「トムヒは“歩くロキペディア”」クラシック・ロキ役リチャード・E・グラントが撮影初日のエピソードを明かす | VG+ (バゴプラ)

「トムヒは“歩くロキペディア”」クラシック・ロキ役リチャード・E・グラントが撮影初日のエピソードを明かす

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ドラマ『ロキ』好評配信中

MCU史上初めてヴィランのキャラクターを主役に据えた作品がドラマ『ロキ』だ。2021年6月9日(水) より配信を開始すると、7月14日(水) に配信された最終話第6話まで、毎回驚きの展開を見せてくれた。中でも、リチャード・E・グラントが演じたクラシック・ロキの活躍には心を揺さぶられた人は多いだろう。

そのリチャード・E・グラントは、米Varietyのインタビューで『ロキ』撮影時の様子を振り返っている。特に、主役でありドラマの製作総指揮も務めるトム・ヒドルストンに対する印象が興味深い。

ネタバレ注意
以下の内容は、ドラマ『ロキ』第5話の内容に関するネタバレを含みます。

リチャード・E・グラントが語るトムヒ秘話

リチャード・E・グラントが演じたクラシック・ロキは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) で魔術によってサノスの襲撃を生き延びた存在だ。長い間宇宙を彷徨ったクラシック・ロキは、その後、遠くの星で一人静かに暮らしていた。だがある時、兄のソーを想って寂しくなり、星を出ようとしたところでTVAに捕まり剪定されてしまう。

自分の魔術の力を信じ、サノスに戦いを挑まず、長い間孤独に過ごしていたクラシック・ロキは、魔術師として桁外れの力を持つ。トムヒロキのあり得た未来の姿を演じるにあたって、ベテラン俳優のリチャード・E・グラントはトム・ヒドルストンと共にこのキャラクターを作り上げていったという。

私が貰えたのは、自分が出演する第5話の脚本だけでした。それは読んだのですが、撮影初日にトム・ヒドルストンが現場に来て、撮影前に私に話しかけてくれたんです。

なぜなら彼は歩く/生ける/喋るロキペディアだからです。(ロキの)背景にある北欧神話や、ここまで何が起きているかということの彼なりの解釈を教えてくれました。

私とトムは、私が取り込まなければならないこの“神”について考え続けました。私はすっかりこの人物の“歳を取ったバージョン”になってしまったのです。

“ロキの専門家”でもあるトム・ヒドルストンは、『ロキ』のドラマ化にあたって、製作陣やメインキャストに“ロキ講座”を開いていたことは広く知られている。更にリチャード・E・グラントのようなゲスト出演者にも、現場で話し合いの場を持ち、役作りに協力していたことが明かされた。まさに“隙あらば”である……。

隔離期間にもヒントが

“ロキペディア”、“歩くロキ辞典”との新たな異名を得たトム・ヒドルストンの協力の甲斐もあり、クラシック・ロキはシリーズでも上位に入るであろう人気キャラクターに仕上がった。リチャード・E・グラントは、クラシック・ロキの役作りについて、意外なエピソードも披露している。

ずっと「悪戯の神」であったトムのロキとは違い、クラシック・ロキは「除け者の神」です。撮影は昨年の3月に始まるはずが、アメリカでの撮影が可能になる10月まで遅れました。私は撮影に入る前に2週間の隔離期間に入ったのですが、その時は誰とも喋ることができず、誰の訪問も受けることができませんでした。その時に考えたんです。

長い間、ある惑星にとどまった悪戯の神。仙人でもない限り誰もが抱く「誰かと関わりたい」という気持ち……それがクラシック・ロキとは誰かということに繋がる鍵になると考えたのです。彼は最終的には諦めて(星を出ようとして)TVAに捕まってしまいます。そして最後には“アスガルド”のために自分を犠牲にする。分かった、これをやればいいんだ、と思ったんです。

コロナ禍における隔離期間が偶然にもリチャード・E・グラントをクラシック・ロキと似たような環境に置き、役作りのヒントを得ることができたのだという。ここに撮影初日にトムヒの助言が加わるのだから、クラシック・ロキは非常に恵まれたキャラクターだったと言える。

リチャード・E・グラントは、自身のSNSでも『ロキ』撮影の裏側を披露している。今回のVarietyのビデオインタビューでも、質問には食い気味で楽しそうに回答する姿を見せている。その勇姿をもう一度拝めることを期待しよう。

『ロキ』脚本家が明かしたクラシック・ロキ誕生の背景はこちらの記事で紹介している。

ドラマ『ロキ』はDisney+で独占配信中。

Disney+

Source
Variety

リチャード・E・グラントが希望したワニロキとのスピンオフについてはこちらから。

『ロキ』最終話のネタバレ解説はこちらの記事で。

最終話のポストクレジットについての解説はこちらの記事で。

シルヴィを演じたソフィア・ディ・マルティーノによる最終話の解説はこちらから。

最終話を迎え、ドラマ『ロキ』を通してロキがどのように変わったか、またメビウスとロキの関係についてトムヒが語った内容はこちらから。

 

『ブラックパンサー』の続編決定の経緯についてケヴィン・ファイギが語った内容はこちらから。

『ブラック・ウィドウ』に登場するヴィラン・タスクマスターの能力まとめはこちらで(ネタバレあり)。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。 お問い合わせはコチラから
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