キャプテン・マーベル続編『マーベルズ』は「大作になる」 出演者のテヨナ・パリスが語る | VG+ (バゴプラ)

キャプテン・マーベル続編『マーベルズ』は「大作になる」 出演者のテヨナ・パリスが語る

© 2021 Marvel

『マーベルズ』撮影進む

『キャプテン・マーベル』(2019) の続編は大作映画として公開されるようだ。『マーベルズ』のタイトルで2022年11月11日に全米公開を予定している「キャプテン・マーベル」シリーズ第2弾は、2021年8月上旬にはアメリカ国内で撮影を開始していたことが明らかになった。そして今回、『マーベルズ』でモニカ・ランボー役を演じるテヨナ・パリスが米人気トークショーの『Late Night with Seth Meyers』にゲスト出演し、撮影が進んでいる『マーベルズ』について語っている。

「かなりの大作になる」

人気司会者のセス・マイヤーズから「秘密保持契約を破って三つのことを教えてくれると聞いたのですが」との無茶振りを受けたテヨナ・パリスは笑顔で以下のように答えた。

そうですね、まず私はロンドンにいます。『マーベルス』の撮影で素晴らしい時間を過ごしています。そして、本作はかなりの大作になります。とてもワクワクしていますし、(公開が)待ち遠しいです。

意外と重要な情報を提供してくれている。まず、『マーベルス』の撮影がロンドンで行われているということだ。これまで、アメリカ国内とイタリアのトロペーアがロケ地になることが明らかになっていたが、イギリスでも撮影が行われているようだ。

また、『マーベルズ』を「かなりの大作」と表現している点もポイントだ。キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースを演じるブリー・ラーソンは米SiriusXMのインタビューで、「これまで誰も知らない、見られない、あり得ない世界を作っている」と撮影が進む『マーベルズ』の様子を表現していた。『マーベルズ』がMCUの中でも秀でた大作として制作されていることは間違いなさそうである。

『キャプテン・マーベル2』の仮題から『マーベルズ』という正式タイトルが発表された本作には、ドラマ『ミズ・マーベル』からイマン・ヴェラーニ演じるカマラ・カーンが登場することが決まっている。テヨナ・パリスが演じるモニカ・ランボーは原作コミックで二代目キャプテン・マーベルに就任する人物だ。初代キャプテン・マーベル二代目キャプテン・マーベルミズ・マーベルの三人の“マーベル”が集結する可能性が高い『マーベルズ』は、“ヒーロー集合”のコンセプトに見合った大作映画になるのだろう。

『ワンダヴィジョン』の思い出も

また、テヨナ・パリスはMCU初参戦作品となったドラマ『ワンダヴィジョン』への出演についても以下のように語っている。

本当に嬉しいことでした。私が一緒に仕事をしたポール(・ベタニー)やリジー(エリザベス・オルセン)をはじめとするクリエイティブチームは皆信頼できる人たちでした。撮影中にパンデミックに突入したのですが、撮影に戻って皆と再会できた時は喜びを分かち合いました。こんな奇妙な時代にあって、お互いが心の支えになっていました。ですから、とても特別な時間でしたよ。そしてパンデミックを経験してからドラマを観ると、また違う意味で、始めた時よりも深いところで更に特別なものになりました。

『ワンダヴィジョン』では、『キャプテン・マーベル』に登場した幼いモニカ・ランボーのその後を演じたテヨナ・パリス。コロナ前とコロナ禍をまたいで実施された撮影には特別な思い出が残ったようだ。

なお、『ワンダヴィジョン』で第3話と第4話の脚本を手掛けたミーガン・マクドネルが『マーベルズ』の脚本家に就任している。『ワンダヴィジョン』第4話はモニカ・ランボーが“指パッチン”から復活するシーンから幕を開ける重要回だ。『マーベルズ』の監督は、2021年10月15日(金) 日本公開の映画『キャンディマン』で指揮をとったニア・ダコスタが務める。テヨナ・パリスは『キャンディマン』でもメインキャラクターを出演じている。

果たして、モニカ・ランボーによる二代目キャプテン・マーベルは誕生するのか、“大作映画”として製作される『マーベルズ』の公開を楽しみに待とう。

映画『マーベルズ』は2023年11月10日(金)に日米同時公開。

『マーベルズ』にはドラマ『梨泰院クラス』で知られるパク・ソジュンの出演が噂されている。詳しくはこちらの記事で。

『マーベルズ』の概要はこちらの記事で。

ドラマ『ホークアイ』の予告編とその解説&考察はこちらから。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告編の解説&考察はこちらから。

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