劉慈欣『三体』「小島秀夫が推薦」と中国で話題に

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小島秀夫監督の『三体』推薦が話題に

『三体』が日本上陸

中国SFの最高傑作、劉慈欣 (リュウ・ジキン) の『三体』が遂に日本に上陸した。2019年7月4日(木)に立原透耶 監修、大森望 光吉さくら ワン・チャイ 翻訳の日本語版が発売されると、瞬く間に10刷が決定。ネット上では読者から絶賛の声が相次いでいる。

中国発の歴史的大作

『三体』は劉慈欣が2006年に著した長編SF小説。文革から宇宙までを描いた三部作の第一作目に当たる。2014年にケン・リュウによって英訳されると、SF最高賞の一つであるヒューゴー賞で、アジア作品では初となる長編小説部門を受賞した。そして今回、満を持しての日本語訳発売となったのだ。

中国でも日本語訳発売が話題に

『三体』の故郷・中国でも、同作の日本語訳発売は話題になっている。劉慈欣が原作を手がけた『流転の地球』がNetflixで日本に上陸した際にも、中国では日本での反応は好意的に受け止められていた。

その中でも、ゲーム「メタルギアソリッド」『DEATH STRANDING (デス・ストランディング)』の小島秀夫監督が『三体』を推薦していると、中国の複数のメディアが報じている。小島監督は『三体』の帯に推薦文を寄せている他、Twitterでも同作を高く評価する内容を投稿している。

「三体」と「小島秀夫」がキーワードに

ミニブログサイト微博を運営する新浪のゲームメディア・新浪游戏「『三体』日本語訳が発売 小島秀夫がツイッターでも推薦」、新浪のテクノロジー系メディア・新浪科技「『三体』日本語版が発売 小島秀夫が賞賛」というタイトルで、『三体』を推薦する小島秀夫監督のツイートを報じた。

中国の大手ITメディアcnBeta.comは、「小島秀夫が『三体』日本語訳を入手 推薦文を公開」、人民日報系列の環球時報は、「『三体』日本語版が刊行 小島秀夫が賞賛」と、やはり「三体」と「小島秀夫」というキーワードをタイトルに用いた記事を公開。小島秀夫監督のツイートと共に帯に寄せられた推薦文の中国語訳を掲載している。

小島秀夫監督はSF史・ゲーム史に残る超大作「メタルギアソリッド」シリーズの生みの親とあって、同じSF大作である『三体』へのコメントに注目が集まったようだ。世界的ゲームクリエイターからの推薦を中国メディアは誇りを持って伝えているのだ。『三体』日本語訳の発売は、小説とゲームという異なる分野で、中国と日本を代表するクリエイターが交差する機会をも生み出した。この “三体熱” は一体どこまで拡大していくのだろうか。

日本語版『三体』(立原透耶 監修、大森望 光吉さくら ワン チャイ 翻訳) は、2019年7月4日(木)に早川書房から発売。

小島監督の最新作『DEATH STRANDING (デス・ストランディング)』は、2019年11月8日(金)に全世界同時発売。

Source
新浪游戏 / 新浪科技 / cnBeta.com / 環球時報

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