ネタバレ解説『猿の惑星/キングダム』ラストの意味は? ノアとシーザーの繋がり、今後の展開は? 考察&感想 | VG+ (バゴプラ)

ネタバレ解説『猿の惑星/キングダム』ラストの意味は? ノアとシーザーの繋がり、今後の展開は? 考察&感想

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映画『猿の惑星/キングダム』公開

『猿の惑星:創世記』(2011) から幕を開けた「猿の惑星」リブート三部作が完結して早7年。『猿の惑星:聖戦記』(2017) の後の時代を描く新作映画『猿の惑星/キングダム』が2024年5月10日(金)より日本の劇場で公開された。

『猿の惑星/キングダム』では、前二作を手がけたマット・リーヴス監督に代わり、新たにウェス・ボール監督が指揮を執る。「メイズ・ランナー」シリーズで知られるウェス・ボール監督は、実写映画版『ゼルダの伝説』で監督・脚本を担当することが発表されるなど今最も注目されているSF映画監督の一人だ。

『猿の惑星/キングダム』では、主人公の若きチンパンジー・ノアをオーウェン・ティーグ、独裁者のボノボであるプロキシマス・シーザーをケヴィン・デュラント、オランウータンのラカをピーター・メイコン、人間のノヴァをフレイヤ・アーランが演じる。フレイヤ・アーランはドラマ『ウィッチャー』(2019-) のメインキャラクターの一人であるシリラ王女役で知られており、『猿の惑星/キングダム』でも重要な役で出演している。

今回は、『猿の惑星/キングダム』のラストの展開について、ネタバレありで解説していこう。本作は続編へ繋がるのか、今後の展開についても考察していく。なお、以下の内容は本編の重大なネタバレを含むので、必ず劇場で鑑賞してから読んでいただきたい。

ネタバレ注意
以下の内容は、映画『猿の惑星/キングダム』の内容に関するネタバレを含みます。

『猿の惑星/キングダム』ラストのネタバレ解説

“ノヴァ”の正体

映画『猿の惑星/キングダム』は、ワシと暮らすイーグル族の故郷を奪われた主人公ノアが、村の仲間を取り戻すために旅に出る冒険譚だった。冒頭で前作『猿の惑星:聖戦記』の直後と思われるシーザーを弔うシーンが登場するが、本編はそれから数世代後(予告とパンフレットでは300年後とされている)。“最初の長老”と呼ばれるシーザーは伝説となり、彼が残した言葉は猿達の教義となっていた。

旅の途中でノアと仲間になるのが、オランウータンのラカと人間のノヴァ/メイだ。ラカもまたノアの村を襲ったプロキシマスに仲間を奪われていた。シーザーの真の教えを守ろうとしているラカは、「エイプ 一緒なら 強い」「エイプはエイプを殺さない」というシーザーの言葉をノアに伝えている。

ノアについてきた人間の女性は多くを語らず、ラカは“ノヴァ”と名付ける。ノヴァとは、1968年の映画『猿の惑星』第1作目に登場した人間の女性の名前で、『猿の惑星:聖戦記』ではラカと同じオランウータンのモーリスが旅で出会った少女の名前をノヴァと呼んでいる(命名はバッド・エイプがノヴァにあげた自動車のプレートから)。過去作でのノヴァの共通点は言葉を喋れないことだ。教義や歴史を重んじるラカは、「そう呼ぶようになっている」として、「猿の惑星」に三人目のノヴァが登場することになった。

しかし、後半に入りノヴァをめぐる物語は意外な展開を見せる。ノヴァの本当の名はメイと言い、メイは流暢に言葉を話すことができた。『猿の惑星:聖戦記』では猿の知能を向上させたウイルス(猿インフルエンザ)が変異し、人間から言葉を喋る能力を奪っているという設定が語られていた。この設定により3978年を舞台にした旧作シリーズで人間が喋れないようになっていた経緯が明かされたと思われていたが、前作から300年が経過した本作では流暢に喋れる人類の姿が確認されることになった。

