「ダース・ベイダーは避けられない」ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』監督がベイダー復活の理由を語る | VG+ (バゴプラ)

「ダース・ベイダーは避けられない」ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』監督がベイダー復活の理由を語る

TM & © Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』ダース・ベイダー登場の理由とは?

「スター・ウォーズ」シリーズ最新作となるドラマ『オビ=ワン・ケノービ』が、2022年4月27日(金)より配信を開始する。「スター・ウォーズ」のDisney+オリジナルドラマとしては『マンダロリアン』(2019-)、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021) に続く第3作目。オビ=ワン・ケノービを主人公に『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005) から10年後の物語を描く。

『オビ=ワン・ケノービ』が大きな注目を集めているのは、17年ぶりにユアン・マクレガーがオビ=ワン・ケノービを演じ、ヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダーを演じることになったからだ。『エピソード3』での悪夢の別れ以来、初めてとなる二人の共演に期待せずにはいられない。

一方で、『エピソード3』の後のオビ=ワン・ケノービはルーク・スカイウォーカーが成長するまでの潜伏期間にあり、ダース・ベイダーとの接触を描かない選択肢もあったはずだ。製作陣は今回なぜオビ=ワン・ケノービとダース・ベイダーを共演させることにしたのだろうか。

オビ=ワンにとってのベイダーとは

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』を手掛けたのは、ドラマ『高い城の男』(2015-2019) やドラマ『マンダロリアン』(2019-) でもエピソード監督を務めたデボラ・チョウ。米Entertainment Weeklyで『オビ=ワン・ケノービ』でのダース・ベイダー登場を決めた理由について語っている。

正直に話すと、キャラクターをベースにした、キャラクター主導のものをやりたかったんです。それがリミテッドシリーズの利点だからです。より多くの時間を割いて、キャラクターの物語を語ることができるんです。

私にとって、キャラクターの出発点というのは、その人の人生において大切だった人物にあります。特に『シスの復讐』の後では、(オビ=ワンの物語で)アナキン/ベイダーを避けることは非常に難しかったんです。

この物語はキャラクターの進化の途上にあります。ただ単に彼(ダース・ベイダー)を復活させるわけではありません。ベイダーにとって誰がどんな意味を持ち、このタイムライン上でどの位置にいるのか、ということを描きます。

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』では、リミテッド・シリーズとして全6話が配信される。『マンダロリアン』でもそうだったように、ドラマでは主人公のキャラクターを中心とした個人的な物語を時間をかけて描くことができる。

そして、デボラ・チョウ監督の創作理論においては、あるキャラクターにとって重要なのは、そのキャラクターの人生において大切だった人だという。オビ=ワン・ケノービの人生において重要だった人物は、紛れもなくアナキン・スカイウォーカーであり、アナキン/ベイダーを避けてオビ=ワンの物語を描くことはできなかったと、チョウ監督は語っているのだ。

新三部作世代には特別な作品に

カナダ生まれのカナダ人であるデボラ・チョウ監督は、『オビ=ワン・ケノービ』で「スター・ウォーズ」シリーズにカムバックを果たしたヘイデン・クリステンセンについては、以下のように語っている。

彼はラブリーで、素晴らしい人物です。そしてカナダ人なんです! なので、初めて彼と会った場所はトロントでした。ユアンやヘイデンのように長い間このキャラクターを演じてきて、人生の中で生活を共にしてきた人は、キャラクターのことを熟知しているのでクリエイティブの面でとても助かりました。

また、ダース・ベイダーのシーンの撮影についてはこう語っている。

ヘイデンは確かにこのシリーズの一部になろうとしていました。彼が初めてセットに登場した時、とても特別な感じがしたんです。世代を超えて「スター・ウォーズ」シリーズと繋がっていること、新三部作とヘイデンを観て育った世代が大人になったということを実感する場面でもありました。その世代にとって本作は、旧三部作で育った世代とは全く違うものになるでしょう。続三部作で育った若い世代もいますしね。

ですから、彼をカムバックさせることは本当に特別なことでした。私はカナダ人ですし、彼もカナダ人ですから、私にとってはとても心あたたまることでした。その撮影の日は、カナダ人としての誇りを持つことができました。

「スター・ウォーズ」が幕を開けたのは1977年。1983年まで公開が続いた旧三部作、1999年から2005年まで公開された新三部作、2015年から2019年まで公開された続三部作、そして「スカイウォーカー・サーガ」から外れたDisney+のドラマ作品と、世代によってそれぞれ大切な作品が異なるはずだ。

デボラ・チョウ監督は、今回の『オビ=ワン・ケノービ』をエピソード1から3を観て育った“新三部作世代”にとって特別なものになると語っている。ユアン・マクレガーのオビ=ワン・ケノービを描くにあたって、避けられない存在であるヘイデン・クリステンセンのダース・ベイダー。二人はどのように再会を果たすのか、配信を楽しみに待とう。

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』は2022年5月25日(水)配信開始を予定していたが、5月27日(金) 配信開始に変更となった。初週は第1話と第2話が同時にDisney+で独占配信される。

Disney+

Source
Entertainment Weekly

ルーカス・スタジオのトップが語ったダース・ベイダー復活の難しさについてはこちらから。

初公開されたダース・ベイダーの姿とヘイデン・クリステンセンのコメントはこちらの記事で。

『オビ=ワン・ケノービ』予告編の解説&考察はこちらから。

「スター・ウォーズ」で計画されているという“特別なアニメシリーズ”についてはこちらから。

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

    関連記事

    1. ネタバレ解説『ホークアイ』最終話 ローラについて監督が語る「彼女をもっと知るべき」 今後はどうなる?

    2. ドラマ『ロキ』 メビウスはなぜロキにとって大切な存在なのか トム・ヒドルストンが語る

    3. 第70回エミー賞ノミネート作品発表。『ハンドメイズ・テイル』『ウエストワールド』等、ドラマ界でもSF作品が存在感

    4. Netflixドラマ『イントゥ・ザ・ナイト』シーズン2の製作が決定! 新たな“旅路”が描かれる。キャスト出演の動画も公開