ネタバレ解説『シャザム!〜神々の怒り〜』ラスト&ポストクレジットの意味は? 考察&感想 | VG+ (バゴプラ)

ネタバレ解説『シャザム!〜神々の怒り〜』ラスト&ポストクレジットの意味は? 考察&感想

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『シャザム!〜神々の怒り〜』公開

2019年公開の映画『シャザム!』の続編『シャザム!〜神々の怒り〜』が2023年3月17日(金) より日米で同時公開された。DCEU映画としては『ブラックアダム』(2022) に続く新作で、ユニバースの転換点となる映画『ザ・フラッシュ』(6月16日(金) 公開予定) の前の最後の作品になる。

シャザムはソロモンの知恵、ヘラクレスの強さ、アトラスのスタミナ、ゼウスの力、アキレスの勇気、マーキュリーの神速の力を得たスーパーヒーロー。それぞれの神の名前の頭文字をとってSHAZAMという名がつけれられている。

映画第2弾となる『シャザム!〜神々の怒り〜』では、アトラスの娘であるヘスペラ、カリプソ、アンテアが登場。ビリーと、ビリーが前作で力を分かち合った6人の前に立ちはだかり、人間界に奪われた魔法の力を取り戻そうとする。

『シャザム!〜神々の怒り〜』のラストでは、どんな展開が描かれたのだろうか。エンディングとミッドクレジットシーン、そしてポストクレジットシーンを順に解説していこう。なお、以下の内容は結末部分のネタバレを含むため、必ず劇場で本編を鑑賞してから読んでいただきたい。また、これまでに公開されたDC映画・ドラマのネタバレも含むのでご注意を。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『シャザム!〜神々の怒り〜』の結末に関するネタバレを含みます。

『シャザム!〜神々の怒り〜』ラストはどうなった?

ダーラとユニコーン

ルーシー・リュー演じるカリプソは、ドラゴンのラドンを操り人間界に生命の種を植えた。選んだ場所はMLB球団フィラデルフィア・フィリーズの本拠地であるシチズンズ・バンク・パークだ。フィラデルフィアの街を守るシャザムというキャラクターにとってはこの上ない決戦の舞台になる。

なお、ラストの展開はアトラスの娘たちがバリアを張ったことで、他のスーパーヒーローたちが助けに来られない状況を作り出している。ユニバース化を軸にするフランチャイズ作品では必須の配慮だ。

シャザムことビリーがラドンと戦う一方で、力を失ったダーラたちと魔術師は生命の樹から生まれた魔物たちに対処することに。生命の樹は神の王国と異なる環境の人間界に植えられたことで、魔物たちを生み出してしまったのだ。

だが、ダーラはペンの“スティーブ”から魔物たちの弱点がユニコーンであることを聞き出すと、ユニコーンの好物が甘いものであることも突き止める。「Hey, Steve」と魔法のペンをSiriのように使って答えを導き出すのが印象的だ。子ども達のスティーブの使い方自体にはChat GPT的でもある。

ダーラがユニコーンに与えたのはお菓子のスキットルズ。『シャザム!〜神々の怒り〜』の冒頭では、ダーラは不機嫌だった姉のメアリーの服のポケットにスキットルズを入れていた。それはイタズラではなく、純粋に甘くて美味しいお菓子を食べて機嫌を直してほしかったのだ。

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それにダーラは魔術師がユニコーンを「人間を憎んでいる」と繰り返すことに耳を傾けず、偏見なくユニコーンに向き合った。スーパーパワーを解かれた状態でのダーラの活躍は、「あなた自身がパワー」という本作のテーマにピッタリなものだった。

ビリーの決断

ビリーはカリプソに裏切られたヘスペラに街を囲むバリアを縮小してもらうと、シチズンズ・バンク・パークの中でカリプソ&ラドンとの決着をつけようとする。その前にビリーは、家族に対して、自分は力不足でこの能力に相応しくないと考えていたことを明かし、それでもこの場面ではできることがある、皆を救えると話す。