メイが“ノヴァ”ではないという事実が重要なのは、喋れない女性=ノヴァとされてきた歴史を覆すことになるからだ。メイは母からの助言で自己防衛のために喋らないようにしていた。それは猿から身を守るためだが、長らく女性から声を奪ってきた人間社会もそう変わらない。

つまり、あげる声を持たないのではなく、黙らざるを得なかった背景が存在しているのだ。私たちが“ノヴァ”だと思った相手は声を奪われているだけなのではないか、最初のノヴァも主人公のテイラーを恐れて声をあげなかったのではないか——メイが自らをノヴァではないと否定したことは、「猿の惑星」シリーズにおける女性の描かれ方を大きく転換することになった。

シーザーを名乗る者

前置きが長くなったが、故にメイは『猿の惑星/キングダム』の重要人物である。特にリブート後の「猿の惑星」は、猿の世界も人間の世界も男性を中心に描かれてきたが、本作では猿のノアと人間のメイの二人の立場が交錯することになる。

『猿の惑星/キングダム』の終盤、ラカが川に流され、ノアとメイの二人は捕まってプロキシマスの元へ連行される。そこに広がっていたのはプロキシマスの“王国(キングダム)”で、プロキシマスはプロキシマス・シーザーを名乗って猿達を支配していた。

プロキシマスの興味深い点は、暴力だけでなく政治を統治の手段に組み込んでいることだ。人間のトレヴァサンを御用学者にして古代ローマの歴史を中心に学んでいる。人類に知恵があったことを認め、知識が武器であることを心得ているのだ。プロキシマスが古代ローマの歴史を学んでいるのは、もちろんシーザーの名の元ネタであるシーザー/カエサル王の統治を学ぶためだろう。

プロキシマスは、人間を下等な種族だと考えたり、武器を奪うことだけを考えるようなこれまでの猿達とは格が違うヴィランであることは明らか。しかし、そのプロキシマスにも弱点があった。

プロキシマスが貯蔵庫に眠る文明(文献、データや武器)を取り出そうと猿達を働かせていること、メイの本当の狙いはこの貯蔵庫に来ることだったと知ったノアは、「利害の一致」によってメイと共に行動を起こすことを決める。メイは貯蔵庫に入る方法を知っており、ノアはメイが貯蔵庫から必要なものを取った後に貯蔵庫に海の水を流し込んでプロキシマスが望むものを破壊するという作戦を提案する。

この作戦のためにメイは防波堤を爆破するための爆弾を手製で作り出すのだが、この時に強調されるのがメイが持っている科学の知識だ。プロキシマスは歴史や政治を学ぼうとしていたが、科学には興味がないようで、貯蔵庫の頑丈な扉を正面から破壊しようとするばかりだった。他の手段はないかと知恵を巡らせることはしなかった。

プロキシマスの弱点は政治“だけ”にい傾倒してしまっていたことだと言える。彼は土地という概念に根ざして王国/キングダムを築いたが、科学を理解する地球規模の発想がなかった。故に「猿の王国」は築けても、「猿の惑星」を作り出すまでリーダーになることはできなかった。

貯蔵庫の中にあったのは…

傀儡の御用学者になったトレヴァサンを殺したメイは、ノア、アナヤ、スーナと共に貯蔵庫への侵入に成功。そこはかつて人間がシェルターとして使っており、武器や戦車の他、絵本など人類の文化的な品物も遺されていた。

なお、『猿の惑星/キングダム』に登場する貯蔵庫は第1作目『猿の惑星』に登場した“禁断の地”と同じ場所である。同作で主人公のテイラー達はそこにあった洞窟に入り、人間の文明の残骸を発見する。そこで見つけるのが「ママ」と喋る人形で、『猿の惑星/キングダム』でもノア達が同じ人形を発見している。

『猿の惑星』では、猿の文明が人間の文明の遺産であることを隠蔽するためにこの場所は禁断の地とされていたが、同作の舞台である3978年の千数百年以上前には、プロキシマスら猿はむしろこの文明を欲していたことが明かされている。

