『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』Netflixで配信予定
2022年末に製作発表された「ガメラ」シリーズ最新作『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』。先日公開されたティザームービーに続き、キャストやスタッフなどの新情報が解禁された。
これまでに媒体はNetflixによる配信形式であること、全6エピソードからなりガメラの他に5体の怪獣が登場することが発表されていた。その内の1体がギャオスであることは既報の通り。残り4体は果たしてどんな怪獣が登場するのだろうか?
◤ANIMATION SERIES
6EPISODES
GAMERA vs 5KAIJU◢『GAMERA -Rebirth-』に登場する #ガメラ の敵怪獣、「#ギャオス」のビジュアルを初公開💥
今後、ギャオスを含め全5怪獣が登場いたします!
続報をお楽しみに。▷▷https://t.co/QLGFtSvm7r#ガメラリバース #gamera_rebirth pic.twitter.com/T0y3pEVbUr
— 『GAMERA -Rebirth-』公式 (@gamera_rebirth) January 30, 2023
ギャオス登場
ギャオスの初登場は、”昭和ガメラ”シリーズ第3作『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967)。その後も”平成ガメラ”シリーズ第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)、同第3作『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(1999)、更には子供向けジュブナイルとして原点回帰した『小さき勇者たち〜ガメラ〜』(2006)などシリーズを通して登場するガメラを代表する人気怪獣だ。ゴジラで言えばキングギドラやメカゴジラに相当するポジションだろうか。
“平成ガメラ”を手掛けた脚本家の伊藤和典も公式サイトにコメントを寄せた。昭和、平成を経て新たに生まれ変わるガメラ、そしてギャオスの姿とはどのようなものだろうか。更には残る4体の怪獣が何になるのかについても期待は膨らむばかりだ。個人的には、過去の怪獣の再登場枠はギャオスのみであることを期待している。他の4体は新規の登場怪獣となれば「新しいガメラ」を思い切り楽しめるのではないかと胸を高鳴らせつつ、配信時期含め続報を待ちたい。
キャスト&スタッフ発表
それでは、発表されたキャストとスタッフを振り返っていきたい。キャラクター紹介の一番上に金元寿子演じる「ボコ」が来ているということは、『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2021)のように女性主人公の作品となるのだろうか?
◢◤『GAMERA -Rebirth-』新情報まとめ◢◤
💥メインキャスト・AJ出演者公開!
ボコ: #金元寿子
ジョー:#松岡禎丞
ジュンイチ:#豊崎愛生
ブロディ:#木村昴💥メインスタッフ公開!
💥怪獣プロレスビジュアル公開!
詳細▷▷https://t.co/B4vkVh9AVL#ガメラリバース #gamera_rebirth #ガメラ pic.twitter.com/RlgFLkWq4f— 『GAMERA -Rebirth-』公式 (@gamera_rebirth) February 14, 2023
キャスト
ボコ役 金元寿子
ボコ役は金元寿子。代表作は『侵略!イカ娘』(2010〜2011)のイカ娘、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(2015〜2017)のアトラ・ミクスタなど。
ジョー役 松岡禎丞
ジョー役は松岡禎丞(よしつぐ)。代表作は『弱虫ペダル』(2013〜2023)シリーズの青八木一、『宇宙よりも遠い場所』(2018)の財前敏夫など。
ジュンイチ役 豊崎愛生
ジュンイチ役は豊崎愛生(あき)。代表作は『輪るピングドラム』(2011)の荻野目桃果、『クズの本懐』(2017)の皆川茜など。
ブロディ役 木村昴
ブロディ役は木村昴。代表作は『ドラえもん』(第2期)の剛田武、『輪るピングドラム』(2011)の高倉冠葉、『『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の(2020)山田一郎など。
スタッフ
監督:瀬下寛之
『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』の監督を務めるのは瀬下寛之。代表作は静野孔文とともに共同監督を務めたアニメ映画『GODZILLA』シリーズ(2017〜2018)、通称「アニゴジ」。アニゴジの際には東宝からのオーダーもあり怪獣同士の面と向かったバトル、所謂「怪獣プロレス」が見られなかったことにより怪獣ファンからは不満の声も聞こえたが、今回の『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』は怪獣同士の対決を描くものとなるとのことなので、満を持して瀬下監督が描く怪獣プロレスに期待したい。
脚本:猪原健太、瀬古浩司、山田哲弥、瀬下寛之
『幼女戦記』(2017)などの代表作を持つ猪原健太は、瀬下寛之が総監督を務めた『Levius -レビウス-』(2019)でも脚本を担当。瀬古浩司の代表作は『進撃の巨人』(2013)、『キルラキル』(2013〜2014)、『ドロヘドロ』(2020)、『呪術廻戦』(2020)など。この二人に、同じく瀬下寛之監督作であるアニゴジシリーズ第二弾『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(2018)や『シドニアの騎士』(2014)、『KAIJU DECODE 怪獣デコード』(2021)の脚本を務めた山田哲弥と瀬下寛之を加えた四人体制で脚本は執筆される。
キャラクターデザイン:⽥村篤
キャラクターデザインはスタジオジブリ出身の⽥村篤。『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014)ではキャラ作画監督を務め、『天気の子』(2019)ではキャラクターデザインと作画監督を担当。
怪獣デザイン:髙濵幹
怪獣デザインは「平成ガメラ」3部作にも造形で参加した髙濵幹。現在はFACEMANでフィギュアの原型師としても活動中。
アニメ『GAMERA -Rebirth-』はNetflixで独占配信。
Netflixからは実写版『ONE PIECE』が2023年に配信されることも発表されている。詳しくはこちらから。
2022年8月に開催された「特撮のDNA/平成ガメラ3部作 展」のレポートはこちらの記事で。