NetflixがSF小説『中継ステーション』を映画化へ——『猿の惑星』マット・リーヴス製作

via: Netflix Media Center

SF小説『中継ステーション』が映画化

米時間13日、Netflixはクリフォード・D・シマックのSF小説『中継ステーション』(1963) を映画化すると発表した。製作を手掛けるのは、『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008) や『猿の惑星 : 新世紀』(2014) といったSF映画作品で知られるマット・リーヴス監督と、同監督が率いる6th & Idaho社。

Netflixと6th & Idaho社は、2018年1月にファーストルック契約を結んでおり、マット・リーヴスが映像化を希望する作品については、Netflixが製作・配信の優先権を持っている。Netflixでの『中継ステーション』映画化にあたり、マット・リーヴスは同作のプロデューサーとして製作に携わる。なお、マット・リーヴスは2021年の公開を予定しているDC映画『ザ・バットマン (邦題未定、原題: The Batman)』で監督を務める予定だ。

クリフォード・D・シマックの名作SF

1963年にクリフォード・D・シマックが発表した『中継ステーション』は、アメリカ中西部を舞台にしたSF小説だ。ウィスコンシン州の片田舎で孤独に暮らす主人公イーノック・ウォレスの家は、実は異星人達が銀河を移動するための中継ステーション。ウォレスは、この中継ステーションにいる間は歳をとることがなく、かれこれ100年ほど中継ステーションの管理人を務めている。人類で中継ステーションの存在を知っているのは彼だけで、『中継ステーション』では、死から解放されながらも人類から孤立するウォレスの生活と生き様が描かれる。

『中継ステーション』は、1964年にSF最高賞の一つであるヒューゴー賞長編小説部門を受賞している。なお、前年の1963年に同賞を受賞したのは、Amazonスタジオが実写ドラマ化したフィリップ・K・ディック『高い城の男』だ。

SF小説がNetflixで続々映像化

また、『中継ステーション』の製作を手掛ける6th & Idaho社は、Netflixオリジナル映画として、ジョージ・ウォーウェルのSF小説『動物農場』(1945) をアンディ・サーキス監督で製作する予定。
Netflixでは、リチャード・モーガンのSF小説『オルタード・カーボン』(2002) をドラマシリーズ化し、SFアニメアンソロジーの『ラブ、デス&ロボット』では、ケン・リュウの短編小説「良い狩りを」(2012) やジョン・スコルジーの作品も複数アニメ化されている。また、ジョン・スコルジーのベストセラー小説『老人と宇宙』(2005) も、Netflixが実写映画化の権利を取得している。

名作SF小説と著名映像クリエイターを次々と結びつけるNetflix。その動向から目が離せない。

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