VGプラスのワークショップ「今、『AIと小説執筆』を話し合う」を開催します | VG+ (バゴプラ)

VGプラスのワークショップ「今、『AIと小説執筆』を話し合う」を開催します

VGプラスのワークショップ「今、『AIと小説執筆』を話し合う」を開催します

VGプラスのワークショップ「今、『AIと小説執筆』を話し合う」を開催します。

近年、生成AIの急速な発展と普及によって、AIを用いた小説の執筆が新しい局面を迎えていま す。技術の進歩が著しい中で、各種権利を守っていくためのシステムや倫理規範や共通認識の構築が追いつかず、一部では混乱も生じています

そのような状況の中で、AIによる小説の執筆や執筆の補助について、作家、編集者、作品発表の場を作っている人、それぞれの立場から率直に現状について語る場を設けます

日本国内の法律の話、AIを使った執筆の可能性、そこでの悩みや大切にしていること、海外の法律や動向、コンテストや媒体を運営する人としての責任など、「AIの執筆」にまつわる論点と現状を整理・共有し理解を深めることで、AIと人類のよりよい関係性の構築に向けて今後の議論に繋げていきたいと思います。

今、「AIと小説執筆」を話し合う

【日時】
7月21日(金) 20時〜22時

【参加費】1000円
(Kaguya Planetの会員の方には500円で参加できるコードを発行しております。詳細はこちらから)

【開催方法】
Zoom(当日までに参加用のURLをPeatix経由でお送りします)
マイクはオフで、カメラのオン/オフは任意でご参加いただきます。
開催から一週間、アーカイブを視聴することができます。
※アーカイブは7月22日20時まで購入可能です。

【ゲスト】
葦沢かもめ、藤井太洋

【内容】
AIと著作権にまつわる国内の法律についての文化庁の見解を紹介(VGプラス)
現在、AIを使った小説の執筆でできることやその中で気をつけていること(葦沢かもめさん)

いま米国の映画界で起きている議論と訴訟について紹介(VGプラス)
海外SF界の動向(藤井太洋さん)

トーク・質疑応答

※国内のAIと著作権についての文化庁の見解は、文化庁が公開しているこちらのセミナーをもとに行います。一時間程度のセミナーですので、事前に試聴してからご参加いただけると本企画をより有意義にお楽しみいただけると思います。

※※当日質問したいことがある方は、参加の際にフォームからお送りください。当日も質問は受け付けますが、回答の準備のために【7月14日(金)まで】にお送りいただけますと幸いです。

葦沢かもめ
東北大、京大にて生き物の研究をした後、ITのお仕事に従事。小説執筆AI「ロゾルス」を個人で開発しながら、AIを利用した執筆活動をしている。2020年、用務員のヒューマノイドが主人公の「壊れた用務員はシリコン野郎が爆発する夢を見る」で第1回かぐやSFコンテストの最終候補に選出される。2021年にはAIと共同で執筆した「あなたはそこにいますか?」で第9回日経星新一賞一般部門優秀賞を受賞。

藤井太洋
小説家。2012年にセルフパブリッシングで発表した『Gene Mapper -core-』を改稿し、翌年に『Gene Mapper -full build-』で商業デビュー。2015年に『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞を、2019年に『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞を、2022年に『マン・カインド』で第53回星雲賞 日本長編部門を受賞した。近作に、『第二開国』などがある。

【主催】VGプラス合同会社
【問い合わせ】info@virtualgorillaplus.com

以下のフォームから申し込みをしていただくことができます。また、こちらのイベントページからもお申し込みいただけます。

VGプラスのワークショップとは

VGプラスのワークショップは、ライターや作家など、執筆に関わる方々に対する様々な差別やハラスメントを看過しないというメッセージを社会に向けて発信し、自分の身を守るために必要な知識を身につけ、また、自分たちの記事や小説によって誰かの足を踏んでしまうことがないように、一緒に勉強していきませんか、ということを趣旨としたワークショップです。それらの趣旨に関係する様々なワークショップや講演会を開催しています。

これまでに、「執筆に携わる人がセクシュアルハラスメントについて学ぶ会」と「小説や記事における表現の選び方を考える」と「百合小説の『居場所』をつくる」を開催しました。

VGプラスとは

VGプラスはSFメディアのバゴプラとSF小説レーベルのKaguyaを運営する企業です。バゴプラでは日々SF関連のニュースや解説・考察記事を配信しています。Kaguyaでは、4,000字以下で参加できるウェブ上のかぐやSFコンテストの開催やオンラインSF誌 Kaguya Planetの配信、紙の書籍を刊行するKaguya Booksを展開し、2022年8月に第一弾となる書籍『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』を刊行しました。その他にも、VGプラスではSF関係のエージェント業務やコンサルティング、編プロとしての活動も行っています。

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2023年夏には、第三回かぐやSFコンテストを開催します。「未来のスポーツ」をテーマに、2,000字〜4,000字のSF短編小説を募集! 応募期間は2023年7月27日(木)から8月14日(月)までで、大賞に選ばれた作品は英語と中国語に翻訳されます。

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