Kaguya Planet、7月の執筆者発表! | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet、7月の執筆者発表!

Kaguya Planet、7月の執筆者を発表!

SF企業VGプラスの運営するオンラインSF誌Kaguya Planetより7月の執筆者を発表します。7月のKaguya Planetでは、KaguyaBooksから2023年8月に刊行される正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と連動して書かれた大阪SFの先行公開を開始します! 『OSAKA2045』のアナザーストーリーを執筆するのは蜂本みささんです。

また、7月のKaguya Planetでは、蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』の連載を会員限定で公開します。

Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品&会員限定のコンテンツを読むことができます。掲載作品一覧はこちら。

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7月のKaguya Planetは蜂本みささんの大阪SF!

7月のKaguya Planetでは、KaguyaBooksから2023年8月に刊行される正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』と連動して書かれた大阪SFを先行公開します!

『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』は、大阪にゆかりのある作家による、2045年の大阪を舞台にした小説と俳句が収録されたアンソロジーです。大阪/京都にゆかりのあるKaguya Booksから、井上彼方 編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』と同時に刊行される地域SFアンソロジー第一弾です。

『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』

『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』

蜂本みささんは、惑星と口笛の主催するジャンル不問の文芸作品によるオープントーナメント、ブンゲイファイトクラブで頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たしました。

2020年にオンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、生き生きとした熊の描写や、幾世代もの熊たちの物語が層になっている小説の構造が話題を呼びました。「冬眠世代」はその後、伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録されています。

また、毎週水曜日21時より、谷脇栗太さん、北野勇作さんと共に配信している「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)では小説や日記の朗読を披露しています。犬街ラジオでは、関西弁で書かれた小説も多数発表しています。

今回蜂本さんが執筆する大阪SFも、2045年の大阪を舞台にした短編小説。『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』のアナザーストーリーとしてお楽しみください!

蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』連載

また7月のKaguya Planetでは、Kaguya Booksから刊行予定の蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』の第四話を会員限定で公開します。『遊びの国のモシカたち(仮)』はカモノハシのぬいぐるみモシカと、ごっこ遊びが大好きな女の子ミミの物語です。

Kaguya Planetでは現在、『遊びの国のモシカたち(仮)』は三回分の連載を会員向けに限定公開しています。

冬乃くじさんのSF短編小説先行公開中!

Kaguya Planetでは現在、冬乃くじさんによる新作SF短編小説「猫の上で暮らす一族の話」を先行公開しています。「猫の上で暮らす一族の話」は猫SF。広大な猫という大地で暮らしている生き物たちを描いたユニークな作品です。

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VGプラスのワークショップ「今、『AIと小説執筆』を話し合う」を開催します!

近年、生成AIの急速な発展と普及によって、AIを用いた小説の執筆が新しい局面を迎えていま す。技術の進歩が著しい中で、各種権利を守っていくためのシステムや倫理規範や共通認識の構築が追いつかず、一部では混乱も生じています。

そのような状況の中で、AIによる小説の執筆や執筆の補助について、作家、編集者、作品発表の場を作っている人、それぞれの立場から率直に現状について語る場を設けます。

【日時】
7月21日(金) 20時〜22時

【参加費】1000円
(Kaguya Planetの会員の方には500円で参加できるコードを発行しております。詳細はこちらから)

【開催方法】
Zoom
開催から一週間、アーカイブを視聴することができます。

【ゲスト】
葦沢かもめ、藤井太洋

【内容】
AIと著作権にまつわる国内の法律についての文化庁の見解を紹介
現在、AIを使った小説の執筆でできることやその中で気をつけていること

いま米国の映画界で起きている議論と訴訟について紹介
海外SF界の動向

今年の夏は第三回かぐやSFコンテストが開催!

2,000字〜4,000字のSF短編小説を対象にした、第三回かぐやSFコンテストが2023年夏に開催されます!

第三回かぐやSFコンテストのテーマは「未来のスポーツ」で、応募期間は2023年7月27日(木)から8月14日(月)です。大賞作品は英語と中国語に翻訳されます。

そして第三回かぐやSFコンテストでは、コンテストの応援キャンペーンとして最終候補作品集を制作したり、Kaguya Planetでの関連記事を配信したりするなど、新しい取り組みも予定しています。さらに進化したかぐやSFコンテスト、執筆者としても読者としても楽しんでいただけたらと思います。

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Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

掲載している作品一覧

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