『流転の地球』続編は秋から撮影開始へ 『デューン』中国公開も決定 映画効果でSF小説市場も加速との報道も | VG+ (バゴプラ)

『流転の地球』続編は秋から撮影開始へ 『デューン』中国公開も決定 映画効果でSF小説市場も加速との報道も

中国电影集团

『流転の地球2』が撮影開始へ

「中国初のSFブロックバスター」と呼ばれ、前評判通りのメガヒットを記録した映画『流転の地球』(2019) の続編『流転の地球2(原題: 流浪地球2)』の撮影が今秋10月からスタートする。中国メディアの環球時報が報じている。『流転の地球』の続編製作は2020年11月に発表されていたが、この時と同じく2023年の春節公開の予定は変わらないようだ。

更に香港映画界の大スター、アンディ・ラウが『流転の地球2』に出演することも報じられている。既報では前作で監督を務めたフラント・グォ(郭帆)が続編でも指揮をとることが発表されていたが、脚本も担当することが明らかになった。

前作『流転の地球』は、「三体」シリーズで知られる劉慈欣の短編小説「さまよえる地球」を長編映画化した作品。ストーリーは、赤色巨星化する太陽を前に、人類は地球ごと太陽系を脱出することを試みるが、その道のりで木星との衝突という危機に直面するというものだ。『流転の地球2』のあらすじには「流転の地球時代の若者たちは、再び難局に直面し、命をかけた戦いに身を投じる」と書かれており、続編でも壮大なスペクタクルを楽しむことができそうだ。

『デューン』新作の中国公開も決定

また、日本で2021年10月15日(金)の配信開始を予定しているアメリカの大作SF映画『DUNE/デューン 砂の惑星』も中国での上映が決定し、中国のSFファンの間で安堵が広がっている。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『エターナルズ』は中国での公開が未定となっており、中国の映画市場は当局の検閲をクリアできるかどうかが課題となっている。米メディアのVarietyは中国における映画の検閲情報をかねてから詳報しており、『流転の地球2』の撮影開始を「検閲を通過」という見出しと共に伝えている。

一方で、環球時報は、『流転の地球』をはじめとするSF映画のヒットが助力となり、2019年の中国におけるSF小説市場は前年比13%増の20億1,000万元(約342億円)に達したとしている。中国のSF市場規模は既に1兆円に達しており、今後もさらなる発展が見込まれる。

『流転の地球』はNetflixで配信中。

『流転の地球』(Netflix)

なお、原作者の劉慈欣の短編集は早川書房から発売される予定となっている。劉慈欣の「三体」シリーズは全三巻が発売中。

¥1,496 (2026/06/03 11:21:40時点 Amazon調べ-詳細)

Source
環球時報 / Variety

『DUNE/デューン 砂の惑星』のメイン予告はこちらから。

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. ネタバレ解説『ヴェノム4』はある? 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』後について監督が語ったこと、続編の可能性は

  2. ネタバレ解説&感想 映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』ラストの意味は? クスィーガンダムの役割を考察

  3. ネタバレ! ピーターとMJは…ラストをマーベル公式が解説 トムホとゼンデイヤも語る『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

  4. 狙うは100億円の金茶碗!?『黄金泥棒』2026年4月公開決定 萱野孝幸監督最新作、田中麗奈主演、森崎ウィン出演