この貯蔵庫でノア達は絵本を見つけ、そこに描かれていた檻に入れられた猿の絵を発見する。ノアはラカと知り合った時、廃ビルの壁に描かれた絵が真実を描いたものだと知っていた。だから、この絵本を見たときもそこに描かれたことが事実だったと認識できたのだろう。ここでノアはプロキシマスが「檻の中に戻される」と恐れていたことの意味を知ったはずだ。

一方のメイは、貯蔵庫で目的のハードディスクドライブを入手する。メイはこれを人類に言葉を取り戻すものと語っていたが、その真相は本作のラストで明かされる。

ノアの「歌」と「ホーム」

ここからは、『猿の惑星/キングダム』最後のアクションシーケンス。内側から貯蔵庫の扉を開けると、そこに待っていたのはプロキシマス達だった。母を人質に取られて窮地に立たされたノアだったが、メイが貯蔵庫から持ち出していた銃でプロキシマスの兵隊の一人を撃ち、更に猿達の避難が済んでいない状態で防波堤に仕掛けた爆弾を起動する。貯蔵庫に海の水が流れ込む中、生き延びたのはノアらイーグル族の猿達だった。

冒頭で紹介されたように、イーグル族は成人の儀式の一環で高い崖を登ってワシの卵を取りに行く文化がある。イーグル族は険しい崖を素手で登ることに長けており、貯蔵庫が海水で満たされていく中でも、猛スピードで貯蔵庫を登っていくことができたのだ。

クライマックスは崖の上でのプロキシマスとノアの戦いだ。力で押し切り、ノアにひれ伏すよう命令したプロキシマスに対し、ノアはイーグル族に伝わる歌を唄い始める。これは鳥使いだった父が唄っていた歌で、プロキシマスを恐れいていた他のイーグル族の猿達もノアと共に歌い出す。言葉を操るようになった猿達は、今度は歌を操るようになったのだ。

思えば、リブート三部作第2弾の映画『猿の惑星/新世紀』(2014) では、水力発電を復旧させ、電気という文明を取り戻した時にはガソリンスタンド兼コンビニに電気が通り、人類はCDで音楽を流していた。その場にいた猿はシーザーだけで、シーザーは音楽を聴いて喜ぶ人類の姿を見ている。音楽が重要な文化だということも、実はシーザーから後世に伝えられたものなのかもしれない。

歌によって呼び寄せられたワシ達はプロキシマスを攻撃。プロキシマスは高い崖から海へと落ちる。プロキシマスは、①人類を恐れ、②暴力と政治、歪めた教義で、③部族を統合した王国をつくっていたが、ノアは、①ワシという多種族と共存・共闘し、②歌を用いた、③部族の文化の力によって独裁者を倒した。プロキシマスとは正反対の存在として、イーグル族のリーダーとなったのだ。

この辺りは、冒頭でワシの卵を全部取らずに必ず1個残すというルールを守っているなど、伏線の張り方がよく効いていた。また、部族が団結するという展開はシーザーの教義の一つである「エイプ 一緒なら 強い」を証明したものでもある。

そして、プロキシマスを倒したノアは、イーグル族の面々に家(ホーム)に戻ろうと呼びかける。ホームといえば、シーザーがずっとこだわっていた概念だ。シーザーは猿という種族にとってのホームを求めていたが、プロキシマスは自分が決めた土地を王国(キングダム)として他の部族をそこに強制移住させていた。一方、ノアにとってはイーグル族の人々と文化がホームだ。ノアは母ダーとの会話においてもイーグル族は自分自身であり、心の中にあるということを主張していた。

「大事」をシェアする

『猿の惑星/キングダム』のラストは、このフランチャイズの開かれた未来を示すものとなっていた。村に戻ったノアの前に現れたのはメイで、別れを言いに来たという。しかし、その後ろ手に握られていたのは拳銃だった。

