『スリ・アシィ』に著名人からのコメント続々! インドネシア初のヒーロー・ユニバース「BCU」に注目! | VG+ (バゴプラ)

『スリ・アシィ』に著名人からのコメント続々! インドネシア初のヒーロー・ユニバース「BCU」に注目!

©2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Right Reserved.

2023年12月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開

2019年にジョコ・アンワル監督・脚本作品としてインドネシアで公開されたブンミラゲットが生んだスーパーヒーロー映画『グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー』。ブンミラゲットは1950年代から続く自社のコミックのヒーローからMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に倣い、BCU(ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース)を生み出し、その第2弾として女神の力に目覚めて戦うヒーロー『スリ・アシィ』に白羽の矢を立てた。

貧困地域出身の元孤児の警備員のサンチャカが雷に打たれたことで雷の力を得て、鍛え上げられた武術と雷で腐敗した社会やマフィアと戦った『グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー』。それに対し『スリ・アシィ』はジャワ島のムラビ山噴火に巻き込まれ、母親の死の間際に生まれた少女のアラナが正義感溢れる格闘家として豊穣の女神の力に目覚め、腐敗した社会と悪魔の精、そして悪魔の精を司る邪悪な火の女神と戦う物語だ。

©2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Right Reserved.

稲作と豊穣の女神であるデヴィ・スリ伝説をモチーフにした『スリ・アシィ』。「デヴィ」は女神「スリ」は、富、繁栄、健康、美、幸運などを意味するサンスクリット語から来ていると言われている。文字通り伝説的で神秘的な『スリ・アシィ』のメガホンを取るのはインドネシア・ジャカルタ出身かつインドネシアで最も影響力を持つと言われるウピ監督だ。脚本には『グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー』のジョコ・アンワル監督も参加している。

インドネシアの人気ヒーローであるスリ・アシィ/アラナを演じるのはInstagramで1800万人のフォロワーを抱え、『ロスト・イン・ラブ(原題:Lost in love)』で約1100人の中からオーディションにより主演の座を勝ち取り、その好演でインドネシア映画祭(FFI)の最優秀主演女優賞にノミネートされ、当時のFFI史上最年少記録を持っていたインドネシア・ジャカルタ出身のペフィタ・ピアースだ。

©2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Right Reserved.

他にも米国アカデミー賞のインドネシア代表作としてエントリーされた『ハウ・ファニー(ディス・カントリー・イズ)(英題:How Funny(This Country is))』(2010)で主演を務めたレザ・ラハディアン、『枕の上の葉』(1998)で第4 3 回アジア太平洋映画祭において最優秀主演女優賞を受賞したクリスティン・ハキム、『ジャカルタVSエブリバディ(原題:Jakarta vs Everybody)』でインドネシア映画祭(FFI)の最優秀主演男優賞にノミネートされたジェフリ・ニコル、『インペティゴール(英題:Impetigore)』(2019) でストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭の最優秀外国商業映画賞(金の蛸賞)にノミネートされるアリオ・バイユなど豪華な布陣が脇を固めている。

©2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Right Reserved.

ワンダーウーマンのように神秘的でブラック・ウィドウのようにクール

更に『スリ・アシィ』は、第 19回 FANTASTIC FEST で「Next Wave」部門「Best Picture」を受賞している。また、第 52 回ロッテルダム国際映画祭「Limelight」部門、第 25 回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門、第 27 回富川国際ファンタスティック映画祭「Mad MaxX」部門の正式出品作品でもあり、世界的に非常に期待値の高いものにもなっている。そのような『スリ・アシィ』を一足先に鑑賞した著名人から続々とコメントが届いた。

格闘アクションであり犯罪サスペンスでありオカルト物であり王道のスーパーヒーロー映画!ワンダーウーマンのように神秘的でブラック・ウィドウのようにクールなスリ・アシィ!実は彼女は 1954 年にインドネシアのコミックでデビューした女性ヒーローの草分け的存在。そのスリがついにスクリーン・デビュー。しかも本作はインドネシアの大手コミックが仕掛けるブンミラゲット・シネマティック・ユニバース(BCU)の1つ。BCU がもっと観たい!だからスリ・アシィを日本でもヒットさせましょう!

杉山すぴ豊(アメコミ系映画ライター)

70 年前からあるインドネシアの伝説の漫画が原作の元祖ヒーローとも言える「スリ・アシィ」の実写化。格闘家として生きるペフィタ・ピアース演じる主人公のアラナ。女性だからと舐めてかかる男たちをねじ伏せる強さがスカッとします!強い女性はカッコいい!惚れてまうやろ!

喜矢武豊(ゴールデンボンバー/ギター、俳優)

正義とは何なのか。誰かを守る力。誰かのために闘う強さ。壮絶なアクション、迫真の表現、素晴らしい映像演出の世界に引き込まれた、あっという間の 2 時間でした。大切な人のために命を張れて皆の憧れになるヒーロー。自分もヒーロー作品をやった人間として常に覚悟を持って生きているが今後も小さな事でも、周りの人のために行動ができる人生を送りたいと改めて思いました。

根岸拓哉(俳優/代表作『ウルトラマンギンガ』(2013)主人公「礼堂ヒカル/ウルトラマンギンガ」)

悪魔の王国の復活を目論む悪に対し、主人公アラナが数々の困難に直面し葛藤しながら突き進む姿に、以前自身が演じたキャラクターを彷彿させる面もあり共感する所が多々あった。ラスボスとの攻防戦のスリル感も圧巻の演出だったと思う。主人公が全ての感情を超越して辿り着いた境地…スリ・アシィの強さは今後のアジアンマーベリックシリーズ誕生を予感させる。今後の展開も目が離せない。個人的には弱虫キャラのタングーのヤケクソ姿も最高にスッキリした。笑

与座重理久(俳優/代表作『ULTRASEVEN X』(2007)主人公「ジン/ULTRASEVEN X」)

アメコミ界の重鎮ライターやミュージシャン、そして日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズのキャストからも興奮冷めやらぬコメントの届いた『スリ・アシィ』。そんな『スリ・アシィ』の主人公のアラナが直面するのは悪魔の精やそれらを司る火の女神だけではない。インドネシアが抱える社会問題と抑えきれない「怒り」の感情。それを抱えながら格闘家として戦うアラナのもとに現れるアラナを見守っていた謎の組織とは何なのだろうか。そして、アラナはスーパーヒーロー「スリ・アシィ」としてどのように悪と立ち向かうのだろうか。

インドネシアの社会問題とアクションが絡み合い、ウピ監督と豪華俳優陣の手によって重厚な物語となっている『スリ・アシィ』。BCUの日本展開と合わせて、『スリ・アシィ』の今後の更なる情報解禁に注目が集まる。

『スリ・アシィ』は2023年12月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開。

『スリ・アシィ』公式サイト

『スリ・アシィ』公式X(旧Twitter)

『スリ・アシィ』予告編第1弾の記事はこちらから。

MCUドラマ『シークレット・インベージョン』最終話の解説はこちらから。

2023年11月10日(金)公開のMCU映画『マーベルズ』で主人公三人が置かれている状況についてはこちらから。

 

鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
お問い合わせ

関連記事

  1. 映画『ジョーカー』を評価できない理由

  2. ネタバレ解説『レミニセンス』ラストの意味は? エンディングをリサ・ジョイ監督が語る

  3. 劇場版予告到着!『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』映画館で劇場版予告が順次上映スタート

  4. スネークが帰ってくる! 『ニューヨーク1997』のリメイク製作が進行中。脚本家は「慎重につくる」 ファンの思い入れに配慮