『シャザム!〜神々の怒り〜』のテーマの一つは、冒頭の小児科医によるカウンセリングシーンでも話題になった“インポスター症候群”だ。「インポスター」とは「詐欺師」を意味する言葉で、字幕ではインポスター症候群の別名である「詐欺師症候群」となっている。

インポスター症候群は自分の置かれている状況がただの幸運によるものであり、相応しいものではない、自分は詐欺師だと感じてしまうもので、女性や有色人種の人々など、社会的にその能力や成果が過小評価されやすい人に多いとされている。「あなた自身がパワー」という本作のテーマ通り、ビリーはその決断と行動によって、スーパーパワーに相応しいヒーローへとなろうとする。

そして一方では、両親の愛情を知らずに育ち、フォスター制度でやっとできた家族に依存し、束縛していたことを認める。家族であるチームに「全員かゼロか」を迫っていたビリーは、その自らの弱さを認めて自分の手でこの戦いを終わらせるのだった。

ビリーは、前作『シャザム!』と同じく、「シャザム!」の呪文で雷が落ちることを利用した戦い方を見せる。ただし今回は放出した電撃を蓄電し、最大級の落雷を生み出して、神の杖を暴発させてカリプソとドラゴンのラドンを倒して見せる。全てに決着をつけたビリーだったが、フレディの呼びかけに答えることはなく、まさかの死を迎えたのだった。

ラストにサプライズ

アンテアと魔術師に「神」と認められたビリーは、アンテアの王国に埋葬される。「神」が埋葬される展開は、映画『ジャスティス・リーグ』(2017) のスーパーマンの葬儀を想起させる。神がいなくなった王国の衰退をダーラが心配すると、そこに現れたのはワンダーウーマンことダイアナだった。

ワンダーウーマンの登場はドラマ『ピースメイカー』(2022-) 以来。この時はジャスティス・リーグとして集結したが、顔出しで出演したのはジェイソン・モモア演じるアクアマンと、エズラ・ミラー演じるフラッシュのみで、スーパーマンとワンダーウーマンは顔は映っていない。ガル・ガドットが演じるワンダーウーマンの登場は『ワンダーウーマン 1984』(2020) 以来だ。

『シャザム!〜神々の怒り〜』でもビリーの夢の中で登場したワンダーウーマンの顔が魔術師という“引っ掛け”があり、やはりガル・ガドットの登場はないのかとも思われた。だが、それこそがフリであり、最後の最後でお馴染みのワンダーウーマンのテーマ曲と共に登場を果たした。

一方で、ワンダーウーマン登場のサプライズは映画『ブラックアダム』でのスーパーマン登場のサプライズとその後のヘンリー・カヴィルの降板発表という悪夢を思い出させる。だが、DC映画のリブランディングを進めるジェームズ・ガンは、ガル・ガドットについては今後もDCU(DCユニバース)のフランチャイズに登場する意向を示している。2023年2月の時点で、Instagramでファンの質問に「ガルは去らせない」「先日会ったところ」と発言したのだ。

「神はまだいる」と言って現れたワンダーウーマンは杖を使って生命の樹を復活させると、その力でビリーも復活を遂げる。これもキリストの復活を踏襲したスーパーマンと同じ展開だ。ワンダーウーマンがやって来たのは、ビリーが魔法のペンのスティーブに手紙を出してもらったからだった。

ワンダーウーマンことアマンダの母はアマゾン族の女王ヒッポリタであり、父は神ゼウスである。2020年にリリースされた映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』では、かつてダークサイドの侵略にアマゾン族とアトランティス人と共に対抗したゼウスの姿も描かれている。

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ワンダーウーマンは、今度は神と人間は共存できるとビリーに告げると、ビリーは自分にはゼウスの力が宿っておりワンダーウーマンの父はゼウスだが、血は繋がっていないことを確認する。しかし、ワンダーウーマンはビリーに興味はなく、「世界を救ってなさい」と言い残して去るのだった。

