Netflix、アフリカ発のSFアニメ『Mama K’s Team 4』の配信を発表 | VG+ (バゴプラ)

Netflix、アフリカ発のSFアニメ『Mama K’s Team 4』の配信を発表

『Mama K’s Team 4』の配信が決定

Netflix初のアフリカアニメ

Netflixは米時間4月16日、オリジナルアニメ『Mama K’s Team 4』の配信を発表した。Netflix史上初となるアフリカ発のオリジナルアニメはSF作品。同作のストーリーは、近未来のザンビアを舞台に、ティーネイジャーの少女4人が世界を救うため秘密組織のエージェントとして活躍するというもの。今回公開されたイラストでは、巨大ロボットの姿も確認できる。Netflixといえば、大人向けSFアニメアンソロジーの『ラブ、デス&ロボット』を配信しているが、今回の『Mama K’s Team 4』は全年齢対象で、世界の190の国で配信される。

ストーリーを手がけるのはザンビア人女性作家

『Mama K’s Team 4』では、ザンビア人女性作家のマレンガ・ムレンデマ (Malenga Mulendema) がストーリーを手がけ、カメルーン人のマルコム・ウォープ (Malcolm Wope) がイラストを担当する。イラストは、90年代のR&B、ヒップホップユニットをイメージしたデザインになっているとのこと。アニメーションは南アフリカのトリガーフィッシュ・アニメーション・スタジオ (Triggerfish Animation Studios) が手がけ、子ども向けエンタメ作品を手がけてきたイギリスのCAKEが監修を行う。そして配信はアメリカに拠点を置くNetflixと、実に国際的な顔ぶれだ。

優れた才能を世界に

Netflixによると、地域の優れた才能を持つ女性作家を発掘するため、同社はトリガーフィッシュおよびCAKEと連携。この度世界デビューを果たす作家のマレンガ・ムレンデマは、「一番描きたいことは、出自に関係なく、誰だってスーパーヒーローになれるということです」とコメントを残している。
また、Netflixのオリジナルアニメーション部門のトップであるメリッサ・コブは、「『Mama K’s Team 4』は、スクリーン上の力強く前向きなキャラクターたちに、自分たちの姿を見出す機会を、アフリカの子ども達に提供することになるでしょう」とコメント。
SFシーンでは中国の躍進が著しいが、アフリカ発のSFアニメ『Mama K’s Team 4』が、新たな展開をもたらすきっかけとなるだろうか。

『Mama K’s Team 4』の配信日は明らかになっていないが、日本でも配信される予定。既に視聴ページが登場しており、マイリストへの登録が可能だ (リンク先のタイトルは『Mama K’s Super 4』)。

『Mama K’s Team 4』(Netflix)

VG+編集部

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