主題歌WANIMAに決定&5体の登場怪獣発表!『GAMERA -Rebirth-』 | VG+ (バゴプラ)

主題歌WANIMAに決定&5体の登場怪獣発表!『GAMERA -Rebirth-』

©2023 KADOKAWA/ GAMERA Rebirth Production committee

2023年9月7日Netflix世界独占配信

1965年に公開され、2015年の50周年記念作品を受けて新たな作品展開も行なわれている「ガメラ」シリーズ。その最新作アニメーションシリーズ『GAMERA -Rebirth-』が2023年に9月7日にNetflixで世界独占配信されることが決定した。「ガメラ」シリーズでは初のアニメーション作品であり、舞台は1989年の夏となっている。

出演声優には金元寿子、松岡禎丞、豊崎愛生、木村昴、宮野真守、早見沙織など豪華な声優陣が起用されている。また、監督はアニメーション映画「GODZILLA」シリーズの監督や『すずめの戸締まり』(2022)でCGキャラクター演出を務めた瀬下寛之監督が担当する。他にも猪原健太瀬古浩司らが構成に携わることが発表されている。

新しく公開された予告編第2弾では主題歌に加えて、登場するすべての怪獣が発表された。本記事では『GAMERA -Rebirth-』の主題歌と登場怪獣について紹介していきたい。

主題歌・エンディング楽曲 WNIMA

予告編第2弾で発表された主題歌とエンディング楽曲を担当するアーティストがWANIMAだ。主題歌は「夏暁」、エンディング楽曲は「FLY & DIVE」となっている。WANIMAは熊本県出身のバンドで、ボーカルとベースのKENTA、ギターとコーラスのKO-SHIN、ドラムとコーラスのFUJIの3名からなる。

2017年には第68回NHK紅白歌合戦に出場、2018年に発表した「JUICE UP!!のテーマ」は同年公開の『アントマン&ワスプ』の日本語版オフィシャル・テーマソングとなった。歌詞は明るくポジティブで、前向きで共に悩みを乗り越えるようなものが多いのが特徴だ。『GAMERA -Rebirth-』の「夏暁」と「FLY & DIVE」にも期待が高まる。

登場怪獣

ギャオス 初登場:『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967)

ガメラの宿敵とも言うべき怪獣であり、「ガメラ」シリーズに多く登場する怪獣がギャオスだ。コウモリのような翼を持った翼竜に似た怪獣であり、口から超音波メスを繰り出す。これは頸椎が音叉状に二つに分かれていることによるとされる。肉食性で昭和版、平成版の双方ともに人間の肉を好んで捕食する。「昭和版ガメラ」シリーズでは超音波怪獣、「平成版ガメラ」シリーズでは超遺伝子獣という異名を持つ。

亜種が多く、『ガメラ対大悪獣ギロン』(1969)に登場した宇宙ギャオス、『ガメラ3 邪神覚醒』(1999)に登場したギャオス・ハイパー、変異体である邪神イリス、漫画作品『ガメラ外伝Ver2.5』(1999)に登場する海棲性ギャオスなどが存在する。「ガメラ」シリーズ50周年記念映像の石井克人監督作『GAMERA』(2015)にも人類を襲う宿敵として登場する。

大魔獣ジャイガー 初登場:『ガメラ対大魔獣ジャイガー』(1970)

『ガメラ対大魔獣ジャイガー』に登場した怪獣で、大魔獣の異名を持つ。悪魔の笛という石像に封じ込められていた。マグネチューム光線や唾液固形ミサイルを使用する上、最大の特徴としてガメラを含めた相手に卵を産み付ける吸血攻撃が挙げられる。卵が産み付けられたガメラの体は透明化していき、ガメラの肺の中で小ジャイガーが孵化した。

低周波が弱点だが、悪魔の笛と呼ばれる石像には人間の血を吸わせる仕組みが組み込まれているなど、人間から畏怖による一種の信仰を集めていた怪獣でもある。この低周波は人間にも有害である。尾の産卵管からガメラに卵を産み付けるなどして苦しめたが、最後はマグネチューム光線と産卵管が封じられた末に、ガメラに悪魔の笛を頭部に投げつけられて死亡した。

深海怪獣ジグラ 初登場:『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(1971)

ミツリクザメもモチーフにした怪獣で、怪獣と呼ばれているが本来は環境汚染の母星を捨てて宇宙船と半ば融合して移動する高度な知性と文明を有する水中生物である。ジグラ円盤と呼ばれる宇宙船に乗って地球に飛来し、X1号と呼ばれる女性工作員を引き連れている。

水中では頭部の鋭い刃とマグニチュード12以上の地震を起こす赤色の破壊熱線、物体を別の場所に自由に移動させる緑色の転移四次元光線、細胞活動を停止させるオレンジ色の仮死光線の三色の光線でガメラ相手に有利に立ち回った。しかし、最後はガメラに苦手な空中戦に持ち込まれ、火炎放射を受けて爆死した。

大悪獣ギロン 初登場:『ガメラ対大悪獣ギロン』(1969)

地球と反対の軌道に存在する反地球の第十番惑星「惑星テラ」の電子頭脳が狂い、それによって変化した自然環境が生んだ怪獣。頭が出刃包丁に似ており、手裏剣を飛ばすのが特徴である。「惑星テラ」の住人であるバーベラとフローベラによってコントロールされている。

特徴的な場面として宇宙ギャオスを輪切りにする場面があげられ、初登場から強烈なインパクトを残した。一度はガメラを昏倒させるも、最後はガメラによって手裏剣の発射口にミサイルを投げ込まれ、火炎放射によって爆破された。イースター・エッグとして『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)ではギャオス、ジャイガー、ジグラと共に討伐されたKaijuリストの中に姿が確認できる。

宇宙怪獣バイラス 初登場:『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』(1968)

イカに似た姿の宇宙怪獣で、怪獣と呼ばれているがジグラと同様に知能指数2500を超える頭脳と文明を持つ宇宙人である。水中怪獣、分裂怪獣と表記されることもある。巨大な円盤に乗って移動し、バイラス人と呼ばれる配下を連れている。

触手を用いてガメラの腹部を貫くことができ、三つの花弁状に分かれた頭を一つにまとめて槍として突進することもある。生きるためには窒素が必要不可欠であり、窒素が豊富な地球にはそれが理由で目を付けた。また、自分を「宇宙で最も優秀な生物」と豪語し、「他の生物は不要」と言い切る傲慢さを持つ。バイラスはガメラの腹部を貫いて勝利を収めたかと思われたが、高速回転の末に遥か上空で凍り付き、そのまま海上に落ちて爆散した。

今後の新情報解禁に期待

登場怪獣に加え、主題歌をWANIMAが担当することも発表された『GAMERA -Rebirth-』。今後の更なる情報公開に期待したい。

アニメ『GAMERA -Rebirth-』は2023年に9月7日にNetflixで世界独占配信決定。

『GAMERA -Reborth-』公式サイト

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第1弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第2弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第3弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第4弾の記事はこちらから。

『Making of “GAMERA -Rebirth-”』第5弾の記事はこちらから。

『GAMERA -Rebirth-』の予告第1弾の記事はこちらから。

Netflix『PLUTO』のキャスト紹介記事はこちらから。

Netflixドラマ版の『ONE PIECE』も2023年配信予定。実写キャストまとめはこちらから。

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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