ワンダーウーマンの登場は嬉しい。だが、原作コミックではレズビアンであったり、バイセクシャルであったり、クィアアイコンとして親しまれてきたワンダーウーマンが、『シャザム!〜神々の怒り〜』では結局、男性から“異性”として見られる役割で描かれるのはモヤッとする演出でもあった。

最後はきょうだい一同、魔術師に力を戻してもらい、ファミリーディナーを楽しむシーンで締めくくられる。ゲイであることを家族にカミングアウトしたペドロもいつもより楽しそうだ。ペドロについては、前作『シャザム!』で女性が働くストリップクラブに転送された際に「興味ない (Not my thing.)」と言っており、設定は前作から地続きのものになっている。

アンもワンダーウーマンのおかげで神の力を取り戻したが、王国が元の姿に戻るまでは人間界にいることを決めたようだ。そして、身だしなみを整えた魔術師が杖を取りに来ると、フレディに自分たちのヒーロー名を聞かれ、「シャザム」と答えて幕を閉じる。

ミッドクレジットシーンの意味は?

あの二人が登場

第二作目のラストでようやく名前が決定。「シャザム!」シリーズは現時点でDCUの10年計画に含まれていないが、ミッドクレジットでは今後を示唆する展開が待っていた。ここで登場したのはエミリア・ハーコートとジョン・エコノモス。エミリア・ハーコートは『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)、『ピースメイカー』、そして『ブラックアダム』に続く登場だ。

ジョン・エコノモスは『ピースメイカー』以来の登場だが、『ピースメイカー』のラストでは元の仕事である刑務所の所長のポジションに戻っていた。エミリア・ハーコートは『ブラックアダム』で超人を封印して管理するタスクフォースX(元スーサイド・スクワッド)の施設で登場。だが、『シャザム!〜神々の怒り〜』ミッドクレジットシーンの二人は、『ピースメイカー』の時のように現場仕事をしているように見える。

なお、『ブラックアダム』までの二人の活躍はこちらの記事に詳しい。

エミリア・ハーコートとジョン・エコノモスは、タスクフォースXの司令官であり、政府組織A.R.G.U.S.の司令官であるアマンダ・ウォラーの指示でリクルートに来た様子。電撃で射的をして遊ぶビリーに声をかけると、ジャスティ・リーグ……ではなく、ジャスティス・ソサエティへの加入を勧誘するのだった。

ジャスティス・ソサエティとは

「ジャスティス・ソサエティ」とは、『ブラックアダム』に登場した「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ=JSA」のことだろう。バットマンことブルース・ウェインを思わせる富豪のホークマンが率いるチームで、同作ではアマンダ・ウォラーの要請に応えてブラックアダム討伐に出動した。

『ブラックアダム』では、JSAはドクター・フェイトを失っており、更にアトム・スマッシャーはブラックアダムをJSAに誘おうとしていた。『シャザム2』では、原作コミックでブラックアダムのライバルであるシャザムの方をJSAに誘うという展開に。元々ブラックアダムも魔術師シャザムから力を得ているので、似た能力の人を探していたのかもしれない。

ビリーは「ジャスティス・」と聞いただけでジャスティス・リーグに誘われたと思い込んで大喜びするが、ジャスティス・ソサエティへの勧誘だと分かると、ワンダー・ウーマンとは別グループであることに不満を見せる。『ピースメイカー』ではジャスティス・リーグ、『ブラックアダム』ではスーパーマンがウォラーの要請を受けて出動していたが、元々ジャスティス・リーグはバットマンことブルース・ウェインによる私設チームだ。流石にウォラーにはジャスティス・リーグのメンバー編成を行う権限はないと思われる。

一方で、ビリーの「両方のグループの名前に“ジャスティス”が付いてるのはどうなの」という疑問はごもっとも。ビリーは類義語検索アプリで「オーソリティ・ソサエティ」「コード・ソサエティ」と提案していくと、「アベンジャー・ソサエティ」とマーベルのアベンジャーズを想起させる名前を提案してミッドクレジットシーンは幕を閉じる。

最後まで「シャザム!」らしいギャグ展開だったが、結局ビリーはジャスティス・ソサエティに加入したのだろうか。DCUスタジオのジェームズ・ガン共同CEOは、アマンダ・ウォラーを主人公にした『ウォラー(原題:Waller)』の制作を発表している。リブランディングとリニューアルが行われるDCEUだが、今後も一部のキャラクターは継続して登場する見込みで、その流れにシャザムが加わることになるのだろうか。

ジャスティス・ソサエティが軸の一つに?