そうとも知らず、ノアはメイに人間は全てを独占しようとすると指摘。その上でノアは二人の共通の友であるラカなら共存を説いただろうという旨の話をして、ラカからもらったシーザーのシンボルをメイに渡す。ノアはかつてシーザーが人類と暮らしていたことを知っていた。それを踏まえて、このシンボルを「大事だ」と言うのだった。

この「大事 (Important)」という言葉は、ノアが旅の途中で見つけた母の毛布を、ラカがメイに渡そうとした時に発した言葉だ。「慈悲の心を」と言うラカに、ノアはその毛布を使わせることを許している。つまり、自分にとって大事なものでもシェアするのが猿であり、それが(現状の)人間との違いだということを示したのだ。

チンパンジーやボノボには食料を分け合う習性がある。『猿の惑星/キングダム』の冒頭でワシの卵が二つしか取れないとなった時も、ノアはアナヤとスーナに卵を譲り、アナヤは卵を一緒に育てようと提案していた。食料や物資だけでなく、知識や文化、生き抜く知恵を共有して初めて文明は豊かになる。現代を生きる私たちにも刺さるメッセージだ。

メイはシーザーのシンボルを受け取ってこの場を去っている。メイが銃を持っていた理由は、賢いノアを恐れたのかもしれないし、猿を避難させる前に防波堤を爆破したことに対して復讐されるかもしれないと思っていたのかもしれない。あるいは猿を巡るもっと深い過去のトラウマがあるのかも。前三部作から大きく状況が変わり、単純な友情を築くことの難しさも感じさせられる。

ラストの意味は?

そして、ノアがアナヤを連れて向かった場所は天文台だった。旅の途中でメイと宇宙を見た場所だ。ノアはアナヤにこの経験を“シェア”する。集団としての猿達の意識が宇宙に向き始めた瞬間だ。また、「猿の惑星」のフランチャイズがいつも禁断の地や新天地の探求を描いてきたことを考えれば、シリーズの未来が宇宙にあることは明らかだ。

一方のメイは人類の隠された基地に到着。ディーチェン・ラックマン演じる防護服を着た人物がで迎える。ディーチェン・ラックマンは『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022) のソヨナ・サントス役などで知られる俳優だ。そして、その基地には数多くの文明的な人類が生き残っていた。人類の衰退を示唆したリブート三部作から大きく転換する展開だ。

メイが貯蔵庫から持ってきたハードディスクを機械に差し込むと、人類は遠くの人類との通信が可能になる。メイが持ってきたハードディスクは人工衛星システムをコントロールするためのSATCOMのキーで、通信衛星を動かせるようになったことによって人類は再びコミュニケーションを取る機能を取り戻したのだ。

宇宙への好奇心が芽生えた猿達と、宇宙のコントロールを取り戻した人類の姿が重なる。このエンディングは「猿の惑星」フランチャイズが宇宙へと視野を広げていくことを示唆するものでもある。元はと言えば、『猿の惑星』は宇宙飛行士達の物語で、宇宙船の中の様子から幕を開ける。「猿の惑星」と宇宙はどう繋がっていくのだろうか、この後は今後の展開を考察していこう。

ポストクレジットの意味は?

その前に、ラストのクレジットシーンの最後=ポストクレジットについても考察しておこう。エンドクレジットが終わると、ポストクレジットの映像はなかったものの、動物の鳴き声のような音が聞こえる。この声は、川に流されていったオランウータンのラカの声だと考察できる。これがラカが生きていることを示す演出だとすれば続編でのラカの登場も期待できるだろう。

『猿の惑星/キングダム』ラストのネタバレ考察

次は宇宙へ?

