「Tank!」が復活
菅野よう子とシートベルツ(SEATBELTS)の伝説の名曲「Tank!」(1998) のフルライブ映像が米NetflixのYouTubeチャンネルで公開された。Netflixでは、2021年11月19日(金) より実写ドラマ版『カウボーイビバップ』の配信を開始。本映像はドラマシリーズの特別番組の冒頭で披露され、その後、単独の動画としても公開された。
今回公開された「Tank!」のライブ映像では、菅野よう子と共に活動してきたシートベルツのメンバーが演奏し、菅野よう子が指揮をとっている。ドラマの配信前には「実写版『カウボーイビバップ』音楽制作の舞台裏」と題されたメイキング映像が公開されていたが、そのフルライブバージョンが公開されたことになる。
実写ドラマ版『カウボーイビバップ』では、アニメ版と同じく菅野よう子が音楽を手掛けた。2019年にメインキャストが発表された際には、SNS上では多くのファンが「菅野よう子の代わりはいない」と投稿。2021年6月には、Netflix公式は「よう子なしのビバップはあり得ない」というメッセージと共に実写版でも菅野よう子が音楽を担当することを発表していた。
メイキング映像の中では、菅野よう子は「シートベルツという20年前と同じミュージシャンが、幸いなことに皆元気で活躍してくれた」と、自身を中心としたバンドであるシートベルツとの共同作業を振り返っている。
シートベルツのメンバーを「勝手知ったる幼なじみみたいな人たち」と表現し、「ペラ一枚のメロディー譜でもすごいカッコよく仕上げてくれる(笑)」「ジャズミュージシャンなので雰囲気だけ伝えればある程度(のモノ)にしてくれる曲は結構あった」「全部おたまじゃくし(音符)を書かなきゃいけない曲よりは楽でした」と、20年以上経っても変わらない信頼と安心感を共有してくれている。
Netflixドラマ版『カウボーイビバップ』は、実写映画版「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」シリーズなどでで脚本を手掛けたアンドレ・ネメックがショーランナーを務める。韓国生まれのハリウッド俳優ジョン・チョーが主人公スパイクを演じ、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018) で印象的な演技を見せたダニエラ・ピネダがフェイ役を、ドラマ『クォーリーと呼ばれた男』(2016)でモーゼス役を演じたムスタファ・シャキールがジェット役を演じる。
実写版『カウボーイビバップ』ではビバップ号に乗り込んだメンバーの新たな物語が描かれる。一方で、原作アニメへのリスペクトが溢れる作りとなっており、オープニング曲は菅野よう子とシートベルツがリメイクした「Tank!」が使用されている。
菅野よう子が音楽を手掛けた実写版『カウボーイビバップ』のオリジナルサウンドトラックは予約受付中。
ドラマ『カウボーイビバップ』は2021年11月19日(金) よりNetflixで独占配信中。
キャストらが語った犬のアインの撮影秘話はこちらから。
なお、日本語吹き替え版はスパイク役の山寺宏一、フェイ役の林原めぐみ、ビシャス役の若本規夫をはじめ、オリジナルキャストを中心とした豪華声優陣が担当する。詳細はこちらの記事で。
Netflixの実写ドラマ版『ONE PIECE』の出演者の詳細はこちらから。