of “GAMERA Rebirth”』第4弾公開 | VG+ (バゴプラ)

1971年から2023年の時代にジグラ復活『Making of “GAMERA Rebirth”』第4弾公開

©2023 KADOKAWA/ GAMERA Rebirth Production committee

2023年9月7日、Netflixで世界配信

2023年9月7日よりNetflixで世界配信が決定している『GAMERA Rebirth』。怪獣プロレスに重きを置いた「怪獣の夏」を描く『GAMERA Rebirth』だが、その怪獣デザインを語る『Making of “GAMERA Rebirth”』の第4弾が2023年8月31日に公開された。『Making of “GAMERA Rebirth”』の第4弾で語られる怪獣は『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(1971)で初登場した深海怪獣ジグラだ。

深海に生息するミツリクザメをデザインモチーフにした『ガメラ対深海怪獣ジグラ』版の深海怪獣ジグラだが、『GAMERA Rebirth』で登場す2023年版の深海怪獣ジグラは肩幅が広く、魚のエイなどを想起させるデザインとなっている。その点について怪獣デザインを担当する髙濵幹はこのように語る。

水中ではすごく、こうかっこよくて、強い。上半身は異常に発達している肩幅をしているんですけど、脚がめちゃくちゃ華奢で、バランスが崩れている。

『Making of “GAMERA Rebirth”』の第3弾で怪獣デザインが詳しく語られたジャイガーでも巨大な頭と細い体のアンバランスさが語られており、『Making of “GAMERA Rebirth”』の第1弾で紹介された主人公怪獣であるガメラでも特徴的な手を大きくデザインしたことが語られている。

これらのことから、特撮版では怪獣のスーツに人間が入る都合上、不可能だったその怪獣の特性を強調した歪さを残したデザインとなりそうだ。また、このようなデザインに至った背景について、『GAMERA -Rebirth-』で監督を務める瀬下寛之監督は以下のように語っている。

昭和のジグラと形を大幅に変えた理由っていうのは、あの実はストーリーとか世界観ってときに、あの舞台を明確に変えて、戦い方も明確に変えたかった。

今回、『Making of “GAMERA Rebirth”』の第4弾と同じく公開された15秒CMではガメラとの水中戦が描かれ、ガメラの前脚がウミガメのヒレのように変形した状態で衝突するなど、水中での高速戦闘が強調される展開となりそうだ。

『GAMERA -Reborth-』公式サイト

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第1弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第2弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第3弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第5弾の記事はこちらから。

『GAMERA -Rebirth-』の予告第1弾の記事はこちらから。

『GAMERA -Rebirth-』の登場怪獣と主題歌に関する記事はこちらから。

Netflix『PLUTO』のキャスト紹介記事はこちらから。

Netflixドラマ版の『ONE PIECE』も2023年配信予定。実写キャストまとめはこちらから。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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