物語としては、『ピースメイカー』でアマンダ・ウォラーの娘でタスクフォースXの一員だったレオタ・アバデヨがタスクフォースXの存在を世間に暴露したことが、『ブラックアダム』とこのミッドクレジットシーンに関わっているのかもしれない。エミリア・ハーコートとジョン・エコノモスがそれぞれの施設で働いていたのは、一旦ほとぼりが冷めるのを待っていたのではないだろうか。

そして、ブラックアダムの登場によってジャスティス・ソサエティの補強が必要だと判断したアマンダ・ウォラーは、エミリア・ハーコートとジョン・エコノモスをジャスティス・ソサエティのエージェントに任命したのではないか。ようはタスクフォースXは表立って使えないので、クリーンな別組織を任せようということだ。

まだ17歳のビリーを勧誘したのは、政府がコントロールしやすいという観点もあるのかもしれない。『ブラックアダム』では予想外にクールな姿を見せたJSAは、今度のDCUの軸の一つになっていくのだろうか。

ポストクレジットシーンの意味は?

前作のアレが登場

『シャザム!〜神々の怒り〜』にはポストクレジットシーンも用意されていた。『ブラックアダム』にはミッドクレジットシーンしかなかったが、『シャザム!〜神々の怒り〜』は映画『シャザム!』にある種の決着をつけるポストクレジットシーンが挿入されている。

それは、前作のヴィランであるサデウス・シヴァナの2年後の姿だった。前作のミッドクレジットシーンでは、獄中のシヴァナの前にイモムシの姿をしたミスター・マインドが登場。ミスター・マインドは原作コミックに登場するヴィランで、マインド・コントロールする能力を持っている。

『シャザム!』のミッドクレジットシーンでは、ミスター・マインドはシヴァナに他にも魔法を得る方法はあると話し、手を組むことを提案した。まだDCEUが続いていくと思われていた時期であり、今後の展開を示唆するものと期待された。

『シャザム!〜神々の怒り〜』のポストクレジットシーンでは、髪も髭も伸びたシヴァナの前にミスター・マインドが再登場。2年も待たされ痺れを切らしているシヴァナに、ミスター・マインドは「イモムシだから移動に時間がかかる」と弁明。とりあえず計画を話すよう迫られるが、「その前にやることがある」と言い窓から去ってしまうのだった。

こちらも「シャザム!」らしいギャグ展開になっているが、割と良い終わらせ方だったのではないだろうか。“なかったこと”にするのではなく、結局シヴァナはずっと待たされ続けました、というオチをつけてくれた方が観ている方もスッキリする。

しかも「時間がかかる」という言い訳なので、この設定を復活させようと思えば復活させられるし、ちょうどいい落とし所だったように思える。例えば映画『ジャスティス・リーグ』ではそのポストクレジットシーンでコミックの人気ヴィランであるデスストロークことスレイド・ウィルソンを登場させたが、その後音沙汰がないまま6年が経過してしまっている。

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DC映画全体はリブランドの最中にあり、先行き不透明な状況だ。その中で、『ブラックアダム』になかったポストクレジットシーンを敢えて入れて、前作での伏線をなかったことにしなかった点には誠意を感じる。

『シャザム!〜神々の怒り〜』ネタバレ感想

フォスター制度の物語

映画『シャザム!〜神々の怒り〜』で描かれたのは、前作に引き続きファミリーストーリーであり、アメリカのフォスター制度を題材にした心温まる物語だった。演出としてはずっと音楽が鳴り続けている『ブラックアダム』を踏襲した空気になっており、ターゲット層の異なるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは一線を画す“分かりやすさ”が売りでもある。

