ドラマ『カウボーイビバップ』日本語キャスト発表
Netflix制作ドラマ『カウボーイビバップ』の日本語吹き替え版キャストが発表され、主人公スパイク・スピーゲル役に山寺宏一、ビシャス役に若本規夫、フェイ・ヴァレンタイン役に林原めぐみ等、原作アニメのオリジナルキャストを中心に据えた豪華キャストが起用されることが分かった。
この三人の他にも、スパイクの過去を知るジュリアの声をアニメ版と同じく高島雅羅が演じる。スパイクの相棒であるジェット・ブラックの声は、2018年に逝去した石塚運昇に代わって楠大典が担当する。「ワイルド・スピード」シリーズのヴィン・ディーゼルやジェイミー・フォックスらの担当声優でもある楠大典は、『サンダーバード ARE GO』(2015-200) でも石塚運昇の担当を引き継いでいる。
その他にも、垂木勉、長沢美樹、土師孝也、堀内賢雄、磯辺万沙子、朴璐美、緑川光の豪華キャストの参加も発表されている。
垂木勉と長沢美樹は賞金首の紹介番組「BIG SHOT」で司会を担当するパンチ&ジュディの声を、原作アニメに引き続き担当する。土師孝也は、アニメ版でSession#22「カウボーイ・ファンク」に登場したテディ・ボマーの声を再演する。堀内賢雄はSession#12と#13に登場して強い印象を残したグレンの声を、緑川光は同じくSession#12と#13に登場したスパイクの弟分リンの声を、それぞれ原作アニメに引き続き担当する。
朴璐美が声を担当するのはリンの双子の姉であるシン。原作アニメではシンとリンは双子の兄弟という設定でシンの声は檜山修之が演じていたが、実写ドラマ版では双子の姉弟という設定に変更されている。磯辺万沙子が演じるのはホワイト・タイガースを率いるマオ。アニメ版では伊藤和晃が声を演じていたが、マオもドラマ版では性別が変更される。
山寺宏一、渡辺信一郎からコメント到着
ファンの期待通り、23年ぶりに再びスパイクの声を演じることになった山寺宏一は、今回の発表に合わせて、以下のようにコメントを寄せている。
カウボーイビバップは僕にとって本当に大切な作品です。実写版が作られる事を心待ちにしていました。アニメ版へのリスペクトを強く感じ感動しています。今回スパイクを見事に演じている ジョン・チョーさんの演技に合わせつつ、自分が演じてきたスパイクの雰囲気もしっかり出せればと思っています。実写版ならではの設定や展開も多々あります。ビバップを好きだった方にも、全く知らなかったという方にも楽しんでい ただけたら嬉しいです!
「アニメ版へのリスペクトを強く感じ感動しています」という言葉通り、ドラマ版『カウボーイビバップ』ではアニメ版の音楽を手掛けた菅野よう子が再び音楽を手掛けている。先日公開された実写版のオープニング映像は世界中で話題を呼んだ。
また、今回の日本語版声優キャストの発表に合わせて、日本では既に配信中の原作アニメシリーズが10月20日(水)からNetflixにて世界中で配信されることも発表された。
世界190カ国での配信となり、11月19日(金)の実写ドラマ版配信を前に、世界中の人々が『カウボーイビバップ』を“履修”できるようになった。原作アニメシリーズで監督を務め、ドラマ版でもコンサルタントを務める渡辺信一郎は、「カウボーイビバップ の世界が、20年以上経った今、そしてこれからも続いていくのは、驚きでありとても光栄です」と喜びのコメントを寄せている。
ビジュアルと音楽、それに声優は原作アニメ版を踏襲したドラマ版『カウボーイビバップ』だが、山寺宏一が「実写版ならでは設定や展開も多々あります」と語ったとおり、2071年が舞台だったアニメ版に対し、実写版は2171年が舞台になる。
米ではドラマ版の前日譚となる小説や「知られざるストーリー」を描くコミック版も発売される予定で、23年の時を経て『カウボーイビバップ』の物語は更に広がっていくことになりそうだ。
今回発表されたNetflixドラマ『カウボーイビバップ』の日本語吹き替え声優と役名は以下の通り。
フェイ・ヴァレンタイン:林原めぐみ
ビシャス:若本規夫
ジュリア:高島雅羅
ジェット・ブラック:楠大典
パンチ:垂木勉
ジュディ:長沢美樹
テディ・ボマー:土師孝也
グレン:堀内賢雄
マオ: 磯辺万沙子
シン:朴璐美
リン:緑川光
実写版の場面写真や出演俳優の情報はこちらの記事で。
ドラマ『カウボーイビバップ』は全10話が2021年11月19日(金)より、Netflixにて配信開始。
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