『ソー5』制作に向けて協議中
クリス・ヘムズワース演じるソーを主人公に据えた映画「ソー」シリーズの第5作目は、クリス・ヘムズワースの続投を前提に話し合いを進めているという。米Inverseは、シリーズ第3作目の『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)、第4作目の『ソー:ラブ&サンダー』(2022) を指揮したタイカ・ワイティティ監督の言葉として、クリス・ヘムズワースとマーベルは第5作目制作について話し合いを進めていると聞いたと報じている。
一方で、タイカ・ワイティティ監督自身は「ソー」の第5作目には関わっていないと発言している。2年半の間、休む間もなくこれらの作品に携わるのは非常に疲れることです」とその理由を話している。この報道の4日前には米Business Insiderにも現在契約中の映画に専念したいとして『ソー5』には関わらないと話していた。タイカ・ワイティティ監督はサッカー映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』が2024年2月23日公開を控えている他、「スター・ウォーズ」の新作映画など、複数の作品を抱えている状態だ。
クリス・ヘムズワースは『ソー:ラブ&サンダー』の公開前に、アルツハイマー病のリスクが他の人より高いことが発覚し仕事量を減らす方針をとっていた。2011年から10年以上にわたって演じてきたソー役の続投にも注目が集まっていたが、マーベルとクリス・ヘムズワースは『ソー5』の制作について話し合いを行なっているようだ。
「マイティ・ソー」シリーズからは、ソーの弟ロキを主人公に据えたドラマ『ロキ』(2021-) が高い人気と評価を集めており、ソーとロキの再共演に期待する声も高まっている。同時に『ソー:ラブ&サンダー』ではソーに義理の娘が誕生し、ファンはその後のソーの物語にも注目している。
これまでの「マイティ・ソー」シリーズの全世界興行収入は、第1作目が約4億5,000万ドル、第2作目が6億4,400万ドル、第3作目が8億5,400万ドル、パンデミック後に公開された第4作目も7億6,100万ドルと高い数字を維持してきた。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーによるMCUの“ビッグ3”の中では、クリス・ヘムズワース演じるソーは唯一の現役キャラ。トム・ヒドルストン演じるロキと並ぶ人気キャラでもあるソーは、今後もクリス・ヘムズワースによって演じられる可能性が高そうだ。
『ソー:ラブ&サンダー』は4K UHD MovieNEXとBlu-rayのセットが発売中。
Source
Inverse /
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