前作におけるフォスター・ペアレンツの描かれ方については、こちらの記事に詳しい。続編の本作では、18歳で成人を迎えるビリーが、国からの手当の給付が終われば出ていかなければならなくなると心配する様子が描かれた。

“お金で繋がっている”という偏見を受けがちなフォスター・ペアレンツ。最も影響を受けるのはその制度の中にいる子ども達で、フォスター・ペアレンツに感謝していればこそ、「負担になるから出て行かなければ」というプレッシャーを感じることになる。

家賃の支払いで手一杯なのに、手当が打ち切られたら……という子ども達の心配はよそに、子ども達が心配しているほどフォスター・ペアレンツは弱くなかった。里親のローザとビクターは自分たちで賃貸の家を買い取っていたのだ。

思春期ど真ん中の子ども達が、親と自分たちのアイデンティティも共有し、今後も共に生きていくことを決める物語は凡庸にも見える。だが、里親制度の中にいるビリー達がその“凡庸な物語”を経験できるということに意味があるのだと思う。

ザッカリー・リーヴァイの問題

そんな心温まる物語に水を差すのは、シャザムことビリー・バットソンを演じる主演のザッカリー・リーヴァイの騒動だ。ザッカリー・リーヴァイは、2022年7月にSpotifyで人種差別発言をして、反ワクチン陰謀論を拡散したジョー・ローガンのポッドキャストに出演。「インセルコミュニティのヒーロー」と呼ばれて女性蔑視やトランス差別発言を繰り返すジョーダン・ピーターソンを支持した。

更に2023年2月には、ある画像をInstagramのストーリーズに投稿成年後見人である父から虐待的な行為を受け続け、父を後見人から外す裁判を戦ったブリトニー・スピアーズを揶揄する内容で、支配を受けてきた人物を揶揄うものとして批判を集めた。ブリトニー・スピアーズは2021年に裁判に勝利、自由になった後はSNSで奔放な投稿を続けており、ザッカリー・リーヴァイの投稿はそれを揶揄しているものと思われる。

心温まる家族の物語を届けた「シャザム!」シリーズ。物語が素晴らしければ現実には目を瞑ろうという人もいるかもしれない。だが筆者は、物語が素晴らしければこそ、それに関わる人たちが現実世界でどんな人たちをエンパワメントして、誰をディスエンパワメントしているのかに注意を払いたいと思う。だって、物語を糧にする私たちは架空の存在ではないし、ひとたびスクリーンを離れれば、現実世界を生きていかなければならないからだ。

あまりに多くの問題を抱えるDCスタジオ。DCと親会社のワーナーを取り巻く差別問題はこちらの記事に、スーパーマン役ヘンリー・カヴィルの降板劇までのゴタゴタはこちらの記事に、『ザ・フラッシュ』主演のエズラ・ミラーに関する問題はこちらの記事に、ジェームズ・ガンが立て直しを目指して発表した計画はこちらの記事に詳しい。

残念ながら、現実に起きたことはなかったことにはできない。けれど、ファンが現実に目を背けずに意見していくことで、良い方向に向けていくことはできる。それこそ、「あなた自身がパワー」という『シャザム2』のメッセージを信じるということではないだろうか。

映画『シャザム!〜神々の怒り〜』は2023年3月17日(金)より、全国の劇場で公開中。

『シャザム!〜神々の怒り〜』公式サイト

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映画『ブラックアダム』ラストのネタバレ解説はこちらから。

『シャザム!〜神々の怒り〜』からの繋がりを彷彿とさせるジェームズ・ガン監督の計画「神々と怪物」の作品解説はこちらから。

DCから登場する『コンスタンティン』続編の情報はこちらの記事で。

6月16日(金)公開、『ザ・フラッシュ』で描かれると思われる“フラッシュ・ポイント”と現実で起きている問題の共通点はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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