「新スースク」にあの人がカメオ出演
2021年8月13日(金)より日本で劇場公開された映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(以下、「新スースク」)は、ジェームズ・ガン監督にとって初めてのDC映画作品。マーベルのMCUとDCのDCEUで監督を務めた人物はガン監督が初となり、大きな注目を集めている。そして、そんなガン監督ならではのカメオ出演が「新スースク」には隠されていたようだ。
以下の内容は、映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の内容に関するネタバレを含みます。
「新スースク」にカメオ出演を果たしたのはポム・クレメンティエフ。そう、ジェームズ・ガン監督が手がけた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017) からMCUでマンティス役を演じている俳優だ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) にもマンティス役でしっかり登場したポム・クレメンティエフは、「新スースク」のどの場面で登場したのだろうか。
ポム・クレメンティエフがカメオ出演を果たしたのは、スーサイド・スクワッドの一行がコルト・マルテーゼの市街で酒場に入っていくシーン。やけにじっくりとダンサーの姿が映し出されているように思えるが、この時に中央で踊っている赤い衣装のダンサーがポム・クレメンティエフだ。緑がイメージカラーのマンティスとは一味違った印象の姿を披露している。
あの人とも共演
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」俳優の意外なカメオ出演が明らかになったが、今後ポム・クレメンティエフはMCUで『マイティ・ソー ラブ・アンド・サンダー(原題)』(2022) に出演することが決まっている。この作品を手がけるのは『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017) のタイカ・ワイティティ監督だ。タイカ・ワイティティもまた、「新スースク」にはカゾの父ラットキャッチャー役で出演している。
タイカ・ワイティティ監督は、ジェームズ・ガン監督が過去の問題ツイートが理由でマーベルの契約を解除された際に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』監督の有力候補に挙げられていた。しかし、タイカ・ワイティティ監督は「あのシリーズはジェームズのもの」としてこれを拒否。その後、ジェームズ・ガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』監督就任が発表された。
今回、「新スースク」ではMCUで次の物語を担う二人を出演させたジェームズ・ガン監督だが、自身もいよいよ2023年公開予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』でMCUに帰ってくる。ポム・クレメンティエフ演じるマンティスの出演はあるのか、そして「新スースク」俳優のカメオ出演があるのかにも注目しよう。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は2021年8月13日(金・祝)より全国で公開。
「新スースク」のポストクレジットシーンと続編についての解説はこちらの記事で。
ジェームズ・ガン監督こだわりの「新スースク」の全17曲はこちらの記事で詳しく紹介している。
ジェームズ・ガン監督がネズミに込めた思いはこちらから。