人類が宇宙を目指すとすれば、猿が支配する地球を諦めて新天地を目指すというのが有力な理由になるだろう。今回『猿の惑星/キングダム』で明らかになったのは、野生で暮らす人類と文明を守っている人類の二種類がいるということだ。3978年を舞台にした『猿の惑星』では、この星に残されていた人類は言葉も文明も失っていたが、本作ではリブート三部作の流れを覆してメイら生き残っている人類を登場させた。

文明を守っている人類が宇宙に脱出し、そうでない人類が地球に取り残された未来が『猿の惑星』だとすれば、人類の文明は滅びておらず、場所を変えただけということになる。もっとも、そのストーリーが「猿の惑星」かと言われれば微妙なところだが……。

そして、もう一つの考察は、人類は地球を飛び出して過去にタイムスリップするというものだ。突拍子に聞こえるかもしれないが、これは旧作の第3作目『新・猿の惑星』(1971) で描かれた展開だ。このとき地球を脱出したのは猿のコーネリアスとジーラだが、同作の原題は「Escape from the Planet of the Apes(猿の惑星からの脱出)」となっている。地球を脱した二人は1973年の猿が支配する前の地球にタイムスリップし、過去の人類と遭遇している。

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その後の第4作目『猿の惑星・征服』(1972) と第5作目『最後の猿の惑星』(1973) ではシーザーの物語が描かれた。リブート版ではシーザーの物語は三部作で完結しているため、残されている余白はミュータント人類と戦う第二作目『続・猿の惑星』(1970) と過去にタイムスリップする『新・猿の惑星』ということになる。

しかし、過去作をなぞらずに全く新しい物語が描かれる可能性は高い。『猿の惑星/キングダム』では、猿の中にイーグル族という部族を登場させ、人類の中に生き延びている文明を登場させており、「猿の惑星」の社会を更に細分化して群像劇的に描く幅を生み出している。

特に最後に登場した人類とメイのバックグラウンドについては、ディズニープラスオリジナルのドラマシリーズで観てみたい。「ウォーキング・デッド」的なサバイバルものに出来そうだし、猿があまり出てこなければCGも最低限で済むので予算的にもお得なはずだ。映画では宇宙へ向かう壮大な展開を、ドラマでは人間達のサバイバルと猿の社会を描く地に足のついたストーリーを楽しめれば文句なしだ。

『猿の惑星/キングダム』ネタバレ感想

実写『ゼルダの伝説』もいいけれど

『猿の惑星/キングダム』はエンタメ性が高い作品でありつつ、言葉の少なさから様々な情報を読み取れるハイコンテクストな作品になっていた。この辺りはゲーム好きなウェス・ボール監督の演出の巧みさを感じる。

廃墟とし化したビルの姿は、同名の人気ゲームをドラマ化した『THE LAST OF US』(2023-) の画を彷彿とさせたし、最後にメイが草原を馬で駆けるシーンはウェス・ボール監督がこの後手がける実写映画版『ゼルダの伝説』の予告のようなワクワク感があった。カメラワークや場面転換もテレビゲームのステージをイメージしたような演出が多く、映画を観ているのにオープンワールドを冒険しているような気分にさせられた。

それでいて、宗教や学問、ジェンダー論に文化論といった様々なテーマを扱っており、フランチャイズ10作目でオマージュも散りばめているのに既視感が少ないという稀有な作品に仕上がっていたように思う。それでいて、最後には早く続編が観たいと思わせてくれた。実写版『ゼルダの伝説』も楽しみだが、ウェス・ボール監督の「猿の惑星」へのカムバックにも期待したい。

映画『猿の惑星/キングダム』は2024年5月10日(金)より全国の劇場で公開。

映画『猿の惑星/キングダム』公式サイト

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「猿の惑星」全10作の時系列とタイムラインの解説はこちらの記事で。

ウェス・ボール監督が明かしたエンディングの意図とノア&シーザーの血縁関係についてはこちらから。

『猿の惑星/キングダム』の続編についての考察と解説はこちらから。

メイ視点で振り返ることで見えてくる事実はこちらの記事で解説している。

『猿の惑星/キングダム』に登場する独裁者プロキシマス・シーザーについての解説と考察はこちらから。

『猿の惑星/キングダム』におけるシーザーの遺産(レガシー)とも呼べる教義についてはこちらから。

ウェス・ボール監督が手がける実写版『ゼルダの伝説』の情報はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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