『NOMAD メガロボクス2』4月放送開始
2018年にTBSで放送されたアニメ『メガロボクス』の続編が『NOMAD メガロボクス2』と題して2021年4月より放送されることが決定した。前作はTBSテレビおよびBS-TBSでの放送だったが、今作はTOKYO MXとBS11での放送に。また、「各配信サイトにて配信」とも表記されており、AmazonプライムビデオやNetflixといった各配信サイトでも配信された前作に引き続き、今作も配信で楽しむこともできるようだ。
『あしたのジョー』を原案とするアニメ『メガロボクス』の3年ぶりの続編となる『NOMAD メガロボクス2』が2021年4月、TOKYO MX、BS11にて放送開始が決定しました!!
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また、新たなティーザー予告動画も公開。錠剤を手にする衝撃的なジョーの姿が映し出されている。
『メガロボクス』は米クランチロールのアニメアワード 2019で最多8部門ノミネートを果たすなど、海外からも高い評価を得ている。『メガロボクス2』の制作が発表されたのもニューヨークで開催された“2019 ANIME NYC”でのことだった。今回公開された『NOMAD メガロボクス2』の公式ウェブサイトでは既に英語ページも登場しており、全てのコンテンツが英訳されている。前作に続き、世界を見据えた挑戦が始まっているようだ。
スタッフ&キャストは?
気になる『NOMAD メガロボクス2』のスタッフとキャストについては、前作からメインスタッフとメインキャストが引き継がれている。アニメーション制作はトムス・エンタテインメント、監督は森山洋、脚本は真辺克彦・小嶋健作、キャラクターデザインは倉島亜由美、音楽はmabanuaが担当する。また、新たにサブキャラクターデザインとして金田尚美が加わる。
メインキャストは、ジョー/ノマド役を細谷佳正、南部贋作役を斎藤志郎、勇利役を安元洋貴、サチオ役を村瀬迪与が続投。前作から一転、伝説のメガロボクサーを演じることになった細谷佳正は「創りながら、前向きに『いろんなものを手放していこう』と自分に対して課しました。」とコメント。斎藤志郎は『NOMAD メガロボクス2』の内容について、「台本を見てぶっ飛んだ!!」と話している。今回公開されたメインキャスト4名によるコメントは、以下のリンク先の公式サイトで読むことができる。
あらすじも公開
また、謎に包まれていた『NOMAD メガロボクス2』の“イントロダクション”も公開されている。
【イントロダクション】
もう一度、夢を生きる――
肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。
その頂点を決めるトーナメント“メガロニア”に、ギアを着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。最下層の地下リングからたった三か月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。
しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……。かつて、“ギアレス・ジョー”が果たした夢。
その続きの中で人々は何を見るのか。
“放浪者”を意味する“ノマド”と名前を変えたジョーは、なぜリングに戻ってきたのだろうか。『NOMAD メガロボクス2』の内容に関する考察は、こちらの記事に詳しい。
「あしたのジョー」50周年企画が新たな展開に
『メガロボクス』は、高森朝雄原作・ちばてつや作画のボクシング漫画『あしたのジョー』(1968-1973) 連載開始50周年を記念して制作されたSFボクシングアニメ。未来年に生きる市民とIDを持たない貧しい市民の間で身分制が確立された近未来が舞台だ。この世界では、強化外骨格のギアを装着したボクシング・メガロボクスが流行している。『メガロボクス』では、非合法の地下格闘技場で八百長を強いられる名もなきボクサー・ジャンクドッグの闘いとライバルボクサーたちとの友情の物語が描かれた。
『メガロボクス』はmanabuaが手掛けたヒップホップビートと緊迫のストーリーを中心に、海外でも高い評価を受けている。今回の詳報も世界中のファンにとって朗報となったことだろう。
アニメ『NOMAD メガロボクス2』は2021年4月より、TOKYO MXとBS11で放送開始。
『メガロボクス』はBlu-ray Boxセットが発売中。