『DUNE/デューン 砂の惑星』米メイン予告が公開
2021年10月15日(金) に日本で公開される『DUNE/デューン 砂の惑星』より、アメリカ版のメイン予告が公開された。
中には、ティモシー・シャラメ演じる主人公のポールがゼンデイヤ演じるチャニの夢について、ジェイソン・モモア演じるダンカンに相談するシーンも。
宇宙船やアトレイデス家の軍勢、そして指揮をとるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がデザインに丸一年を費やしたという砂虫の姿も。「実際に生物として存在していてもおかしくないように」と生物としてのリアリティも追求した新たな砂虫の全容が明らかになっている。また、ポールの新スーツ姿など、今回の公式予告には見所が満載だ。
期待がかかる『DUNE/デューン 砂の惑星』
『DUNE/デューン 砂の惑星』は、1965年にフランク・ハーバートが発表した小説を実写映画化した作品。『デューン』の劇場映画化は36年ぶりで、『メッセージ』(2016) や『ブレードランナー 2049』(2017) を手掛けたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がスクリーンに復活させる。音楽は、この作品に参加するために『TENET テネット』(2020) の依頼を断ったハンス・ジマーが手がける。
壮観なのはその出演陣だ。『君の名前で僕を呼んで』(2017) で第90回アカデミー主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメが主人公のポール・アトレイデスを演じ、『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』(2019) のゼンデイヤがチャニを演じる。その他にも、「スター・ウォーズ」続三部作のオスカー・アイザックがレト役、『ドクター・スリープ』(2019) のレベッカ・ファーガソンがジェシカ役、『アクアマン』(2018) のジェイソン・モモアがダンカン役、MCU映画でサノスを演じたジョシュ・ブローリンがガーニー役など、豪華キャストが揃う。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は、もともとはドラマ化を含むフランチャイズ化を目指していた「デューン」シリーズの第1弾。続編が製作されるかどうかは本作の興行にも左右される見込みだが、コロナ禍の重苦しい空気を打ち払いヒットを記録した『ゴジラvsコング』(2021) に続くレジェンダリーのSF大作になる。2021年は、7月に公開された『ブラック・ウィドウ』でMCU映画がカムバックを果たし、12月には『マトリックス4』の公開も予定しているSF映画の当たり年。『DUNE/デューン 砂の惑星』にも期待しよう。
なお、ドラマ版第1弾となる『デューン:シスターフッド(原題)』はショーランナー決定の一報が入っている。詳しくはこちらから。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年10月15日(金)より劇場で公開予定。
フランク・ハーバートによる『デューン』の原作小説は新訳版がハヤカワSF文庫から発売中。
ハンス・ジマーが手がける『DUNE/デューン 砂の惑星』のサントラ情報はこちらから。
映画第3作目についてドゥニ・ヴィルーヴ監督が語った内容はこちらから。
『DUNE/デューン 砂の惑星』の過去作へのオマージュはこちらの記事で。
砂虫のデザインについての制作秘話はこちらから。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が語ったSF映画を作る理由はこちらから。