『ヴェノム』と『マスク』がまさかのコラボ!? トレイラーをマッシュアップしたファンムービーが話題に

ライター

『ヴェノム』と『マスク』がまさかのコラボ!?

“異端”同士のマッシュアップ

米国での10月5日 (日本では11月2日) の公開に向けて次々とトレイラーが公開されている映画『ヴェノム』。この度、ジム・キャリー主演の不朽の名作『マスク』(1994)の映像とマッシュアップされたファンムービーが公開され、話題を集めている。

この動画を公開したのはユーチューバーのDirth Blender氏。コミカルな『マスク』の映像に、『ヴェノム』のトレイラーの音声を交えてシリアスな空気感を作り出している。それでも、終盤にかけてどうしても面白可笑しくなってしまうのは、主人公スタンリー・イプキス/スタンリー・ザ・マスクを演じたジム・キャリーの手腕 (?) のせいだろう。
このマッシュアップ作品に使用されている映像には、ジム・キャリー主演の『ライアー ライアー』(1997)、『トゥルーマン・ショー』(1998)といった作品も含まれている。ヴェノムファン、マスクファン、そしてジム・キャリーファンにとっても嬉しいマッシュアップとなった。

常識を覆した『マスク』

小さい頃に、テレビで繰り返し放映される『マスク』を観て育ったという方も少なくないだろう。『マスク』は、1994年、『エルム街の悪夢3 惨劇の館』(1987)のチャック・ラッセル監督によって制作された。マーベル・DCに次ぐ第三のコミック会社として知られるダークホースコミックスの同名コミックが原作だ。
『マスク』の登場前に大ヒットしていたアメコミ映画といえば、DCコミックスの『スーパーマン』(1978)や『バットマン』(1989)くらいのもの。『マスク』はこの二作と比べても遜色ない興行成績を叩き出し、定番ヒーローでなくとも偉大な映画は生まれるという新たな常識を作り出した。その後、ダークホースコミックスは『ヘルボーイ』(2004)、『シン・シティ』(2005)、『300』(2006)といったオリジナル作品の実写化に次々成功する。これらの映画の先駆けとなった作品が『マスク』だったのだ。

『ヴェノム』が作り出す新たなスタンダード

『ヴェノム』は、「スパイダーマン」シリーズ独自のユニバースであるソニー・マーベル・ユニバース (SMUC)の記念すべき第1作目。『ブラックキャット』や『シルバー・セーブル』といった、スパイダーマン関連のキャラクターを主役に据えた作品が後に続く予定だ。


『ヴェノム』も『マスク』同様、主人公がコントロールできない「力」にとり憑かれるという内容。トム・ハーディが主演を務め、『ゾンビランド』(2009)のルーベン・フライシャー監督が指揮を執る。本来ヴィランであるキャラクターを主人公に据えた大胆な試みは、『マスク』のように、アメコミ映画界に新たなスタンダードを打ち立てることになるだろうか。

『ヴェノム』は、日本では11月2日より全国で公開予定。

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